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Yamareco

記録ID: 7596326
全員に公開
雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

霧氷満開の御池岳【真の谷から奥の平、みぶな野を経て鞍掛尾根で周回】

2024年12月15日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:28
距離
10.0km
登り
1,038m
下り
1,052m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:05
休憩
1:20
合計
6:25
距離 10.0km 登り 1,038m 下り 1,052m
6:54
7:01
13
7:26
7:31
40
8:11
11
8:22
8:25
6
8:31
8:35
67
奥の平北東尾根取り付き
9:42
9:45
9
9:54
9:55
3
9:58
10:02
23
10:25
10:39
32
11:11
11:15
20
みぶな野
11:35
12:07
16
タテ谷左岸尾根取り付き
12:23
12:25
26
P1056
12:51
14
天候 曇天
【気温】登山口:0℃ 奥の平:−5℃ みぶな野:−3℃ 鞍掛峠:0℃
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鞍掛トンネル東口の駐車場を利用。
トンネル東側の国道に凍結ケ所はありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
《 積雪状況、他 》
co800mを過ぎた辺りから雪道に、量は多くて10〜15cmでしょうか。
co1000mを過ぎた辺りから見事な霧氷が見られました。


【仮称:奥の平北東尾根】
1》真の谷が八合目に向かう二股を下り、小さな谷を2本見送った次に
 はっきりした支谷に出合うと、右岸にほぼ南向きの顕著な尾根が
 現れる。
 これを使って真の谷から奥の平まで約300mほどを直登しました。
2》取り付きこそ急ですが以降は歩きやすい明確な尾根が続き、
 100mほど登ると徐々に尾根が広がり、やがて苔むした岩の集まる
 急斜面に変わってきます。岩を踏んだり避けたりして100mほどを
 登ると岩のゾーンが終わり、残り50mほどで奥の平に到着します。

【仮称:タテ谷左岸尾根】
タテ谷の三股出合から本流(中股)の左岸を鞍掛尾根のP1056に向かう
短くて、歩きやすい尾根で100mほどの登りで樹林が途切れたP1056に
到着します。
【コグルミ谷】
旧登山口には国道開通記念の碑が。
2024年12月15日 06:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 6:57
【コグルミ谷】
旧登山口には国道開通記念の碑が。
朝陽を受ける焼尾山の稜線。
2024年12月15日 07:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 7:00
朝陽を受ける焼尾山の稜線。
タテ谷分岐の支谷を横切る。
2024年12月15日 07:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 7:14
タテ谷分岐の支谷を横切る。
《長命水》
心細い水場は見逃しそうだ。
2024年12月15日 07:34撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 7:34
《長命水》
心細い水場は見逃しそうだ。
《カタクリ峠》
六合目の峠で県境稜線に合流。(積雪は5cm程度だろう。)
2024年12月15日 08:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:12
《カタクリ峠》
六合目の峠で県境稜線に合流。(積雪は5cm程度だろう。)
《カタクリ峠》
計画通り真の谷へ下ろう。
2024年12月15日 08:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:13
《カタクリ峠》
計画通り真の谷へ下ろう。
【真の谷】
八合目へ向かう本流を見送る。
2024年12月15日 08:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:22
【真の谷】
八合目へ向かう本流を見送る。
【奥の平北東尾根(仮称)】
急登を終え尾根筋が見えた。
2024年12月15日 08:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:38
【奥の平北東尾根(仮称)】
急登を終え尾根筋が見えた。
念のため方向を確認。
2024年12月15日 08:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:40
念のため方向を確認。
振り返ると県境稜線の冷川岳辺りかな?
2024年12月15日 08:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:46
振り返ると県境稜線の冷川岳辺りかな?
快適な尾根に変わって、
2024年12月15日 08:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:51
快適な尾根に変わって、
マユミの実かな。
2024年12月15日 08:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:51
マユミの実かな。
次第に尾根が広がってきた。
2024年12月15日 08:59撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:59
次第に尾根が広がってきた。
四日市のコンビナート地帯かな?
2024年12月15日 08:59撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 8:59
四日市のコンビナート地帯かな?
傾斜が増した尾根に岩が多くなってきた。
2024年12月15日 09:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 9:09
傾斜が増した尾根に岩が多くなってきた。
どんどん霧氷が濃くなってきた。
2024年12月15日 09:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 9:25
どんどん霧氷が濃くなってきた。
霧氷は素晴らしいけど、空は鈍色で残念。
2024年12月15日 09:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/15 9:36
霧氷は素晴らしいけど、空は鈍色で残念。
奥の平のシンボルツリーを捉えた!
2024年12月15日 09:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 9:41
奥の平のシンボルツリーを捉えた!
《奥の平》
シンボルツリーに到着。(積雪は10cm以上かな?)
2024年12月15日 09:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/15 9:43
《奥の平》
シンボルツリーに到着。(積雪は10cm以上かな?)
《奥の平》
視界を閉ざされたテーブルランド周回は諦めて、頂上へ向かおう。
2024年12月15日 09:45撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 9:45
《奥の平》
視界を閉ざされたテーブルランド周回は諦めて、頂上へ向かおう。
どこを見ても霧氷は満開なんだけどな〜。
2024年12月15日 09:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/15 9:52
どこを見ても霧氷は満開なんだけどな〜。
《御池岳頂上》
何も見えない頂上は、今回も通過点扱いになってしまった。
2024年12月15日 10:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 10:04
《御池岳頂上》
何も見えない頂上は、今回も通過点扱いになってしまった。
霧氷の林が続く。
2024年12月15日 10:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 10:06
霧氷の林が続く。
【支尾根】
登山道を離れ、支尾根を辿って直接「道池」へ下ろう。
2024年12月15日 10:15撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 10:15
【支尾根】
登山道を離れ、支尾根を辿って直接「道池」へ下ろう。
微かに望めるのは鈴養湖かな。
2024年12月15日 10:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 10:18
微かに望めるのは鈴養湖かな。
県境の尾根にも霧氷がビッシリ。
2024年12月15日 10:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 10:25
県境の尾根にも霧氷がビッシリ。
雪に覆われた「道池」に着地。
2024年12月15日 10:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 10:27
雪に覆われた「道池」に着地。
【瞑想の谷】
県境稜線の霧氷を眺めながら・・・。
2024年12月15日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 10:40
【瞑想の谷】
県境稜線の霧氷を眺めながら・・・。
のんびりと彷徨うにはピッタリの雰囲気だ。
2024年12月15日 10:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 10:48
のんびりと彷徨うにはピッタリの雰囲気だ。
「霧池」を見て稜線へ上がる。
2024年12月15日 10:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 10:54
「霧池」を見て稜線へ上がる。
【県境稜線】
次の目的地は「みぶな野」だ。
2024年12月15日 10:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 10:55
【県境稜線】
次の目的地は「みぶな野」だ。
「みぶな野」下降点から鈴北岳がチラリ。
2024年12月15日 11:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 11:05
「みぶな野」下降点から鈴北岳がチラリ。
正面に鈴養湖を見て「みぶな野」へ下る。
2024年12月15日 11:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 11:06
正面に鈴養湖を見て「みぶな野」へ下る。
《みぶな野》
落葉したブナの林に到着。
2024年12月15日 11:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 11:11
《みぶな野》
落葉したブナの林に到着。
《みぶな野》
傷みが激しい愛称:「霧のブナ」。胴回りは2.7mほどあり、樹齢は170年ほど?
2024年12月15日 11:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 11:13
《みぶな野》
傷みが激しい愛称:「霧のブナ」。胴回りは2.7mほどあり、樹齢は170年ほど?
《みぶな野》
巨木が三本並ぶ風景。
2024年12月15日 11:15撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 11:15
《みぶな野》
巨木が三本並ぶ風景。
タテ谷の三股出合に着地。
2024年12月15日 11:30撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 11:30
タテ谷の三股出合に着地。
【タテ谷左岸尾根】
昼食タイムにしよう。
2024年12月15日 11:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 11:46
【タテ谷左岸尾根】
昼食タイムにしよう。
初めての青空も一瞬だった。
2024年12月15日 12:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 12:10
初めての青空も一瞬だった。
【鞍掛尾根】
到着したP1056から鈴北岳を望む。
2024年12月15日 12:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
12/15 12:24
【鞍掛尾根】
到着したP1056から鈴北岳を望む。
本日初めて得られた展望。正面には霊仙山。
2024年12月15日 12:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 12:28
本日初めて得られた展望。正面には霊仙山。
琵琶湖の対岸に高島トレイルの山並みを望む。
2024年12月15日 12:30撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 12:30
琵琶湖の対岸に高島トレイルの山並みを望む。
高島トレイルと霊仙山を望みながら。
2024年12月15日 12:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 12:32
高島トレイルと霊仙山を望みながら。
三国岳の奥に微かに伊吹山を望む。
2024年12月15日 12:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 12:41
三国岳の奥に微かに伊吹山を望む。
県境稜線の先に頭陀ヶ平を望みながら下る。
2024年12月15日 12:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12/15 12:51
県境稜線の先に頭陀ヶ平を望みながら下る。
《鞍掛峠》
峠を下ると風も雪も無縁だった。
2024年12月15日 12:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/15 12:54
《鞍掛峠》
峠を下ると風も雪も無縁だった。
撮影機器:

装備

個人装備
用意したチェーンスパイクは不使用。

感想

御池林道に続いて、国道306号も12/20から冬期閉鎖となり、
登山口まで車で行ける最後の週末は冬の山に衣替えしたテーブルランドを歩いてこよう。

6時半頃にはほぼ埋まった東口の駐車場から、所々凍結した国道の下りに
注意しながらコグルミ谷へ向かう。
粉雪をまぶしたような登山道は長命水を過ぎた辺りで薄っすらながらも
雪道に変わってきた。五合目手前で近藤岩を見たくなり旧道に入るが
谷側斜面のトラバースにかかると進むのを躊躇うような状況だった。
少し高みの山腹へ逃げて覗き込むと雪に覆われた近藤岩は何の特徴も
無いように見えた。

チェーンスパイクの踏み跡も見られる登山道で六合目、カタクリ峠を
越えて予定通り真の谷へ下る。
八合目へ突き上げる本流を見送ると所々で流れが顔を出すので慎重に
岩を踏んで下るとやがて顕著な支谷と南下する尾根が現れる。
地形図とGPSで目指す奥の平北東尾根(仮称)を確認して急斜面を
攀じて尾根に乗る。

風も無く凍える寒さもなかったが、明るい陽射しも無かった。
広尾根が傾斜を増し岩が多く集まる斜面に変わる頃から、周りの林は
霧氷が成長し見応えを増してきたが、鈍色の見通しの悪い天気が
いかにも残念だ。
やがて岩尾根が尽きて傾斜を緩め、霧氷の林が途切れると閉ざされた
視界の先にシンボルツリーを捉えるが、奥の平の草原はホワイトアウトに
加え強風が吹き荒れていた。

雪景色に変わったテーブルランドの周回は次に機会もあるだろう。
今回は諦めて以前から気になっていた頂上から直接道池に延びる尾根を
下ってみる。
そしてお気に入りの瞑想の谷を辿り県境稜線に上がったら、予定していた
みぶな野に下りタテ谷の三股から鞍掛尾根のP1056へ登り返すとやっと
展望を得る事ができ、琵琶湖の対岸、比良山地や高島トレイル、そして
鈴鹿北部の山並みを霧氷越しに眺める事が出来た。


【一度も青空には恵まれなかったが、今シーズン最初の満開の霧氷に
恵まれてバリエーションルートを歩くことができた。しばらくの間
御池岳は遠い山になってしまうが、機会を作って雪のテーブルランド
散策に出かけよう。】

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