樹レコ（58） 熊山 (岡山県)＝備前国

2024年12月03日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.2km
• 登り: 39m
• 下り: 509m

コースタイム

熊山から熊山駅まで(下り道)　休憩時間、観察時間を含めて1時間40分です

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

山陽本線 熊山駅

コース状況／危険箇所等

明瞭、道標あり
樹木名を記した札が設置されていました

写真

本レコは、熊山山頂から熊山駅へのコースにおいて樹木見をした記録です。よって写真の配列は、「高所→低所」の順となっています。

＃1の地点の南にある天然記念物の大杉(その標示)。

その大杉、2本のうちの1本です。

展望台近くのカエデ��

展望台近くのカエデ��
左＝オオモミジ系、右＝ヤマモミジ系

コースの下りにかかります。写真の木はソヨゴです。

ヤマモモです。
大阪では駅前の緑化としてよく植えられています。【ヤマモモ科】

ヤブツバキ。
花はおおむね 3、4月に咲きます。【ツバキ科】

サカキ。(葉・頂芽・樹皮)　【サカキ科】

ネズミサシ。
葉の先は鋭く尖り、触れると痛い。この枝を採ってネズミの通路に置き、以ってネズミの侵入を防いだという。【ヒノキ科 ビャクシン属】

コナラ。【ブナ科】

アカマツ。【マツ科 マツ属】

7合目です。垂直分布についてとくに留意する点はありません。

シラカシ。【ブナ科】

樹木名を記された札がよく設けられていました。

(落ち葉)　コナラ。

(落ち葉)　タカノツメ。【ウコギ科】

林の様子です。

ウンゼンツツジ。
熊山のものは六甲のと同じく、シロバナウンゼンツツジだと思われます。紀伊半島や九州のものは花が淡紅紫色であると聞いています。【ツツジ科 ツツジ属】

ガンピ。
和紙の原料となる木です。【ジンチョウゲ科】

コガクウツギ。
枝は独特の紫色をしています。【アジサイ科 アジサイ属】

5合目。展望台があります。

展望台からの眺め。吉井川が見えます。

クリ。【ブナ科】

所どころにプレート(名札)あり。

ヒメヤシャブシ。(実)　【カバノキ科】

林の様子です。

ウリハダカエデ。【ムクロジ科 カエデ属】

(落ち葉)　ウリハダカエデ。

コナラ。
コナラはいい味を出していました。

3合目。コースは右に折れて、谷へ。

アベマキの長く大きな葉が散り敷く落ち葉道が続いていました。この辺りはアベマキの大木が多かったです。

(草本)　フジバカマ。

ゴールは熊山駅となります。

感想

Happa64

　撮影に失敗した樹木
アカガシ　ヤマコウバシ　コバノガマズミ　ヤブムラサキ　ヒノキ　

　六甲で見ているので撮影を省略した樹木
モチツツジ　コバノミツバツツジ　ネジキ　ヒサカキ　コウヤボウキ　サルトリイバラ

コメント

yamaonse

Happaさん、こんばんは。秋の葉っぱ三昧、お疲れさまでした。雑木林が好きだと公言しているのに、その実、あまり樹木の同定は詳しくないのですが（滝汗）派手なカエデ以外にも微妙な色使いの木々は見ているだけで楽しいものですね。アベマキは関西らしいし、シロバナウンゼンツツジは四国のお遍路でちっこい白い花を見つけて大喜びしました。ウリハダカエデも渋い色目でいいですよね。ご当地感のある木々はわざわざ出かけて見に行く甲斐がありますね。

Happa64

yamaonseさん こんにちは
コメントありがとうございます。
その通りですね、山の樹木は山の高低で種が変わりますが他方、地域が変わるたびに少しずつその構成に偏差が生じます。それがおもしろくて東へ行ったりまた西へとうろうろしているのです。熊山は岡山市近郊の山ですがやはり六甲とは樹種に共通部分ありました。山上の雰囲気は建物跡の平坦地や神社などがあって金剛山に似ているような・・。平日にもかかわらずそこそこの登山者がいました。もし再訪できればつぎは南側から登りたいです