日本コバ・山頂部周回

2024年12月12日(木) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 12.1km
• 登り: 940m
• 下り: 956m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:32
• 休憩: 0:23
• 合計: 6:55

距離 12.1km 登り 940m 下り 956m

8:04 道の駅奥永源寺登山者🅿
8:17 8:19 藤川谷登山口
9:34 9:41 豹の穴
10:27 10:37 岩屋 [奇人の窟]
10:48 10:49 政所道藤川谷道分岐（南）
11:27 11:28 日本コバ
11:57 11:58 百済寺町分岐
12:32 衣掛山（最高点）
12:35 政所道藤川谷道分岐（北）
12:43 衣掛山
12:48 大山谷林道⇔政所道出合
14:34 14:35 政所登山口
14:59 道の駅奥永源寺登山者🅿

天候

時々、小雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅・奥永源寺渓流の里の国道を挟んだ向かい側（三重県側から来ると左側）に登山者用駐車場あり

コース状況／危険箇所等

よく手入れされたコース。藤川谷道は煩わしいほど道標があり、上部に一か所だけ岩場がある。政所道は尾根沿いで、やや急。レポートによれば、夏場はヤマビルが多いようだ

写真

12/12 7:44

道の駅・奥永源寺渓流の里。廃校になった中学校の建物を利用している

12/12 8:02

国道の向かい側に登山者用駐車場

12/12 8:06

国道をしばらく下る

12/12 8:15

橋を渡り、さらに車道歩き

12/12 8:17

登山口の標識。階段を登る

12/12 8:19

登り切った所に登山届のポスト

12/12 8:23

200m置きにポスト標識も立っている

12/12 8:23

植林の中のよく踏まれた道

12/12 8:28

12/12 8:32

渡ります。湿っていると滑る

12/12 8:45

細流を渡る

12/12 8:46

流れを離れて山腹の道に

12/12 9:07

桂の大木

12/12 9:14

渡ります

12/12 9:31

ヒョウの穴へは斜面を数分登る

12/12 9:36

標識の下の穴

12/12 9:39

標識の上側の穴。なぜ「ヒョウ」なのかは不明。来た道を戻る

12/12 9:58

道沿いの苔ガーデン。いい感じ

12/12 10:06

12/12 10:08

渡ります

12/12 10:10

谷は源頭の雰囲気。ポスト10/18辺りから斜面を登る

12/12 10:18

12/12 10:26

やや急に

12/12 10:29

このコース唯一の岩場

12/12 10:30

12/12 10:35

登りきると県境稜線が望める

12/12 10:35

遠景が県境稜線。V字の底が石榑峠。その左が竜ヶ岳、静ヶ岳

12/12 10:35

12/12 10:37

岩屋は結構奥がありそう

12/12 10:48

政所道分岐。左に折れて山頂へ

12/12 10:51

山頂部はゆったりした斜面

12/12 10:56

山頂部でも水量は十分

12/12 10:57

せせらぎや湿地がある

12/12 11:06

霜柱

12/12 11:15

雪が残る斜面をひと登り

12/12 11:25

山頂

12/12 11:26

12/12 11:27

結構広い山頂です

12/12 11:28

同じ道を戻るのも芸がないので、山頂部を回ることに。標識に「外輪山周回」

12/12 11:34

起伏のない落ち葉の散歩道です

12/12 11:42

木々の間から雪を頂いた伊吹山が見えた

12/12 11:53

要所要所に道標あり

12/12 11:57

12/12 12:02

底の浅い皿状の山頂部を望む

12/12 12:09

12/12 12:09

12/12 12:31

衣掛山（最高点）

12/12 12:31

12/12 12:35

周回終了。元の道に戻りました

12/12 12:43

こちらは10m低い衣掛山

12/12 12:46

展望が良い「盤石の丘」へ向かう大谷山林道分岐。今回はパスして政所へ下る

木々の向こうに県境稜線。御在所岳は山頂にドームが見えるので分かる。その右手に雨乞岳

12/12 13:05

モミの純林帯がある

12/12 13:09

左へ

12/12 13:11

落ち葉で、どこが道やら・・

12/12 13:55

展望がない中、竜ヶ岳は良く眺められる

12/12 14:03

この尾根道、大きな木が目立つ。これはカヤ

12/12 14:32

政所の登山口

12/12 14:32

政所の集落。静かな佇まい

12/12 14:34

12/12 15:39

（以下、おまけ）モミジの名所・永源寺を駆け足参拝。この時期、拝観は16時まで

12/12 15:41

12/12 15:45

本堂。モミジは残りわずかだが、雰囲気は感じられた

12/12 15:45

12/12 15:50

12/12 16:10

帰り道、永源寺ダム近くから見た日本コバ

撮影機器：

SH-M24 SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ カイロ 魔法瓶

感想

kuni-chichi

　たまには、鈴鹿（山脈）の滋賀県側へ行ってみるか、と思い立った。鈴鹿へは子どものころから散々通ったが、普段三重県側から眺めていることもあって、滋賀県側を意識して登ったのは数えるほどだ。名前がユニークな日本コバを選んだ。石榑トンネルをくぐると、思った以上に近い。
　出かける前、地図を見ていて面白い地形に気づいた。藤川谷の源頭部が浅い皿のようになっていて、その「皿」のへりを一周する道があるのだ。山頂に着いた時、時間もありそうだったので、周ってみることにした。何かがある訳ではないが、ほとんど起伏のない尾根道は、どうするとこんな地形ができるのか、「皿」のくぼみには湿原でもあるのだろか、とマニア心をかき立ててくれた。
　現地で、「外輪山周回」と書かれた道標を目にした。成り立ちは火山ではないから外輪山と言っても火山のそれではないが、言い得て妙、と感心した。
　山名の「コバ」とは小さな広場の意味だという。二回（二本）の休憩で頂上に達するから二本（日本）コバになったとの説があるが、山上の形状は憩い場と呼ぶのがふさわしい印象だった。全体に緩やかな藤川谷沿いの山腹の道、やや急な政所道、そして伸びやかな山頂部。展望は、ほとんどないが変化があって楽しい山行だった。冬の平日とあって出会う人はなかった。