雨乞岳(武平峠から往復)〜北風が吹き抜けた日
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 689m
- 下り
- 698m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 7:20
天候 | 快晴 終日強い北風 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
武平峠駐車場は無料、30台分ほどでトイレ有 トンネル西側にも駐車場有 (当日は快晴の休日で、登山者の他、バイクやレース仕様車の愛好家なども利用) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは武平トンネル滋賀県側の登山口,砲△襦 トンネル内に細い歩道がありますが、往来の車に不安を感じる場合は、トンネルの北側上にも道がある。 登山道は 銑までの標識や矢印標識、赤や黄色のテープ、ペイントマークなどを参考に、樹林帯から谷添いに下り、沢を何度も渡ったり、高巻にしたりして歩く。 どちらに進んだらよいのか判らなくなるような場所もあるので注意。 前方に小高い七人山が現れ、左にまわり込み、林を抜け笹を登り詰めていくと東雨乞岳、笹原のその先に雨乞岳。 |
その他周辺情報 | 御在所ロープウェイ(当日は強風のため、終日休止) 湯の山温泉(複数施設あります) |
写真
装備
備考 | 強風で体感温度が予想よりも寒く、ソフトシェルと手袋を終日着用。 サーモスのお湯も温まる やっぱり地図とコンパスは必携 |
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感想
快晴の澄みきった空は、北風が吹き抜け、朝は一気に冷え込んだ。
ソフトシェルを着たけど、風を受けると寒い!耳が冷たい!
雨乞岳は迷い易いと聞いていたので、方向音痴を自覚している私としては、単独行は避けるのが無難。
なるほど小谷や沢に沿いながら、渡渉や高巻を繰り返し、進行方向の判断を迷いそうな場所もある。明るい時はいいけど、悪天候や日没間近だと不安を感じるかもしれない。
でもそれらも含めてなかなかに面白いコースで、谷間から小高い山が現れたら、それは七人山、左に回り込んでいき、笹道を登って行くと周りは開け、素敵な眺望が得られる。
そのメリハリもこのコースの魅力かもしれない。
東雨乞岳からの360度の眺望も、他の鈴鹿の山とはまた違う。
北西に滋賀の平野、琵琶湖、北に御池岳、藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、東に御在所岳、伊勢湾、鎌ヶ岳、鎌尾根、南に入道岳、野登山、仙ヶ岳、西に綿向山と見渡せる。
同行メンバーの関東圏から三重県に転入されたばかりという女性から、鈴鹿セブンでどこが一番良かった?と聞かれたけど、雨乞岳も良かった。
鈴鹿の山それぞれに良さがあって、異なる魅力がある。
セブンに拘ることなく、手強く楽しい。
どうぞ安全で楽しい登山を!
実は、地点を過ぎた場所で、同行者の1人がバランスを崩して谷側に転落したのです。
掴んだ木の枝は引っかかっていただけの物だったようで、5〜6m転がり落ち、木に掴まり、谷底までは落ちずに済みました。
けがの状態は?歩き続けられるのか?みんな心配しました。
幸い軽傷で、登山をつづけられそうだったので、ガイドのM氏がロープで体を繋ぎ補助して歩きました。
足場の不安定な場所を過ぎ、落ち着いてきてからロープを外し、その後は全員登頂、下山と無事に完了しました。
鈴鹿の紅葉ピークは今月末位かと思っていたのですが、この日の強い北風に木の葉も散らされて、今日を境に山は冬に向かうようです。
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