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Yamareco

記録ID: 7526462
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

日本コバ【宮坂峠〜大山谷林道、そして南尾根で永源寺ダムまでプチ縦走】

2024年11月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
onetotani その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:38
距離
13.9km
登り
1,022m
下り
1,161m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:52
休憩
1:48
合計
8:40
7:12
5
スタート地点
7:23
7:29
28
7:57
8:03
26
8:29
23
8:52
8:58
15
9:13
9:16
15
9:31
9:35
4
9:39
9:43
21
10:04
41
大山谷林道に合流
10:45
11:27
11
11:38
11:44
10
11:57
8
12:15
12:25
9
13:06
13:09
41
13:50
13:52
58
co837m(南尾根分岐)
14:50
14:52
33
関電鉄塔No.13?
15:25
15:37
15
石垣
15:52
ゴール地点
天候 曇り 時々晴れ間    【気温】8℃前後
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅「奥永源寺渓流の里」に隣接する登山者駐車場に集合、
永源寺ダム林道の下山口に置き車し、乗り合って君ヶ畑町の天狗堂登山者
駐車場に移動。
その他周辺情報 【惟喬親王御陵】
https://yossy.main.jp/post-21950-21950.html

【木地師やまの子の家】
https://ja.wikipedia.org/wiki/すめら学園

【気になった石垣群】
「鈴鹿10座ビジターセンター」に問い合わせると、
九居瀬(くいぜ)城の跡ではなく、永源寺ダムの水没集落の一つ、
九居瀬村の集落跡ではないかとの情報。
「天狗堂登山者駐車場」から君ケ畑の集落へ入り、「大皇器地祖神社」の参道へ。
2024年11月24日 07:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 7:20
「天狗堂登山者駐車場」から君ケ畑の集落へ入り、「大皇器地祖神社」の参道へ。
天狗堂の登山口を確認。
2024年11月24日 07:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 7:22
天狗堂の登山口を確認。
境内を通り抜け、
2024年11月24日 07:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 7:23
境内を通り抜け、
《宮坂峠登山口》
登山口からうす暗い植林帯へ入ります。
2024年11月24日 07:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 7:24
《宮坂峠登山口》
登山口からうす暗い植林帯へ入ります。
うす暗い植林帯のジグザク道から変わった尾根下に絡んだ道で主尾根へ向かう。
2024年11月24日 07:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 7:53
うす暗い植林帯のジグザク道から変わった尾根下に絡んだ道で主尾根へ向かう。
《宮坂峠》
林道が乗越す主尾根に到着。
2024年11月24日 08:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
11/24 8:00
《宮坂峠》
林道が乗越す主尾根に到着。
ヒカゲノカズラが林床を埋める尾根下には並行して林道が延びる。
2024年11月24日 08:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 8:13
ヒカゲノカズラが林床を埋める尾根下には並行して林道が延びる。
co700m辺りが見頃のラインかな?
2024年11月24日 08:15撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 8:15
co700m辺りが見頃のラインかな?
《黒谷の頭》
東近江市の道標に従い左折。
2024年11月24日 08:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 8:29
《黒谷の頭》
東近江市の道標に従い左折。
《P692》
尾根が交差するピークは直進。
2024年11月24日 08:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 8:39
《P692》
尾根が交差するピークは直進。
足元は落ち葉の絨毯でフカフカ。
2024年11月24日 08:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 8:42
足元は落ち葉の絨毯でフカフカ。
紅葉の陽だまりハイクにやって来たと錯覚するような穏やかな尾根が続く。
2024年11月24日 08:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 8:47
紅葉の陽だまりハイクにやって来たと錯覚するような穏やかな尾根が続く。
青空に映える紅葉。
2024年11月24日 08:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 8:53
青空に映える紅葉。
《須柱谷の頭》
2024年11月24日 08:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 8:55
《須柱谷の頭》
《須柱谷の頭》
直進する尾根を見送り分岐の目印から南西へ下る。
2024年11月24日 08:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 8:57
《須柱谷の頭》
直進する尾根を見送り分岐の目印から南西へ下る。
突然現れた貯水設備?の舗道を下ると、
2024年11月24日 09:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 9:07
突然現れた貯水設備?の舗道を下ると、
《木地師やまの子の家》
一般的な宿泊施設とは違うような・・・。
2024年11月24日 09:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 9:08
《木地師やまの子の家》
一般的な宿泊施設とは違うような・・・。
《木地師やまの子の家》
広場には見応えの有る紅葉が。
2024年11月24日 09:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 9:17
《木地師やまの子の家》
広場には見応えの有る紅葉が。
《木地師やまの子の家》
今は無き皇(すめら)学園開園の10周年記念で「白玉」と植樹されたようです。
2024年11月24日 09:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 9:19
《木地師やまの子の家》
今は無き皇(すめら)学園開園の10周年記念で「白玉」と植樹されたようです。
《惟喬親王御陵》
県道34号を西へ向かい筒井峠に近づくと駐車場が。
2024年11月24日 09:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 9:33
《惟喬親王御陵》
県道34号を西へ向かい筒井峠に近づくと駐車場が。
《惟喬親王御陵》
惟喬親王の座像を横目に簡易舗装の道を進む。
2024年11月24日 09:34撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
11/24 9:34
《惟喬親王御陵》
惟喬親王の座像を横目に簡易舗装の道を進む。
《惟喬親王御陵》
舗装道の終点辺り、「千軒址」の広場から西側の小尾根に取り付く。
2024年11月24日 09:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 9:44
《惟喬親王御陵》
舗装道の終点辺り、「千軒址」の広場から西側の小尾根に取り付く。
小尾根には「鈴鹿10座」のテープがあちこちに。
2024年11月24日 09:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 9:47
小尾根には「鈴鹿10座」のテープがあちこちに。
小尾根から大山谷林道(衣掛林道)に飛び出し10座のテープを確認。
2024年11月24日 10:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
11/24 10:03
小尾根から大山谷林道(衣掛林道)に飛び出し10座のテープを確認。
盤石の丘分岐に到着。
2024年11月24日 10:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 10:50
盤石の丘分岐に到着。
《盤石の丘》
霊仙山を一望。
2024年11月24日 10:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 10:54
《盤石の丘》
霊仙山を一望。
《盤石の丘》
竜ヶ岳〜釈迦ヶ岳方面。
2024年11月24日 11:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 11:00
《盤石の丘》
竜ヶ岳〜釈迦ヶ岳方面。
《盤石の丘》
好展望の丘、以前は萱刈りの人の休憩地だったようだ。
2024年11月24日 11:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 11:00
《盤石の丘》
好展望の丘、以前は萱刈りの人の休憩地だったようだ。
《盤石の丘》
琵琶湖を望む。
2024年11月24日 11:01撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 11:01
《盤石の丘》
琵琶湖を望む。
《盤石の丘》
風も無いし、ここで食事にしましょう。(藤原岳は松の木に遮られて見えなかった。)
2024年11月24日 11:01撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 11:01
《盤石の丘》
風も無いし、ここで食事にしましょう。(藤原岳は松の木に遮られて見えなかった。)
《盤石の丘》
天狗堂の奥に横たわる航空母艦は御池岳だ。
2024年11月24日 11:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 11:28
《盤石の丘》
天狗堂の奥に横たわる航空母艦は御池岳だ。
【大山谷林道(衣掛林道)】
林道の展望地から望む天狗堂、御池岳、藤原岳が重なる景色。
2024年11月24日 11:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 11:36
【大山谷林道(衣掛林道)】
林道の展望地から望む天狗堂、御池岳、藤原岳が重なる景色。
《日本コバ登山口》
林道の終点には多くの案内板が。
2024年11月24日 11:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 11:40
《日本コバ登山口》
林道の終点には多くの案内板が。
《衣掛山》
政所分岐を通過したピークには山頂プレートがいっぱい。
2024年11月24日 11:58撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 11:58
《衣掛山》
政所分岐を通過したピークには山頂プレートがいっぱい。
外輪周回コースも興味深いけど・・・。
2024年11月24日 12:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 12:06
外輪周回コースも興味深いけど・・・。
今回は藤川谷上流部の岩屋を訪ねよう。
2024年11月24日 12:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 12:18
今回は藤川谷上流部の岩屋を訪ねよう。
《岩屋》
別名:奇人の窟
2024年11月24日 12:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 12:19
《岩屋》
別名:奇人の窟
《岩屋》
中には光も差し込み、意外に広さも高さもあり、短いながらも一本だけ鍾乳石も見られました。
2024年11月24日 12:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
11/24 12:20
《岩屋》
中には光も差し込み、意外に広さも高さもあり、短いながらも一本だけ鍾乳石も見られました。
岩屋の岩場から主脈の銚子岳、静ヶ岳、そして「重ね岩」が見える竜ヶ岳を展望。
2024年11月24日 12:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 12:24
岩屋の岩場から主脈の銚子岳、静ヶ岳、そして「重ね岩」が見える竜ヶ岳を展望。
戻った藤川谷分岐から湿地帯の藤川谷源流を横切る。
2024年11月24日 12:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 12:43
戻った藤川谷分岐から湿地帯の藤川谷源流を横切る。
そろそろ山頂かな?
2024年11月24日 13:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 13:02
そろそろ山頂かな?
《日本コバ》
展望に欠ける山頂に到着。(三等三角点:日本コバ)
2024年11月24日 13:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 13:08
《日本コバ》
展望に欠ける山頂に到着。(三等三角点:日本コバ)
政所方面分岐の奥から東尾根方面へ向かう。
2024年11月24日 13:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 13:11
政所方面分岐の奥から東尾根方面へ向かう。
【仮称:東尾根】
笠松尾根分岐を確認。
2024年11月24日 13:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 13:16
【仮称:東尾根】
笠松尾根分岐を確認。
岩屋谷の左岸尾根分岐を確認。
2024年11月24日 13:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 13:23
岩屋谷の左岸尾根分岐を確認。
痩せ尾根の紅葉。
2024年11月24日 13:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 13:42
痩せ尾根の紅葉。
痩せ尾根を通過。
2024年11月24日 13:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 13:42
痩せ尾根を通過。
広場のような平坦地、南尾根分岐のco838mかな?
2024年11月24日 13:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/24 13:48
広場のような平坦地、南尾根分岐のco838mかな?
【仮称:南尾根】
岩が集ま場所から南へ下る。
2024年11月24日 13:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 13:52
【仮称:南尾根】
岩が集ま場所から南へ下る。
危険すぎる激下りを捲き終え尾根芯に戻る。
(この傾斜は南尾根最大だった。)
2024年11月24日 14:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 14:04
危険すぎる激下りを捲き終え尾根芯に戻る。
(この傾斜は南尾根最大だった。)
伐採材が散乱する尾根。こんな場所での伐採作業も
難儀だろうな・・・。
2024年11月24日 14:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 14:14
伐採材が散乱する尾根。こんな場所での伐採作業も
難儀だろうな・・・。
紅葉を見上げ、
2024年11月24日 14:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 14:21
紅葉を見上げ、
黄葉を振り返り、
2024年11月24日 14:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 14:36
黄葉を振り返り、
300mほどを下る。
2024年11月24日 14:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 14:43
300mほどを下る。
co525mのNo.13鉄塔(関電)に到着。
2024年11月24日 14:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 14:50
co525mのNo.13鉄塔(関電)に到着。
【鉄塔巡視路】
プラスチック階段が埋もれた巡視路を下る。
2024年11月24日 15:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 15:14
【鉄塔巡視路】
プラスチック階段が埋もれた巡視路を下る。
鉄橋は渡って大丈夫か?
2024年11月24日 15:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 15:22
鉄橋は渡って大丈夫か?
《遺構?》
右岸に残るスケールの大きな石垣群はなんの遺構だろう?
2024年11月24日 15:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 15:37
《遺構?》
右岸に残るスケールの大きな石垣群はなんの遺構だろう?
左岸の踏み跡を辿って永源寺ダムの林道に下山終了。
2024年11月24日 15:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
11/24 15:52
左岸の踏み跡を辿って永源寺ダムの林道に下山終了。
【おまけ】
政所町の光徳寺 大銀杏を見上げる。
2024年11月24日 16:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
11/24 16:07
【おまけ】
政所町の光徳寺 大銀杏を見上げる。
撮影機器:

感想

今回は分散駐車ができないと歩けないプチ縦走の計画だ。
天狗堂から県道43号の筒井峠を挟んで日本コバに連なる稜線で
鈴鹿10座の2座縦走が可能になるが、長距離になるので宮坂峠登山口
から出発する。

天狗堂登山口となる大皇器地祖神社の境内を奥に進んだ登山口を入る。
陽の射さないうす暗い植林帯をジグザグと登る味気ない道から、古道の
雰囲気が漂う尾根下に絡んだ道に変わるとまもなく宮坂峠で主尾根に
乗り分岐となる。右折で天狗堂だが、我々は左折して筒井峠へ向かう。

尾根下には林道が並行して延びる緩やかな尾根を西へ向かい、
黒谷の頭、692ピークを通過する頃から要所要所に設けられた東近江市の
道標は全く見られなくなるが、この辺りの標高から見頃の紅葉がチラホラ
と現れる。晴れ間に恵まれると「陽だまりの紅葉ハイク」にやって来た
ような雰囲気で須柱谷の頭を過ぎると整備の手が入った
下りとなり「木地師やまの子の家」の敷地を下ると県道43号に着地だ。

緩やかな尾根を辿った後は舗装された県道歩きだ。いつもの形態と異なり
ここまでゆるゆる山行だが、たまにはいいだろう。
西の筒井峠へ向かってゆるく登って行くと道の脇に突然鳥居が現れ
「惟喬親王御陵」の表示が目に留まる。立派な座像が祀られた前を
簡易舗装の道が伸び、祭礼が行われる施設や「千軒址」の石柱が立つ広場
が現れるが目指す尾根の入口がはっきりしない。ヤマレコのか細い軌跡が
示す場所を探すと簡易舗装が尽きた右奥の繁みにリボンが揺れ、
小さな尾根に乗ると所々に「鈴鹿10座」テープが巻かれていた。

次第に明確な尾根形状が消え曖昧に広がると下から上がってくる道が
樹間に見え大山谷林道に飛び出すとまたしばらくは林道歩きだ。
広いしっかりした林道をだらだらと登って行くと「盤石の丘」分岐に出て
戻るように踏み跡を追うと、西から北東にかけて好展望が得られる
大きな石が集まる丘が広がっていた。

冷えた空気は眺望をクリアーにしてくれる。切り開かれた小高い丘に
立って琵琶湖、霊仙山〜御池岳〜竜ヶ岳〜釈迦ヶ岳などの山座同定を
楽しんだり食事をしたりまったりとした時を過ごすが、次々と人が
訪れる人気の高さが意外だった。

丘を下るとしばらくして林道終点で日本コバの登山口となり、衣掛山まで
僅かな距離だがほぼ直登する間、下りの人とすれ違いが多くなる。
挨拶を交わす殆どの人は「盤石の丘」をピストンして政所へ下るコース
だと言う。道の駅を基点として日本コバを登る定番のコースなんだろうか
と考えながら歩いていると山頂周回コース分岐に到着するが「日本コバ」
ビギナーの私としては「岩屋」にも興味があったので今回は「岩屋」を
往復して日本コバの山頂に向かうと、もう誰と出逢うこともなかった。

宮坂峠を出てから日本コバ山頂までほぼ整備された道を歩いてきたが
下山はマイナールートになるため気を引き締めて進もう。
山頂から突っ切るように南東向きの尾根へ入り、笠松尾根や岩屋谷の
左岸尾根の分岐を確認しながら東尾根(仮称)を進む。
所々で現れるテープや梱包紐の目印と進行方向を確認しながら進むと
やがて広場のような平坦地に出る。標高838mを確認し岩が集まる場所
から永源寺ダムを目指し南尾根(仮称)へ踏み込む。

散乱する間伐材、堆積した枯れ枝などで歩きやすい尾根とは言えないが
方向を失うことはなさそうだ。概ね傾斜はきついが標高的に色付いた
紅葉に恵まれた尾根に関電の鉄塔が現れるとそろそろ終盤だ。
うす暗く感じるような樹林の濃い尾根筋から山腹に絡んで下り、
鉄塔巡視路の埋もれたプラスチック階段に案内されて深い谷に出会うと
鉄橋が現れる。
微かな踏み跡が続く左岸を下れば車が待つ永源寺ダムの林道に出るが
右岸に現れる何かの遺構のようなスケールの大きな石垣群に立ち寄って
みるが、支柱の外れそうな古い橋を渡るのはちょっと怖かった。


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