記録ID: 7585998
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
飛騨頂上 日帰り
2024年12月12日(木) [日帰り]
長野県
岐阜県
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:02
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,228m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:55
距離 11.7km
登り 1,228m
下り 1,227m
15:19
天候 | 晴れ→吹雪→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から積雪あり。森林限界までアイゼン等なしでも歩行可能。森林限界から要アイゼン。 |
写真
装備
備考 | 森林限界まで踏みあとアリのため、スノーシュー、ワカンの出番なし。 |
---|
感想
秋頃から計画していた御嶽山だが、気が付けば厳冬期に。冬山装備は揃っているためチャレンジ。
駐車場に到着すると、爽やかな青空。気温は−11℃とメチャンコ寒い。樹林帯は大好きな雪山の雰囲気で気分が良い。何度も登った道だが、雪と装備でペースは上がらない。
森林限界に到着するとガスが凄い勢いで上がってくる。風も強くなりハードシェルを羽織る。時折爆風が吹くようになり、状況が厳しくなってくるも、ピークハントしたい気持ちが強く、一時の天候変化と思い込んでいた所もあり、そのまま進む。飛騨頂上に到着すると、状況は悪化する一方で、とうとうホワイトアウト。爆風で体温も奪われ、恐怖と焦りから冷静さを失い慌てて下山。踏みあとは風でなくなり、完全にルートロスト。微かに見える景色と記憶、感覚を頼りに進むも這松や岩に阻まれ前進もままならない。スマホ自体は生きているものの、爆風でダウンしたら命取り、さらに操作するためにはグローブを外す必要があったため、凍傷のリスクで最低限の確認のみ。ログの通り迷ったが、命からがら樹林帯へ逃げ込む事に成功。樹林帯に到着する頃には風も弱まり晴れ間が。一時の天候悪化で命の危険がある事は理解していると思い込んでいただけで、本当は理解できていなかったと痛感。右手の薬指と小指が霜焼けになってしまったが、命がある事、身体の一部でも失わなかった事に感謝。少しでも天候悪化の兆しがあれば絶対無理をしてはいけない。
自戒の念を込めて、恥と批判を承知で日誌をオープンにします。この山行記録が少しでも遭難者が減る事に繋がればと願います。
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