霧氷満開の御池岳【真の谷から奥の平、みぶな野を経て鞍掛尾根で周回】
- GPS
- 06:28
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,038m
- 下り
- 1,052m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 6:25
天候 | 曇天 【気温】登山口:0℃ 奥の平:−5℃ みぶな野:−3℃ 鞍掛峠:0℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トンネル東側の国道に凍結ケ所はありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《 積雪状況、他 》 co800mを過ぎた辺りから雪道に、量は多くて10〜15cmでしょうか。 co1000mを過ぎた辺りから見事な霧氷が見られました。 【仮称:奥の平北東尾根】 1》真の谷が八合目に向かう二股を下り、小さな谷を2本見送った次に はっきりした支谷に出合うと、右岸にほぼ南向きの顕著な尾根が 現れる。 これを使って真の谷から奥の平まで約300mほどを直登しました。 2》取り付きこそ急ですが以降は歩きやすい明確な尾根が続き、 100mほど登ると徐々に尾根が広がり、やがて苔むした岩の集まる 急斜面に変わってきます。岩を踏んだり避けたりして100mほどを 登ると岩のゾーンが終わり、残り50mほどで奥の平に到着します。 【仮称:タテ谷左岸尾根】 タテ谷の三股出合から本流(中股)の左岸を鞍掛尾根のP1056に向かう 短くて、歩きやすい尾根で100mほどの登りで樹林が途切れたP1056に 到着します。 |
写真
装備
個人装備 |
用意したチェーンスパイクは不使用。
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感想
御池林道に続いて、国道306号も12/20から冬期閉鎖となり、
登山口まで車で行ける最後の週末は冬の山に衣替えしたテーブルランドを歩いてこよう。
6時半頃にはほぼ埋まった東口の駐車場から、所々凍結した国道の下りに
注意しながらコグルミ谷へ向かう。
粉雪をまぶしたような登山道は長命水を過ぎた辺りで薄っすらながらも
雪道に変わってきた。五合目手前で近藤岩を見たくなり旧道に入るが
谷側斜面のトラバースにかかると進むのを躊躇うような状況だった。
少し高みの山腹へ逃げて覗き込むと雪に覆われた近藤岩は何の特徴も
無いように見えた。
チェーンスパイクの踏み跡も見られる登山道で六合目、カタクリ峠を
越えて予定通り真の谷へ下る。
八合目へ突き上げる本流を見送ると所々で流れが顔を出すので慎重に
岩を踏んで下るとやがて顕著な支谷と南下する尾根が現れる。
地形図とGPSで目指す奥の平北東尾根(仮称)を確認して急斜面を
攀じて尾根に乗る。
風も無く凍える寒さもなかったが、明るい陽射しも無かった。
広尾根が傾斜を増し岩が多く集まる斜面に変わる頃から、周りの林は
霧氷が成長し見応えを増してきたが、鈍色の見通しの悪い天気が
いかにも残念だ。
やがて岩尾根が尽きて傾斜を緩め、霧氷の林が途切れると閉ざされた
視界の先にシンボルツリーを捉えるが、奥の平の草原はホワイトアウトに
加え強風が吹き荒れていた。
雪景色に変わったテーブルランドの周回は次に機会もあるだろう。
今回は諦めて以前から気になっていた頂上から直接道池に延びる尾根を
下ってみる。
そしてお気に入りの瞑想の谷を辿り県境稜線に上がったら、予定していた
みぶな野に下りタテ谷の三股から鞍掛尾根のP1056へ登り返すとやっと
展望を得る事ができ、琵琶湖の対岸、比良山地や高島トレイル、そして
鈴鹿北部の山並みを霧氷越しに眺める事が出来た。
【一度も青空には恵まれなかったが、今シーズン最初の満開の霧氷に
恵まれてバリエーションルートを歩くことができた。しばらくの間
御池岳は遠い山になってしまうが、機会を作って雪のテーブルランド
散策に出かけよう。】
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