ホッケ山第二支稜から中ユリ尾根下山
- GPS
- 06:18
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,333m
- 下り
- 1,336m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり雪降ったり雨降ったり(^^;)。全部味わいました! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
意外なことに、登りも下りもマーキングがしっかりあってありがたかったです(^^)。下山の最後に登場する中谷の鉄梯子は以前より崩壊したかもしれません。トラロープもだいぶ傷んでました。 |
写真
感想
寝坊してゆっくり目に出発(^^;)。今日は蓬莱駅から目指していきます。すぐに小女郎登山口との分岐に差し掛かりますが、今日はそのまま直進。その先に学校がありましたが、その標語にガッツをもらって(^^)先に進むことができました。この頃は晴れておりました。
やがて林道歩きになりました。蓬莱駅出発なのでアプローチが長いのは織り込み済みです。しかしこのあたりの林道は悪くありません。静かな別荘地を越えて杉林を歩いていくのはとても気持ちいいです(^^)。未舗装路に入ったかと思えば舗装路に合流。しかしながらしっかり整備されているのがこれまたありがたい。
ショートカットして向かうと、なんと取り付きを越えてしまうオチ(^^;)。そのあたりで取り付いても良かったのですが、せっかくなので周辺を調査してみます。取り付きの尾根入り口はこれかな。目印を探してみると、ピンクテープが同じ場所に3カ所付いていました。ショートカットの意味なし(^^;)。ここから山行が始まります!
早速見えたテープに向かうも、石塔があってその先なし(笑)。これは石塔へのテープですね。左右に尾根があるのでどちらでも行けそうですが、左の尾根に乗るとすぐさま明瞭な踏み跡が登場しました(^^)。おお、こんなに明瞭?結構登られているのでしょうか。もっとも、誰にもお会いする予感はしませんが(^^;)。
明瞭な道を進みます。比良によくある凹部を伴った古道ではなく、これは登山道ですね。林業の方の道かもしれません。しかしブルーリボンがしっかりあって、踏み跡のみならずしっかりガイドしてくれます。これでバリエーション(^^;)?すごく普通に歩けます。
そのうち凹部を伴った古道っぽい道が合流してきました。そっちからも来られるんですか。このエリアも奥が深そうでワクワクします(^^)。また行きたいところが増えて困る(^^;)。その先からはトラバース気味な道になりました。もっともこのあたりもこれでもかとリボンがあって迷うことはありません。
トラバースに感じたのはおそらく尾根の右側に道が付いてるからですね。しっかりと登りは登りです(^^;)。なんで尾根芯じゃないんだろう。リボンたっぷり、一か所トラロープもありました。やっぱりしっかり管理されている方がいらっしゃるようです。今日は初見なのでありがたくガイダンスに従って登ります(^^)。
登りが一旦落ち着くと杉林に。さらに行くとまたしても別の凹部道と合流。その先は登山道が古道と合流したような感じです。しかしですね、古道が荒れていることからか古道の左側(下から見て)にしっかりリボンで直登ルートが導かれているのです。そんなに歩かれているのか驚きでしたが、せっかく整備されているなら足跡を残すのがむしろ道を残すことに貢献できるので、できるだけリボン通りに歩きます。
やがて空が開けて歩きやすい傾斜になり、一般道への合流が近いことを感じます。ここは途中で消えずにちゃんと登山道に合流するんだ(^^)。本当にいい道でした。眺望あり、整備あり、迷う心配なし。地図に書かれていないのがもったいない、本当にいい道でした。バリエーションなのでお勧めしていいものかとは思いますが、北の中井新道に並ぶ南の第二支稜と言える道でした。
程なく一般道に合流。これほどの道ならば何か印があるだろうと探すと、目の前の木に傘が(^^;)。いや、コレジャナイ感。その奥に、古い「火の用心」の看板がありました。下山で使うにはこれが目印ですね。本当に、普通に下山で使えるいい道でした。湖西線を目指すなら権現山から和邇に行くより、こちらの方が私にはずっといい道だと感じました(個人の見解です)。
この先は普通にホッケ山へ。ついでに第一支稜も見学。こっちは踏み跡少なそうです(^^;)。まあ、多分いつかやるでしょ(笑)。その先の蓬莱山を望むと、雪が舞っているのが見えます。このあたりを境にドラスティックに天気が変わりますね。待ちわびた冬山の気配にテンション上がる(^^)。蓬莱山を目指します。
天空の稜線を北風に吹かれつつ楽しみつつ、今日のメインの蓬莱山に到着(^^)。寒いので山頂はとっとと退散します(^^;)。武奈ヶ岳方面も天候厳しそうに見えましたがどうだったのでしょう?なんか、北風に吹かれて疲れたのもあり、もうキタダカ道で下山しようかと思いましたが、冬に向けて葉っぱが落ちたルートを見るためにも予定通り行くことにしました。
汁谷に降りてからの木戸峠、この辺りまでは人の気配があって安心な場所。人外の場所に戻って、分岐に向けて進みます。ここら辺は厳しいことはないです。やがて、中ゆり分岐に着きました。初夏に藪にやられましたが、今日は順調に進めそう(^^)。中ゆり道に進んで行きます。
やっぱり落葉のおかげで道はわかりやすいです(^^)。順調に進みますが、それなりに道に藪が伸びてます。ここも歩く人が減っているのか、もったいないですね。もっとも葛川越との合流直前の崩落を手入れできないうちはおすすめしようもないですよね。このあたりで雨になりました。もうちょっと持ってくれ(^^;)。
ようやく中ゆり尾根との分岐に到着。今日は尾根方面に進んで行きます。初見の尾根下りはリスクフルですが、冒険を楽しませてください(^^)。中ゆり道よりもしっかり付いているテープを頼りに歩くのは、むしろ頼もしくてメインルートなのかと気持ちよく歩けました(^^)。冒険している感がたまらん!
しかしそれは途中まで(^^;)。わかってはいましたが、斜度が上がって下りづらい。しかも落ち葉が乗っていて足元が見えない上に、濡れた落ち葉や枝やコケが雨のせいで滑る滑る(^^;)。これは今日来る場所じゃなかったか。ほぼ尾根筋を直下していくのですが、想像以上にテープでガイドしてくれているのが本当にありがたいです。
枯葉の下が見えないので手を頼りに進むも、ナナカマドと枯れ木を掴み損なって転倒(^^;)。止まって良かった。怪我なし服の破れもなしで良かった(^^)。尾根筋の下りは支尾根にはまらないよう気を遣うので、緊張感で汗だく。テープは命綱、外さないようにしっかり探しつつ下って行きます。何度か引き返しつつでしたが(^^;)。
水の音がしてきたなと思うとおそらく中谷の合流近く。正直、今日の天気で初見でここを下山路に選んだワシはアホかも(^^;)。最後も何とかエグジット。持っていたロープを出すほどではありませんでしたが、一番汗をかいたのはこの中ゆり尾根下山。この季節なのに足が攣りました(^^;)。
安全な場所まで抜けたせいか、今年はきれいじゃないなと思っていた黄葉が、なんか美しくて目に染みる(^^)。気持ち良くも疲れつつ比良駅に向かいます。振り返ると蓬莱山あたりを境に天気が見事に違います。北はしぐれて南は晴れ。こんなに天気予報通りとは(^^)。今日も無事下山できました。ありがとうございました!
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