山の辺の道（奈良駅から桜井駅まで）

2024年11月30日(土) [日帰り]

• GPS: 10:05
• 距離: 34.3km
• 登り: 540m
• 下り: 524m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:33
• 休憩: 0:42
• 合計: 10:15

距離 34.3km 登り 540m 下り 524m

5:59 スタート地点
6:40 6:41 春日大社
6:46 6:46 参拝者用トイレ
8:11 8:11 崇道天皇陵 遥拝所
8:33 8:34 中澤忠七翁壽碑
8:52 8:52 延命地蔵尊
9:49 9:49 白川ダム
10:53 10:53 ハタノの滝
11:00 11:03 石上神宮
12:55 12:59 天理市トレイルセンター
14:00 14:02 檜原神社
14:27 14:31 狭井神社
14:37 15:02 大神神社
15:19 15:19 金谷の石仏
15:25 15:28 海柘榴市観音
15:33 15:34 仏教伝来の地
16:12 JR/近鉄桜井駅
16:13 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

JR奈良駅近く高架下のコインパーキングに駐車。24時間770円でした。
桜井駅から奈良駅まではJR使用

コース状況／危険箇所等

大半舗装路。土道やあぜ道のあり。極めて良好に整備されてます。
道標が曲がりに必ずありわかりやすい。それでも数カ所まちがえましたが。
トイレは北コース、南コースとも公衆トイレがあります。南コースの方が多めかな。
コンビニは山の辺の道のコース上ありません。近くにも無さそう。自販機はちょいちょい見かけたがコカコーラの様なメジャーなブランドは無さそう。

その他周辺情報

大神神社の門前の福神堂さんというお店で名物三輪ソーメンを食べました。
北半分は食事処がほとんど無かった気がする。南側は何ヶ所か食事ができるお店ありました。

写真

11/30 6:00

JR奈良駅。車を近くのコインパーキングに止めて車中泊駅のトイレに寄ってから出発。手前、旧駅舎。奥、新しい駅舎。

11/30 6:01

駅前から三条通りを東に進む。

11/30 6:06

街の真ん中に天皇陵。第九代開化天皇天皇陵。

11/30 6:11

ひがしむき商店街

11/30 6:13

猿沢池。明るくなってきた。

11/30 6:19

春日大社鳥居

11/30 6:40

春日大社の山門。

11/30 6:53

春日大社境内の上の禰宜道を通過して道路に出る。そこから少し西に進むと山の辺の道の道標。道標に合わせて進む。

11/30 6:56

新薬師寺。ここの国宝十二神将の像、私大好きなのですが今回は当然パス。また来ます。

11/30 7:05

白毫寺前。こちらもスルー。まだ開いてないし時間もない。

11/30 7:15

道路を進むと鹿よけの柵が出てくる。最初気が付かず通りすぎてしまった。ヤマレコの警告で気がつき慌てて戻る。

11/30 7:16

あぜ道のような道を進む。

11/30 7:17

害獣よけの作画続く。

11/30 7:34

町中歩いたり

11/30 7:53

田んぼの中を歩いたり

11/30 8:11

崇道天皇陵八島陵。崇道天皇とは平安初期、皇太子だった早良親王が亡くなった後追尊された名で天皇としては即位しておらず歴代天皇にも入っていないそうです。藤原種継暗殺に関与して廃位させられ絶食して亡くなったとの事。最初配流先の淡路国に陵があったが祟りを恐れてここに改葬されたらしい。

11/30 8:11

崇道天皇陵の前の八石。八島陵前石室古墳というらしい。古墳の玄室跡との事。早良親王が死の間際石を九つ淡路島より投げて落ちた所に葬ってほしいと告げた言い伝えがあるとの事。

11/30 8:13

藪の中の道

11/30 8:17

円照寺手前

11/30 8:20

円照寺のゲートの手前で右に曲がる。円照寺は部外者立禁との事。

11/30 8:21

階段の途中の手水鉢

11/30 9:06

功仁寺山門。山の辺の道は境内を通過するが入場が200円かかる。

11/30 9:08

境内の銀杏。綺麗に紅葉していた。

11/30 9:09

功仁寺。平安時代初期空海によって創建され、戦国時代松永久秀に焼かれ寛永年間に再建されたそうです。

11/30 9:35

更に進み古墳公園横を通過。小さな古墳が2基あった。

11/30 9:37

白川ダム。ここのベンチで休憩をとる

11/30 9:58

国道25号の下を通過。

11/30 10:05

県水系石上低区排水施設の間を通過。

11/30 10:11

道を少し外れて石上大塚古墳を見学。

11/30 10:26

途中、道が工事中で迂回路があった。

11/30 10:31

天理教団エリア手前で山の辺の道が真っ直ぐ進む案内になっているが、事前に調べた地図だと左に曲がることになっている。地図には迂回路の案内もある。

11/30 10:31

こちらが曲がる側の道標。但し行き先が消してある。これは行くなという事として理解し、地図の迂回路を進む。

11/30 10:35

天理教団の関連の建物が多くなってきた。

11/30 10:38

山の辺の道に合流

11/30 10:43

山沿いの道を石上神宮目指して進む

11/30 10:53

布留の高橋。見てわかる通り最近の橋ですが、元々あった橋は万葉集にも歌われた日本最古の橋との事。最古とは名が今にも残っているとしてとはと思います。小さな橋ですが影姫伝説とか高橋姓の始まりとか色々曰くがあるらしい。元の場所も違っているかもしれないとの事。

11/30 10:57

山の辺の道の中間地点、石上神宮まであと少し。

11/30 10:59

石上神宮到着。裏から入ったのは初めて。日本書紀や古事記に記述のある古くて格式のある神社。聖徳太子以前の時代の軍事を請け負っていた物部氏が祭祀しており武器庫の役割も果たしていたらしい。

11/30 11:00

門を潜ると立派な拝殿があります。国宝です。

11/30 11:02

門の外、反対側の階段を上がると摂社出雲武雄神社拝殿。廃寺になった内山永久寺から移設されたもので国宝です。

11/30 11:03

階段上から見た楼門。重要文化財。

11/30 11:05

鏡池。ターニングポイントの石上神宮に到着できて一安心。ここから南は山の辺の道の人気コースとなり歩いている人も増えます。

11/30 11:08

石上神宮で飼われている鶏たち。

11/30 11:19

更に南に進み内山永久寺跡着。

11/30 11:20

昔の絵地図。内山永久寺がいかに大きなお寺だったか分かります。明治期の廃仏毀釈で廃寺になったとの事。今にしてみればもったいない。

11/30 11:33

天理観光農園。喫茶店とかもあるみたい。休憩にはいいかも。覗かず先に進む。

11/30 11:44

夜都技神社着

11/30 11:45

夜都技神社の紅葉。空も晴れて綺麗。

11/30 11:46

夜都技神社の拝殿。茅葺で珍しい物らしい。

11/30 11:50

集落を進む。

11/30 11:55

竹内環濠集落との分岐。竹内環濠集落にちょと寄ってみる。

11/30 11:57

公衆トイレの裏から環濠を撮影。残っているのは南側のみとの事。

11/30 11:59

再び分岐に戻り山の辺進む。

11/30 12:01

南コースに入ると道中、近隣の方が作られたと思われるベンチが見られる様になる。

11/30 12:09

休憩所。ここで少し休憩する。

11/30 12:10

柿がなっている。

11/30 12:11

こちらは柑橘系。詳しくはわかりません。

11/30 12:17

舟渡地蔵。

11/30 12:18

萱生環濠集落。

11/30 12:20

南コースは無人販売が多く見られます。みかんや柿が多かった。

11/30 12:23

五所神社。道標に衾田陵の方向を示す標識があったので行ってみる事に。

11/30 12:29

衾田陵。継体天皇の皇后、欽明天皇の母、手白香皇女の陵との事。山の辺の道より少し遠かった。

11/30 12:33

五所神社に戻ってきました。再び山の辺の道を進みます。

11/30 12:33

土壁作りの塀。雰囲気ありますがここくらいしか無かった。

11/30 12:34

気づいたら墓地の中を歩いていた。

11/30 12:36

墓地の中にある頭塔っぽい石仏のピラミッド。なんて言うのかな？

11/30 12:54

長岳寺着。以前入ったことあるのでスルーしようと思い一回通り過ぎる。

11/30 12:57

天理市トレイルセンターに寄って見る。レストランもあるようだが先を急いでいたので覗くだけ。

11/30 12:58

長岳寺の山門。入りたい欲求が出てくるが大きな寺だと覚えていて時間が惜しくやはりパス。段々人も増えてきた。

11/30 13:07

第十代崇神天皇陵。

11/30 13:23

第十二代景行天皇陵。日本武のお父さんになります。

11/30 13:25

三輪山が見えてきた。

11/30 13:59

桧原神社着。

11/30 14:00

三連の鳥居の先の三輪山が御神体。初代元伊勢だったとの事。

11/30 14:04

道が古道らしくなっている

11/30 14:08

玄賓庵。撮影禁止だったので中に入らず。

11/30 14:26

狭井神社着。ここから人が一気に増える。

11/30 14:31

拝殿。写真の外の右に三輪山の登山口受付があります。午前中、9時から12時までが受付時間。

11/30 14:33

大神神社まですぐです。道の両側に灯籠が出てきて雰囲気出てきた。

11/30 14:39

大神神社拝殿。

11/30 14:50

大神神社を参拝後、三輪山名物の三輪ソーメンを食べに参道を降り門前の福神堂さんに入る。ソーメンだけでは足りなさそうなので柿の葉寿司（鯖）付きの定食を頂く。美味しかった。

11/30 14:56

こちらが外観

11/30 15:02

再び拝殿まで戻って来ました。拝殿右の出口から出て山の辺の道を進みます。

11/30 15:04

ゴールまであと少し。

11/30 15:08

平等寺山門

11/30 15:08

平等寺。新そうな伽藍でした。

11/30 15:12

山の辺の道は左の小道ですが、右を進むとすぐに崇神天皇磯城瑞籬宮跡があります。寄ってみることに。

11/30 15:14

石碑がありました。崇神天皇の都跡。

11/30 15:16

再び山の辺の道を進む

11/30 15:18

金谷の石仏。建物内に収めてます。

11/30 15:25

海柘榴市観音堂への分岐。観音堂へ寄ってみる。

11/30 15:28

観音堂。

11/30 15:34

大和川河岸にある仏教伝来の碑。この辺海柘榴市跡地で古代からの市場跡地です。大陸からの使者は海から大和川を遡りこの地で上陸したので仏教もここから日本に伝わったとの考えのようです。

11/30 15:37

大和川。

11/30 16:03

JRと近鉄の桜井駅です

11/30 17:04

万葉まほろば線にてJR奈良駅に戻って来ました。
ハイキングといえど30キロオーバーはきつかった。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max Apple

感想

サトシ

最近は山中心に行ってましたが、久しぶりにハイキングに行く事に。
山を本格的やる前は熊野古道などの古道のハイキングをやってました。夏山が終わり春山までの間（厳冬期は天候悪いので今年は避ける方針で）古道歩きをしようかなと思い、そういえば奈良の山の辺の道が南半分で終わっていた。コースタイムを調べると10時間程度で南北コースまとめて回れそう。山で10時間とか歩けるので行けるでしょうと山の辺の道を北から南まで歩く事に。
流石に30kmオーバーはキツく最後は完全失速してました。
※山の辺の道とは日本書紀に記載される最古の道の名前。現存する最古の道とも。wikiによると三輪山の麓から春日山の麓までの山裾の道。ハイキングコースとして大変よく整備されてます。
天理市駅から石上神宮まで行き三輪山まで南下する南コースが人気です。