金糞岳〜黄葉の山を歩く・いきものふれあい室〜
- GPS
- 04:17
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 487m
- 下り
- 472m
コースタイム
- 山行
- 2:29
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 4:03
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
刈り払いされていて歩きやすいです。 落ち葉や刈り取られた笹で滑らないように気を付けました。 |
その他周辺情報 | あねがわ温泉 http://www.mau.co.jp/onsen/ 木之本集合でしたので、国道365号線で移動の途中にありました。 キャベツ畑 (彦根市内) http://www.kyabeba.com/ 全縦走と称して、メニュー食べつくしを楽しんでます^^ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
ブナ林の黄葉とブナの実の観察会でした。
坂内村登山口までの鳥越林道からの紅葉&黄葉も大変美しかったです。これから、どんどん下の方まで色づいてくるでしょうね。
春先、ブナの美しさと花付きの良さに今年は期待できそうと思っていました。しかし、みんなで観察してみると、金糞岳のブナ林の実入りは、残念ながらよくありません。下に落ちていない。実が入ってないので落ちてこないようです。
こうなると、ミズナラ、さらに低いところにあるコナラと餌を求めて熊は里へ下りてきます。
「木を知る・気に学ぶ」石井誠治著 ヤマケイ新書2015
図書館で見つけて、読んでいたところだ。
P130「実は隔年で少しなりますが、5年とか7年おきに大豊作になります。豊作の年はクマの子どもの数が増えるといわれるほど、クマの栄養状態を左右する栄養価の高い実です。縄文時代の人たちも豊作のときはご馳走だったのではないのでしょうか。」とある。いつも豊富にあるものではないようだ。さらに、「日本では、ブナヒメシンクイというガが発生して、ブナの実を食べてしまいます。」「少ししか結実しない年は、ほとんどシンクイに食べられてしまい、ブナの実はシイナのようになり、幼虫の脱出した痕が小さな穴として残ります。」
帰ってから、もう一度読み直して気づいた。今度は穴の有無も確かめてみよう。ただ、この虫の越冬の仕方と、雪解けの遅れの関係で、ブナの実が殻斗を硬くできた年は食べられずに済むようだ。
「ブナは不定期の大量結実の時期と雪解け遅れのタイミングが合った年に、大量の正常な実を落として次の世代を残しています。」
その新芽を動物に食べられてしまったら。それまでだなぁ。
こうしてここにブナ林が広がっているのは、ほんとにすごいことなんだと思いました。
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