雄山神社
- GPS
- 04:39
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 616m
- 下り
- 619m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
個人装備 |
フリース
Tシャツ
レインジャケット
レインパンツ
靴下
グローブ
ニット帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
ツェルト
ストック
ピッケル
アイゼン
カメラ
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感想
毎年、この時期は年間の仕事のピーク。山に行けずに悶々としているはずなのだが…、色々ありすぎて限界!休日出勤なんかしている場合ではない!山へ…行こう…、雪山へ!!
最終営業日直前の土曜日、みくりが池温泉に空きが出た!予約だ予約、ここならお天気悪くても温泉まったり旅になる!
そうは言いつつもお天気は気になる。次第に天気予報は悪く変わり始める。まぁ、良いさ、気分転換に旅行だ。
土曜日は始発?の新幹線で富山へ向かい、立山から室堂へ。
ところが、前日の夜間作業の遅れで新幹線の運転が見合わせ(・_・;
よくよく案内を聞くと、30分押し位で発車見込み。うん、大丈夫、乗り換え1時間余裕みてたし〜。
新幹線→電鉄富山→立山黒部アルペンルートで無事、室堂入り。
お天気は?ど〜んより、見えるはずの山が見えない。室堂ターミナルで翌日の登山届を提出し、いざ、みくりが池温泉へ!
ターミナルのお蕎麦屋さんで腹ごしらえをしてから、お宿へ向かう。
みくりが池の辺りで何やらカメラを構えた人々が集っている、…もしや!?
ライチョウさんだ!こんにちは♪真っ白ではないが、冬毛のライチョウ!初めてだ〜!!
うんうん、そうだね、ライチョウ日和だもんね。
さて、みくりが池温泉のチェックインは14:00とか、1時間くらい早いけど?不安に思いながらフロントに行くと、スルッとチェックインできた。
ホッと一息、荷物を下ろして寝床を先に作り、さて…。温泉も満喫したいが、せっかくのライチョウ日和。少し散策してみよう。チェーンスパイクと、必要なさそうだがゲイターを持って宿を出る。階段や下りの斜面はやはりチェーンスパイクがあると安心だった。
みくりが池の辺りでは再びライチョウ。さっきの子なのかな?更に近くでポーズをとってくれている。ありがたく撮影。
みくりが池をぐるっと一周まわろう、そう思い歩き出す。それにしても視界が悪い。明日もこんなだったら山は無しだな、そんな事を考えながら歩いているうちにみくりが池の淵より一本外側に迷い込んだよう。何せ、本当に何も見えないのだ。しまいには、膝ぐらいまで踏み抜く。あ、ゲイター、持ってるじゃん!最初からつけておけば良かった。これはマズイと、山レコも起動。自分がいる場所、向かうべき方向を確認する。
雷鳥沢との分岐に出て宿の方向に向かう。
さて、みくりが池温泉に戻ったら、ピザだ!このために夕食は遅い時間帯、19:00を選んだのだ〜!!
あ、アレ?売切れ?え!トーストなら有るの?え、でも、お腹空いてるわけでは無いし(T ^ T)
諦めてケーキセットを注文した。あ、食べるんかい!
山小屋でまったりスイーツとコーヒーを楽しみながら読書。いいね、こんなのに憧れていたよ。
だいぶ外も暗くなっている、様子を見に出ると、雪だ、雪が降っていた。明日…無理かな?
食事の前に温泉で癒され、ちょうどお腹も空いてきた。19:00が待ち遠しかった。時間ぴったりに食堂へ。
相変わらず、おもてなしのお食事だ。蒸し物、焼き物、お刺身、小鉢と鮭のちゃんちゃん焼きまで、とても美味しゅうございました。
ブリのお刺身は食べられないので、火をつけていただいたちゃんちゃん焼きの中にすかさず投入!!残さずに食べる事ができました笑笑。
夕食後は再び外の様子を伺う。星空どころか、雪の雲に覆われている様子。
お腹が落ち着いたところで再び温泉で身体を温め、寝床につく。
朝は5:00位に起きるつもりだったが、周りの音で目覚めるだろうとアラームをセットせずに寝た。
目が覚めると5:30を過ぎたところだった。
朝食は6:00からで、並んだ順だから、まぁ、2巡目位でよいか。朝の温泉はお預けだな、荷物をデポして、下りてきてから入ろう。
朝食会場は思いの外空いていて、特にどうということはなかった。ただ、寝坊した、という開き直りなのか?モーニングコーヒーまで楽しんでから出発となった。
身支度を整えて外に出ると!わぁ!晴れてる!なんと!
太陽に照らされる真っ白な山肌が美しい。タマラン、これは…行くぞ雄山へ〜!
途中まではツボ足で歩く。少し斜面になってきた辺りでアイゼンを着け、久しぶりの感触を楽しむ。
向かう先も、振り返る景色も、何もかもが美しい。涙が出てくる、なんて綺麗なんだ…。
急ぎ過ぎないように気を付けながら、景色を堪能しながら歩き、一の越山荘まえに到着。
さて、ここからが勝負。雪があるからそれほどでもなかった、とは昨夜話した方に聞いていたが、とは言えガレ場だ。気をつけて行こう。
まだ、直登するほどには雪が無いため夏道のルートを辿る。この季節に雄山に登るのは初めてだ、ワクワクと不安が錯綜している。
一歩ずつ確実に、疲労を溜めない歩き方を意識しながら登り続ける。
三の越辺りから、風が強くなってきた。鼻と耳が痛い。鼻と耳を覆い、更にフードで風を防ぐ。
黙々と歩き続けて社務所前に到着。既に3パーティくらいの方が居た。
ザックを下ろして、山頂のお社を目指す。
それにしても、お天気が良すぎる。剱岳を始めとする周りの山がクリアーにみえる。
山頂でひとしきり写真を撮り、景色を堪能して社務所前に戻る。本当は、ここでコーヒーを飲むつもりだった。お湯も、ドリップパックも持ってきていた…でも、トイレに行きたい。ここでコーヒーを飲んでしまっては、尿意を助長する。あぁぁ、残念!
諦めて、キャラメルを一つ口に放り込んでから下山開始。一の越までは気を抜いてはいけない!
転けたら終わり、気を引き締めて下る。
無事、一の越へ下りた。休憩がてら、ピッケルとヘルメットを片付ける。
さあ、あとは気を付けて室堂ターミナルへ、お手洗いへ…。
そうは言いながらも、この景色を堪能させて欲しい。座り込んで延々と眺めていたい気持ちを抑えつつ、景色を楽しみながら無事下山。
みくりが池温泉でお風呂を借り、とろろ昆布のおうどんをいただいた。
急げば一本早いバスに乗れそうでかなり迷ったが、なにもこんなに景色が良いところから慌てて帰らなくてもよいじゃない?そう思い直し、予定通りの14:30のバスまで存分に充電した。
帰る頃にはお天気が崩れ始めてきた。
あぁ、なんてタイミングが良かったんだ。
ありがとう、これできっと、年末まで頑張れる。腐らないで頑張ろう!
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