甲武信岳真ノ沢 荒川最初のひとしずく

2018年06月18日(月) ~ 2018年06月20日(水)

• GPS: 29:25
• 距離: 58.4km
• 登り: 4,527m
• 下り: 6,338m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:59

距離 15.7km 登り 2,038m 下り 1,166m

5:24 スタート地点
6:31 6:49 赤沢谷出合
8:52 9:35 柳避難小屋
12:23 12:26 武信白岩沢出合
12:30 12:31 千丈ノ滝
12:35 12:53 武信白岩沢出合
12:55 千丈ノ滝
13:23 木賊沢出合

2日目

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:06
• 合計: 4:45

距離 5.1km 登り 1,050m 下り 415m

6:42 木賊沢出合
9:06 9:11 三宝沢出合
11:24 11:25 荒川源流点
11:27 宿泊地

3日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:02
• 合計: 8:02

距離 37.7km 登り 1,605m 下り 4,924m

6:32 宿泊地
6:43 木賊山まき道分岐
7:18 7:29 破風山避難小屋
8:04 8:16 破風山
8:40 東破風山
9:50 9:55 雁坂嶺
10:19 10:22 雁坂峠
10:31 10:32 雁坂小屋
10:53 11:00 昇竜の滝
11:45 11:48 地蔵岩展望台分岐
11:49 11:50 地蔵岩展望台
11:55 だるま坂
12:12 12:23 樺小屋
12:42 12:43 突出峠
13:08 雁道場
13:50 13:56 雁坂峠登山口
14:29 14:30 入川渓谷公衆トイレ
14:34 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川入渓流釣り場に駐車（500円/日）封筒にナンバー明記・駐車代金を入れてポスト投函

コース状況／危険箇所等

通らずや千丈の滝など直登困難な滝は高巻きながら真ノ沢を遡行　
木賊沢出合は広いテントスペースがいくつもありビバーク適地と思えたが　翌日見ると　あちらこちらに熊の糞　ソロキャンプも注意が必要

その他周辺情報

単独行による荒川河口から最初の一滴まで１７３ｋｍを歩く　これは荒川源頭部である真ノ沢遡行記録です

写真

6/18 5:20

ロープ・ハーネスを入れて重装備　胸元には熊除けの防犯ベル　後半に縦走のためハイパーV底　源流の沢床は花崗岩の砂地　ローカットは靴の中に砂が侵入

6/18 5:23

川入渓流釣り場に駐車　3日分の駐車代1500円を封筒に入れて投函

6/18 5:27

遡行開始

6/18 6:00

しばらくは渓谷沿いの林道歩き

6/18 6:32

荒川起点　赤沢谷出合に到着

6/18 7:19

第一乗越

6/18 7:26

十文字川又林道の峠越え

6/18 8:52

柳小屋でひと休み

6/18 9:42

真ノ沢は吊り橋をくぐる

6/18 10:07

通らずは高巻く

6/18 10:20

通らずの落ち口　すごい落差で流れ落ちる

6/18 10:21

小滝が現れる

6/18 10:48

滑滝

6/18 10:51

次の小滝　右岸から越える

6/18 11:03

水量豊富　左岸を登る

6/18 11:15

緩滝　右岸をまわりこみ通過

6/18 11:20

流れ滝　

6/18 11:30

ゴーロ

6/18 12:20

だるま滝（仮名）　

6/18 12:28

千丈ノ滝　少し戻って左岸の支尾根から高巻く

6/18 12:37

高巻いた支尾根　

6/18 14:29

木賊沢出合にてソロビバーク　重くとも酒は活力😊

6/19 6:52

まだまだ沢歩きが続きます

6/19 6:54

小滝

6/19 7:00

また小滝

6/19 7:03

直登せずに少し戻り　左岸を高巻いた後　露岩によりトラバース困難なため更に登る　眼下には鹿の残骸　油断大敵　鹿も滑落

6/19 7:37

高巻き中にトラロープを見つけてホッとひと安心　一旦真ノ沢林道に出たようである

6/19 7:40

踏み跡も不明瞭　ピンクテープを見つけてひと安心

6/19 8:03

沢床に降りられそうなところを見つけて下降

6/19 8:28

小滝

6/19 8:41

滑滝

6/19 8:49

大滑滝　手ごわそう

6/19 8:53

右岸を直登

6/19 8:53

難関出現　マントリングで乗り越えるがザックが重い　

6/19 9:15

小滝が続く

6/19 9:21

左の滝を直登して本流を遡行　右奥の沢辺りを真ノ沢林道が横切ってるようです

6/19 9:24

直登

6/19 9:32

滑滝が続く

6/19 9:32

傾斜は緩いが　かなり長い

6/19 10:04

直登せず　単独行では無理は禁物

6/19 10:12

下り口を探しながら高巻く

6/19 10:26

高巻きの中で見つけたシャクナゲ　心が和む

6/19 10:37

源頭に入る　倒木を越えるのが大変

6/19 11:19

荒川源流点に至る　最初の一滴　

6/19 18:45

山小屋泊　甲州（山梨）武州（埼玉）信州（長野）の分水嶺である甲武信岳　小屋の正面　武州側にあるのが荒川

6/20 6:54

翌日は雁坂峠を経由して駐車場のある川入に戻る

6/20 7:01

奥秩父のシャクナゲ登山道

6/20 7:18

縞枯れ現象

6/20 7:55

甲武信岳をかえりみる

6/20 8:04

破風山

6/20 8:53

猫岩と犬岩（仮名）

6/20 10:31

雁坂小屋

6/20 10:35

水場

6/20 10:38

険しい登山道

6/20 10:40

崩落個所1　

6/20 11:04

崩落個所2　

6/20 12:11

避難小屋

6/20 13:51

雁坂峠登山口まで下り　ひと安心

荒川川歩きを振り返る　
�々喟邁聾�　葛西臨海公園からスタート

�∈霧弌‥豕�の水がめです　島は鷺の楽園でした

�Ｇ�の収穫に大型コンバイン　北海道ではなく埼玉荒川河川敷です

�ぢ膩診正ゞ颪料阿乃�念写真

�ニ匸譴任亘�茶とラムレーズンのソフトクリームを堪能

�ε弔鵑椶粒惺察々喟遒凌紊楼陲琉蘋�に欠かせない

�Ю遒稜酳�館　荒川を知るにはここ

��長瀞の渓流下り　カヤックでダウンリバー

��秩父霊場にて安全祈願

��入川渓谷　やっと源流に突入　残すは最初の一滴まで真ノ沢を詰めるだけ　

6/19 11:24

��真の沢を遡行して分水嶺に至る　荒川最初の一滴で自撮り

撮影機器：

SH-01K SHARP

PlayMemories Home SONY

感想

youkei

・荒川河口から源頭部の分水嶺まで173kmを単独行　源頭部は真ノ沢を遡行　
　甲武信岳は甲州武州信州の分水嶺　武州側は荒川　私も小屋びとも武州出身　荒川は母なる流れ　登れて感激ひとしお
・直登困難な滝は無理せず高巻き　高巻きがなければ獣道　体験的智慧として　獣は水飲みに沢に下りるが獣も滑落は避けたいところ　より安全なルートを選択するはず　高巻きが分からなければ獣道を見つけて登り　トラバースできそうなところを選択　　降りられそうなところか　次の獣道から降りる　今回も獣道を選択するが　急な泥壁が続き　トラバース先には露岩が道をふさぎ　更に高度を稼いでしまった💦と思った矢先　眼下に滑落死した鹿の死骸を見つける　安全神話は崩れた😅😅　
・ビバーク最適地を探し　夜は満天の星　深酒してぐっすり　翌日歩き始めると熊の糞があちらこちらに点在　
・体力的には余裕でした　経験的にも高巻きと熊以外は問題なかったと思う　よくこんな険しいところを河口から歩きつないで歩けたかと感心するばかり