比良比叡トレイル 宮メズラ・魚の子山・梶山
- GPS
- 07:18
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 931m
- 下り
- 945m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:京都バス野村別れバス停発16:55国際会館行乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
比良比叡トレイルに指定されているので、それなりに整備されているが、還来神社から伊香立峠までは、立木に巻かれてある比良比叡トレイル協議会の黄色テープが主たる案内で、道標類はまったくない。道標が登場するのは伊香立峠から南側である。 比叡山系の主稜線にのる手前の標高450m線の前後はルートが大きくジグザグを3回くりかえしており、曲がり角には足止めの倒木があるとはいえ、誤って直進しないように注意が必要。 魚の子山の南のピークP531周辺も迷い安い。正しい進路はピークの手前で進行方向左手に大きく曲がっている。曲がらずに直進すると林道に出てしまう。曲がってしばらく尾根をトラバースするが、すぐに左手に曲がって下降しなければいけない。下降点にテープがあるが、見にくいので気をつけること。下降する場合も、左手の支尾根に入り込まないように慎重に踏み跡を追う必要がある。 |
写真
感想
毎年1回、大阪府山岳連盟パーソナル委員会の行事で、京都の山を舞台に読図山行の企画を実施してきた。今年で4回目になる。今までの経験から、今年は本番の読図山行を効率的に実施するため、事前に参加者に読図山行の趣旨と手順を説明した資料とウェイポイント(チェックポイント)をマークした地図およびウェイポイント表を配付した。その上で各ウエイポイントの地形的特徴、次のポイントまでの方位、距離、標高差を調べて表に記入するよう課題を与えた。つまり簡単なベアリング表の作成を事前課題としたのである。雪山でもないかぎり、一般の登山ではこういう事前準備は不要だが、読図山行の主旨を地形観察に置きたかったので、こういうやりかたをした。現場で地形図とコンパスで次の目的地への方位を計測していたら、それだけで時間をとられてしまうからである。
しかも、昔とちがって、手書きで地図にマーキングして、距離や方位を測って記入しなくても、読みやすいウェイポイント付地図をつくったり、簡易ベアリング表を作成したりすることが簡単にできるようになった。これらのツールをうまく使って資料を作成し、事前に共有しておけば、読図山行をより効率的に進めることができるだろうと思って、今回のような方式にした。
参加者には交代で先頭に立ってナビゲータをつとめてもらった。今回の参加者はある程度読図山行の経験がある方ばかりだったので、事前の準備にもうまく対応していただけたため、多人数が読図をしながらであっても、それなりに距離とアップダウンのある縦走コースを歩くことができた。明るいうちに終点のバス停に着くことができたのは成功といえるだろう。
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