尻別岳
- GPS
- 04:23
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 614m
- 下り
- 601m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は、登山口に10台程度駐車することができます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、下山時は滑り易いのでロープを使用したほうが安全です。 登山ポストは、登山口入り口の看板横にあるはずでしたが、時期的にシーズン終了なのか撤去されていました。 |
その他周辺情報 | 最寄の温泉はルスツ温泉とルスツリゾートの日帰り入浴 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
11月1日の室蘭岳から中1日での尻別岳です。疲れや膝の痛みが、気にはなっていましたが、予報的には思いっきりの好天。次の週末が、気温が下がり下り坂との予報もあることから、何がなんでもGO!ですね。
さて、楽しかった室蘭岳の余韻も消えないままの今回の目的地選びですが、勢いがついて北海道の百名山に目が行ってしまいます。
昆布岳と迷いましたが、夏タイヤということもあり、今のうちに雪が早そうな尻別岳に決定しました。
美笛峠は好天が幸いし、気温が6度から9度くらいで乾躁路面。夏タイヤで全く問題はありませんでした。国道230号との交差点が近づくと、電光掲示板で「中山峠はアイスバーンに注意」と表示されていました。
その付近からは、尻別岳と羊蹄山の様子を伺うことができました。羊蹄山は、雲に包まれて所々斑に山体が見えている程度で、尻別岳は山頂部が雲に覆われている有様でテンションが一気に下がりました。
10時頃に現地に着くと、駐車場には既に6台停まっていました。登山口の看板の横には、登山ポストがあるはずでしたが、シーズン終了の時期なのか撤去されていました。
ルスツコースは、ピストンで迷いそうなポイントはなく、コースタイムを確認すると登りは1時間50分、下りは1時間20分です。
スタート時は、気温が6度とやや低くヒンヤリしていましたが、風がなく日差しが降り注いでいたので、歩き出して5分もすると暑くて上着を脱がなくては汗が止まりません。
そして、たまたまその辺りで山頂まで見渡せるポイントがあり、なんと!山頂にかかっていた雲がすっかり消えているではありませんか。そこで、テンションは最高潮!ますますヒートアップし、暑い暑い。
そんな暖かさのせいで、スキー場のリフト降り場までは小さな虫がたくさん飛んでいました。夏の時期の虫はいったいどのくらいなのでしょうか?
スタートして10分ほど緩やかな登り道を歩くとスキー場のウエストタイガーリフトの降り場に出ます。そこを過ぎると緩やかな下りを5分ほど歩くと773m地点に向かっての最初の急登になります。
登りきると眼下にルスツリゾートが見渡せます。そこから平らな稜線上を緩やかにアップダウンしながら高度感を楽しみながら歩いていると、こんどは前方にこれから登っていく急登を眺めながら723m地点まで下って行きます。
そこから山頂手前の稜線まで、長い急登が続いているのですが、要所に階段やロープが設置されているので、これが大きな助けになります。
妻はここの急登に打ちのめされて、5〜10歩も歩くと足が止まってしまい、景色を見るふりなど色々な理由をつけて立ち止まるので遅々として進みません。
稜線上に上がってしまうと、あとは緩やかな登りを15分ほど歩くとあっけなく山頂に到着です。
山頂からの景色は、札幌とニセコ方面は雲と霞によってあまりよく見えませんでしたが、雲がかかっていた羊蹄山が滞在中にどんどん晴れていき、下山時にはクッキリと姿を現してくれました。遠くは白老三山から昆布岳までグルリと胆振の山々を眺めることができました。
貸し切りの山頂では、風もほとんど吹いていなかったので暖かい日差しを浴びながら、11月とは思えないほどの快適な時間を過ごすことができました。紅葉からこの位のギリギリ冬になる直前の、この時期のハイキングが一番好きですね。
前回のレコで報告しました「私のお気に入りベスト3」が早くも更新されるほどの「尻別岳」でした。
山旅ロガーのデーターによると、標高1,107m、累積標高597m、山頂までの3.3kmを2時間、全行程6.7kmを4時間10分の行動時間でした。17名とスライドしました。
私たちが到着した直後に、黒い小型車で到着したベテラン風のソロの女性が、「尻別岳の駐車場はここでいいのでしょうか?」と尋ねてきました。
私「登山口の看板もありますし、(夏山ガイドを見せながら)本に載っている写真と同じなので間違いないと思いますよ。」と、答えても納得しない様子で「20年以上前に来た時は、もっと山に近くて違う場所だったと思うけど。」と彼女 も同じようなガイドのコピーを手にして言います。
そのうちに、車に乗り込み橇負山の山頂方向に走り去りました。探しに行ってなかったのなら戻ってくるでしょう。と、思いしばらく彼女の事は忘れていましたが、山頂でふと思い出し「いくらなんでも遅すぎるよね、途中で転んで怪我でもしていなければいいけど‥」
下山時に偶然スライドした職場の後輩に聞いても、それらしき女性は見かけなかったとのこと。
駐車場に戻っても彼女の車はありません、いったいどこに行ってしまったのでしょうか…?
コメント
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dahamaさん、::。.::・'゜こんばんわー☆。.::・'
尻別岳から見た羊蹄山 きれいですね〜。
私が夏に南アルプス農鳥岳にテン泊していた時に、北海道からソロで遠征に来ていた方がいい所があるんですよ〜(*^^)vって話をしたのがここでした。ふっと思い出しました(^^ゞありがとうございました。
shinsoraさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
私は山歩き始めてまだ2年目の初心者なので、片道5時間もかかる羊蹄山にはまだ登った事はありません。
道央圏で高めの山をハイキングをしていて、天気に恵まれると羊蹄山を目にすることができます。そんな時は、「ラッキー、羊蹄山が見えた!」ですね(笑)
こちらでは丸っこい低山ばかりハイキングしているので、本州の高くてギザギザのカッコイイ山のレコを読んでいると羨ましくなります。(山の混雑ぶりも異次元ですが)
こんばんは。高い山は、日本全国、どこでもそれなりの景観が得られますが、低山でこれだけの味わいが得られるのは、まさに北海道クオリティだと思います。
SWには、後方羊蹄山を登りましたが、お釜歩きは、素晴らしかったです。ただ、登りも下りも汗だくで、とてもではありませんが、真夏に登れる山ではないと思いました。
NYAAさん、はじめまして。コメントありがとうございます。なるほど北海道クオリティですね。本州の夏山に登ったことがないので実感が湧きませんが、私がそれを感じたのはスキーでした。
学生時代東北や長野で随分滑りましたがどこも標高が高くてとても寒かったり荒れていることが多かったのですが、北海道ではわざわざ遠くて高い山に行かなくても標高500mの街中の低山でシンシンと積もったディープパウダーを堪能することが可能です、しかも寒くないのです。仕事が終わって札幌でナイタースキーをするまで30分ですよ。
NYAAさんの先月の消炎鎮痛剤の日記大変役に立ちました、ありがとうございました。
膝を痛めて4か月間も毎日湿布を2枚、つまり1日16時間貼りっぱなしでした。日記を読んですぐに湿布を張るのを止めました。
その途端、血行が良くなり治癒スピードがグンと加速したように実感しました、副作用怖いですね。
私も、一度は北海道でスキーしたいと思ってはいたのですが、競技スキーをやってからは、アイスバーンが最高になりました(笑)ハンターマウンテン塩原のアイスバーンとポールバーンが最高です
ところで、たまたまですが、私も最近まで、テニスをしていました。なので、膝のことに関しては、大分共感が持てます。3年前には、ペテガリ岳の下りで、左膝が突然、激痛に見舞われ、大変な思いをしております。
怪我は、ちょっと痛いうちに完璧に治した方がいいと考えております。薬に関しては、やはり用法以上の使用は怖い気がしますね
息子がスキー少年団の時に、コース整備のお手伝いをしながら遊びで何回かポールをくぐらせてもらいましたが、結構怖いもんですね。5台あるスキーのうち3台はTLTビンで、最近はゲレンデと山スキーの比率が完全に逆転しています、リフトよりも歩いて登る楽しみがまさってきました。是非、NYAAさんも一度山スキーの体験をお勧めします。
膝は日常生活では痛みはなく、あと少しでよくなるという実感が湧きつつありますので、完治を目指しています。
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