中央分水嶺・高島トレイル 水坂峠-二の谷山-行者山-横谷峠-県境


- GPS
- 07:02
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,275m
- 下り
- 1,113m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
午前 【桜峠から行者山】 行者山登山口まで約10分の舗装路歩きからスタート。入山して20分のぐらいの鉄塔の運搬用レールの側で事件は起きた。 ガサッ、「ヴー」と言う唸り声は熊だ! 20mぐらい離れていたんだろうか? 戦闘態勢に入りながらそこから少し離れようと熊鈴を鳴らしながら後退した。 幸いにも谷を凄まじい音で下って行く音が聞こえたので気にせず先に進んだ。 このあとは何もなく程良く手入れされたトレールで行者山に到着した。行者山は緑が多くなかなか雰囲気の良い山だったが、ここまでほとんど展望はなく黙々と歩いた。 【行者山から横谷峠】 高低差も少なく展望も良くないので立ち止まることなくすんなり着いた感じ。高島トレイルの黄色のテープにずいぶん助けられた。 今回、計画を分割した理由の一つに横谷峠付近に通行止めがあることを知ったからだ。現場にある紙看板は作りが悪く見づらく、横谷峠から県境までか、横谷峠から行者山なのか、はっきりしなかった。 結果は横谷峠から行者山までに大掛かりな伐採があったこと、工事用の林道があったのでこの区間のことだろう。今回も林道は無視して本来にトレイルコースを忠実に歩いた。 ※行者山から横谷峠に降りると20mほど左に舗装路を歩いて県境方面の尾根に取り付く。登山ポストがあるのですぐにわかる。 【横谷峠から県境稜線】 横谷峠からしばらくは急登、狭いトラバースが続くが尾根に乗ると問題はない。 横谷峠からの取り付きはジメジメした岩を登るのでスリップに注意。 お助けロープがある箇所を過ぎると歩きやすくなる。楽しみにしていた区間が良く晴れて気持ち良いトレールが楽しめた。 午後 【水坂峠-二の谷山-桜峠】 二の谷山までのコースはかなりの急登だが、コースが分かりやすいのでガシガシ歩ける。一旦下って登り返しが難儀すると思っていたが、目の前にそびえる二の谷山を見て少し不安になった。 歩き始めると意外に大したことはなく、二の谷山、二の谷山最高点と踏破した。 二の谷山から桜峠まではなだらかな下りだが長く感じた。最後の桜峠付近に急な下りがあって落葉で滑るので要注意だ。 |
写真
感想
今日は高島トレイルの軌跡デビューとなる初日となった。(アプリ導入前に明王の禿から大谷山間は過去に何度か歩いている)
当初の計画では水坂峠-二の谷山-桜峠-行者山-横谷峠-県境稜線-横谷峠でデポしたチャリで水坂峠まで戻る計画だった。
しかしチャリの走行距離が11kmを越えること、万が一チャリが故障したらとても歩ける距離でないこと、そして何より16時までに下山できるか怪しかったのでコースを分割した。
午前
トレイル桜峠-行者山-横谷峠-県境稜線-横谷峠
下山後は約7kmの道のりをチャリで桜峠まで戻る
午後
桜峠から水坂峠まで車で移動
トレイル水坂峠-二の谷山-桜峠
下山後は約4kmの道のりをチャリで水坂峠まで戻る
あまり良い計画とは思えなかったが、結果的に水坂峠から県境稜線まで軌跡が繋がれば良いと思いスタートした。
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横谷峠にチャリをデポするのに思いの外時間がかかってしまった。細かい落石が随所にあり走りにくい。
午前のトレイルの出発がかなり遅れたので午後のトレイルは中止にしよう思いながら横谷峠をめざした。高島トレイルデビューでいきなりの熊にはまいったが、後は出発の遅れを取り戻せる歩きやすいコースだった。
思ったより横谷峠には早く着いたが、チャリで桜峠までどのくらいかかるか全く予想出来ない。ところが37分で桜峠に着き、まだ午後のスタート13時までにまだ10分ある。
これは安全のための計画で13:30の出発でも大丈夫だろうと読んでいた。
だんだんとテンションが上がり、おにぎりとカップラーメンを流し込み、腹をくくった。
車で水坂峠まで行き、路駐して二の谷山から桜峠までのコースを16:30までに下山目標に歩きはじめる。
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結果的にコースを分割してなくても体力的には問題はなかったと思う。
ただ今の自分にはリスク回避のこの方法がベターなのかなと思う。
ちなみに桜峠から水坂峠までチャリで16分だった。午前と午後のチャリ移動時間は37+16=53分だったが、移動距離はアプリの記録に含まれいない。午前中の移動時間のみ記録に含まれている。ヤマレコでは2つの記録を一つにまとめる方法が可能だが、YAMAPでは不可能なので記録を分割している。
自分でも不可解な行動だったが、どうしても1日で軌跡を繋ぎたい時にこんな方法をとることがある。通行止めになっては困るからややこしい区間は先に済ませようと考えてのことだった。
慌ただしい1日だったが、二の谷山も個人的にはお気に入りの山となったので季節を変えて再訪問したい。
また機会があったら水坂峠から県境稜線まで一気に歩いてみたいと思わせる静かな山行が堪能出来た。
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