和田峠でシシ鍋を味わい、本宮山・要倉山でジャングルを味わう。


- GPS
- 04:33
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 670m
- 下り
- 797m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自宅最寄り駅→東京駅→高尾駅→藤野駅→和田バス停 【帰り】 狐塚バス停→高尾駅→八王子駅→川越駅→大宮駅→自宅最寄り |
その他周辺情報 | 松屋自宅最寄り駅店 蒙古タンメン中本大宮 |
写真
感想
金曜日は職場の飲み会だった。朝まで寝たが少々アルコールが残っているっぽい。こんな日は、鉄道で山登りだ。久々の高尾方面、やっぱり人が多い。藤野駅でも人いっぱい、バスも増便ありということでした。
しかしながら、和田バス停からは基本一人旅、バイク、自転車、車は通るが歩く人はなし。眺望を楽しみ、晩秋の風景と空気を楽しみ、大地を踏み締めることを楽しむ。舗装道路が下りになる前に、和田峠小屋、約1時間だ。
和田峠小屋ではシシ鍋の振る舞いをやっていた。私も勧められて食べる。筋肉質で味があって美味しいですね、確かに豚より美味しい。そして一緒に煮込まれている大根が泣かせます。じっくり味が染みていました。大鍋には残り3分の1ほど、ここに辿り着いたたくさんの人に勧めていました。
食べ終わって「ありがとうございました、力になります。」と」あいさつして山道へ。すぐに分岐、以前笹尾根を縦走した時は下った道を左に見ながら真っ直ぐ進んでいきます。ここからが今日の本番、まだ歩いたことがない道を進んでいきます。しばらく歩いて右に登山口がありそちらに進みます。実線の登山道、しかも高尾、私は安心していました。
目の前のメシモリ岩山を越え、緩やかな尾根道を歩きます。赤テープは適度にありいい感じです。しかし迷いやすいところが数箇所あります、いずれも尾根トップから外れて急降下する道です。赤テープや白いペイントが見えなくなったら、ヤマレコマップで位置を確認すべきです。
本宮山を越えると、ますます登山道は荒れてきます。木をかき分けたり道がなくなったり、「ああ、ジャングルの季節がやってきたなあ。」と思います。こういうジャングルは冬に限ります。ああ、千葉に行きたくなってきました。
全く歩くところがないわけではないが、効率的に歩こうとすれば頭を使うしかない。安全に歩こうとすれば、慎重に行かねばならない。それでも、大きなミスなしに登山道を進んでいきました。要倉山は眺望はなく、軽く給水をしてここから一気下りになります。滑る落ち葉、慎重に慎重にジャングルの中を下っていきます。時々ヤマレコマップをチェック、自分のいるところが赤線の上かどうかを確認します。この辺りで時たま自動車やバイクの音が聞こえるようになります。
最後の急下りを終えると広場に出ました。しかしここはどうやら民家の庭、そろりそろりと道路に出ようとすると住民がおりました。「すいません、山を下りたらここに出てしまって・・・。」「よくいるよ。」ということで無事に道路に出ることができました。
夕焼け小焼けバス停で時間を見ると、50分ほど。「そうか、1時間に1本か」ということで、さらに歩くことにしました。狐塚バス停で、バスまで15分ほどとなり歩行終了。近くの商店で買ったビールを一気飲みしたのでした。バスで熟睡、高尾駅に戻り、八王子駅、川越駅とずっと読書、大宮の蒙古タンメン中本では、辛さは控えめのメニューを頂き電車酒場となだれ込むのでした。
今回面白かったのは「死の貝」、日本住血吸虫症との戦いであります。甲府盆地、広島県福山市片山、筑後川下流、地方病とされていて理由がわからない症状、しかも罹患すればある程度の確率で死に至るという。病気の原因は?なぜこの地域のみ病気が存在するのか?寄生虫らしいということがわかったあとも、その寄生虫はどんな風に人体に寄生するのか?寄生虫の生活史は?と調べていくうちに、中間宿主の存在の可能性が・・・。
一つひとつの可能性を考え、実験や解剖により真実を突き止めていく、その過程。そして、様々な文書が原文のまま残っているのもいいですね。面白く読めました。
そろそろ、房総のジャングルに行きたくなりました。
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