赤塚城山、十条富士塚：東京半日ゆる登山を2座ゲット

2024年12月14日(土) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 22.0km
• 登り: 28m
• 下り: 26m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:24
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:01

距離 22.0km 登り 28m 下り 26m

9:13 スタート地点
9:16 成増駅
9:32 赤塚城山
9:41 9:47 東京大仏
11:25 清水坂公園
11:32 11:33 八幡山（中十条）
11:41 11:43 十条富士塚
11:55 名主の滝公園
12:12 王子停留場
12:16 12:29 王子駅
12:33 12:35 飛鳥山公園
12:44 紅葉橋
12:53 金沢橋
13:09 下板橋駅
13:15 13:18 池袋富士
13:29 西光院
13:38 13:39 豊島長崎富士
14:04 14:13 江古田駅
14:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

東京メトロ 地下鉄成増駅からスタート。
西武線江古田駅でゴール。

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所はありません。

写真

12/14 9:14

東京メトロの地下鉄成増駅からスタート。

12/14 9:16

東武東上線の成増駅。とんねるずのファーストアルバム『成増』リリースから早40年、初めて成増にやってきました。

12/14 9:30

赤塚城山への登り。

12/14 9:33

赤塚城山の本丸跡。この辺が山頂でしょうか、「東京半日ゆる登山」ゲットです。

12/14 9:36

東京大仏通りを通り、

12/14 9:39

乗蓮寺へ。立派な山門。
オープンは9時。ゆっくり目のスタートで良かった。早めのスタートだと中に入れませんでした。

12/14 9:40

板橋十景だそうです。

12/14 9:41

鐘。

12/14 9:42

東京大仏。座高8.2m。

12/14 9:46

乗蓮寺の墓所には、

12/14 9:46

植村直己さんのお墓があります。遺体は(おそらく)マッキンリーの氷の下なので、納骨はされていません。

12/14 9:51

赤塚植物園のバラ園。

12/14 9:56

イチョウの黄葉がスゴイ！

12/14 10:48

見次公園。

12/14 11:01

本蓮沼駅。ナショナルトレーニングセンター(トレセン)の最寄り駅です。

12/14 11:01

本蓮沼駅からナショナルトレーニングセンターへの道。日本代表クラスのアスリートの行きつけのお店が点在すると聞いたことがあるが、どのお店がそれかは、分からない。おそらく、お店の中にはサイン色紙などが飾ってあるのだろう。

12/14 11:08

ナショナルトレーニングセンター。様々な競技の代表チームの合宿が多く実施されているとの認識なので、有名なアスリートがいないか？とキョロキョロしましたが、誰もいませんでした。おそらく平日の方が目にするチャンスは多いのだと思います。

12/14 11:09

国立西が丘サッカー場。今は、「味の素フィールド西が丘」という名称なのですね。

12/14 11:11

トレセン通りには、様々な競技の説明板が設置されています。

12/14 11:27

八幡山への登り。

12/14 11:28

八幡山の山頂、八幡神社。「大江戸百名山」です。

12/14 11:29

スゴイ黄葉のイチョウ。

12/14 11:40

十条富士塚。かつて、富士山詣でを何らかの理由で出来ない人たちが近場で富士山登山ができる様に、かつ同じご利益があるという富士塚を各地に設けました。これもその一つ。

12/14 11:41

十条富士塚の山頂。「東京半日ゆる登山」「大江戸百名山」です。

12/14 11:55

名主の滝公園。

12/14 11:55

名主の滝公園。

12/14 11:56

名主の滝。

12/14 11:58

登ります。

12/14 11:59

この辺りが亀山の山頂かな？「大江戸百名山」です。

12/14 12:04

名主の滝公園。

12/14 12:12

王子駅。

12/14 12:14

飛鳥山公園モノレール。無料です。

12/14 12:15

私は、モノレールには乗らず、自力で登ります。

12/14 12:30

飛鳥山、二度目。「東京百名山」「東京半日ゆる登山」「大江戸百名山」です。

12/14 12:31

飛鳥山公園モノレールと都電。撮ってから気づいたのだが、この上部を新幹線が通過していました。もっと広角で撮れば、新幹線も入れ込めたのに！と残念。

12/14 12:53

石神井川。

12/14 12:54

加賀公園。

12/14 12:55

登ります。

12/14 12:55

加賀前田藩の築山の山頂。「大江戸百名山」です。

12/14 13:15

氷川神社。

12/14 13:15

池袋富士塚。「大江戸百名山」です。
立ち入り禁止になっていました。特別な日しか登れないのだと思います。

12/14 13:39

長崎富士塚。「大江戸百名山」です。
ここも立ち入り禁止になっていました。ここも特別な日しか登れないのだと思います。

12/14 14:04

浅間神社。

12/14 14:07

江古田富士塚。「大江戸百名山」です。

12/14 14:06

年に3回登れる様です。

12/14 14:10

西武線江古田駅でゴール。

12/14 19:21

新宿三丁目で嫁はんと合流し、「平出和也・中島健郎 お別れの会」に参列しました。天国でも大好きな登山を楽しんでください。合掌。

撮影機器：

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

hanken

この日は、東京・新宿で午後三時からの「平出和也・中島健郎 お別れの会」に参列する予定。なので、遅れずに新宿に来られるように、都内の超低山を歩くことにしました。こんな時のために「キープ」していた「東京半日ゆる登山」を狙います。
まずは、成増へ。成増と言えば、85年3月にリリースされた、とんねるずのファーストアルバム『成増』。「夕焼けニャンニャン」の放送開始が85年4月なので、まさに大ブレーク前夜に出たアルバムです。そんな成増に40年の月日を経て、初めてやって来ました。
まずは、「東京半日ゆる登山」の赤塚城山へ。次に東京大仏のある乗蓮寺へ。
『成増』のA面4曲目「バハマサンセット」、曲中の石橋の語り「(成増駅の)北口を出て20分ぐらい歩くと、日本で3番目に大きな大仏 東京大仏があります。僕はこの街に住んで、本当に良かったと思います。」。なので、ここもいつか来てみたいと思っていた場所。ちなみに、東京大仏の座高は8.2m。本当に日本で3番目？と思い調べてみると、「坐像で青銅製の鋳造大仏としては奈良・東京都日の出町・鎌倉に次ぐ日本で4番目の大きさとなる。」なるほど「坐像」に限るのがポイントですね。確かに立像だと牛久の120mの大仏だとか、かなり大きな大仏がいっぱいあります。そして、東京都日の出町の大仏は、2018年(平成30年)造立とのことなので、1985年の時点では、確かに東京大仏が坐像の鋳造大仏では日本で3番目なのですね。なお、昨年訪れて結構大きいなと思った高岡大仏は、坐像の高さ 7m43cmで、東京大仏には及びませんでした。なお「バハマサンセット」は、石橋の成増、木梨の祖師ヶ谷大蔵、それぞれの地元をまさに「細かすぎて伝わらない」地元愛あふれる情報をふんだんに織り交ぜて歌う迷曲です。当時、高校生の私は友人たちと大爆笑しました。
そして、乗蓮寺に来たかったもう一つの理由。植村直己さんのお墓参りです。平出和也さん、中島健郎さんのお別れの会に参列する前に、冒険家の先駆者のお墓を訪れることに何か意義がある様に感じました。
その後は、「東京半日ゆる登山」の十条富士塚に加え、ヤマレコの登った山リストには登録されていませんが「大江戸百名山」を7座ほどゲット。

そして、新宿で嫁はんと合流し、「平出和也・中島健郎 お別れの会」へ。私は、お二人には1度しかお会いしたことはありませんが、世界のトップアルピニストとは思えぬ物腰柔らかくユーモアにあふれたとても魅力的なお人柄に惹かれ、大ファンになりました。7月のK2での遭難事故が未だに信じられません。
この事故の後、殉職とは？と、たびたび考える様になりました。一般人の命がけの職業ですぐに思い浮かぶのは、軍人、警察官、消防士などでしょうか。これらの仕事への志は、「正義感」に他ならないと思います。一方、アスリートにおいては、自動車および二輪レーサー、登山家/冒険家が、最も死に直面する仕事ですかね。彼らは「誰よりも速く」「誰も登っていない山、通ったことの無いルート」未踏領域へのあこがれにより衝き動かされているのだと思います。自動車レースの最高峰F1は、70年代には毎年の様に誰かが事故で命を失っていましたが、94年のセナの事故死以降は、30年間で一人が亡くなっただけなので、今や命がけでは無いのかもしれません。となると、登山家/冒険家が、最後の命がけアスリートですかね。とはいえ、お二人は危険であればムリをせず、潔く引き上げてくるスタイルだったので、K2での遭難には「なぜ？？」という思いが私の頭の中を駆け巡っています。多くのスポンサーが付いたことで、ムリをしてでも達成しなければならないというプレッシャーがあったのでは？との説も見聞きしますが、今となっては、本人のみぞ知る、ですし、それを追求することに意味があるのか？とも思います。
「お別れの会」でいただいたメッセージカードに「悲しみは出来るだけ今日のこの場に置き、楽しかった思い出を胸に、晴れやかにお帰り頂ければ幸いです。」とあり、その通りにしたいですが、彼らの活躍がもう見られないと思うと、そんな一筋縄には行かないですよね。でも少し気持ちの整理ができた様な気がします。天国で大好きな登山を楽しんでいることを想像し、合掌。

以下、ご参照ください
箱根山、平出和也さん/中島健郎さんのティリチミール遠征報告会
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5893263.html