天童山-飯森山周回
- GPS
- 05:24
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 609m
- 下り
- 599m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
土曜日の降雪で、稜線はかなりの積雪であった。茶呑峠からの尾根では、落ち葉に積雪で滑って登れなくなったので、チェーンスパイクや軽アイゼンを付けてやっと登ることが出来た。桟敷まで行く予定を飯盛山から下山した。 |
写真
感想
京北トレイルの天童山から飯森山を歩いて来た。それも、前日までの降雪で傾斜のある斜面は落ち葉の上の積雪で滑って滑って大変であった。そのため時間が掛かって桟敷-薬師峠へのコースの予定を飯森山先の大谷峠から大森リゾートへ下降することになった。
初めての大森町は数か所に集落が分かれているようであるが、中の町と東町の間の加茂神社前にある大森分校跡地に駐車して、西町から茶呑峠への道を進んだ。町並みの彼方此方には、数日前の降雪で真っ白な廃田畑が痛々しい程だ。石ころだらけの林道は歩きにくいが、緩やかな峠道は昔からの道のようだ。茶呑峠には地蔵さんが社の中に鎮座していて、地蔵さんの建立のいきさつ等が丁寧に記載されている。
茶呑峠から地蔵様に背を向けて、天童山に向けて傾斜のきつい斜面を登りだした。樹林帯に入ると益々傾斜が増し、落ち葉に積もった雪で足が滑って登れなくなったので、チェーンスパイクを付けてやっと安心して斜面を登ることが出来るほどだ。岩稜帯が出てくると、そこは京北トレイルの分岐で、その先にはパラグライダー基地などがあるらしい。
積雪の上を歩くと、チェーンスパイクは高下駄になったり、雪駄になったりと底の高さが目まぐるしく変わって、背が伸びたり、縮んだりと忙しくて、とても疲れるものだ。誰かは、こんな団子は嫌だとチェーンスパイクを脱ぐと軽くていいとご満悦だ。やはり、積雪の山は苦労が多いものだ。天童山に到着したが、周囲は何も見えないので、長居は無用だ。樹林の中の赤テープを頼りに、足元の踏み跡は鹿が多いが、半分くらいは人間様のようだ。唯一熊にしては少し小さいかも?と思われる足跡があったが?
何時の間にやら、飯森山の面と向かう形の反射板に到着して、もうすぐ山頂と安堵した。予定した時間からは1時間ほど遅れているようだ。これから先の桟敷岳までの長丁場を考えると、薬師峠からの下山は暗闇覚悟となりそうなので、飯森山先の大谷峠から大森リゾート方面に下山することにした。しかしながら、大谷峠からの下山道を知らないので、踏み跡がないとGPSで地図に忠実に進む以外方法が無いことが頭の痛い問題だ。
飯森山の北斜面の急傾斜を下ると、大谷峠には谷から登って来る踏み跡があるではないか。ラッキーと言いながら、杣道らしき浅い溝状に積もった雪を難なく歩けることは幸運であった。谷に着くと凹凸の多い荒れた谷で、踏み跡は殆ど明確ではないが、下へ下へと無理やり下るだけだ。嫌になった頃に広場状に出たら、そこは林道であった。
長い林道を退屈しながら歩いて、やっと大森リゾートキャンプ場らしき所に到着だ。今はキャンプの時期ではないが、その時には多数の車や人でごった返すのかもしれない建造物群をわき見で見ながら通過した。
薬師峠からの下山口の赤い橋を過ぎると、大森東町で民家が現れた。中には『京都市登録有形文化財 椋本家住宅』なる説明版もある貴重な建物も保護されているようだ。道脇の1段上にはお寺もあって、サクラの木などがあるのが見えるが、春先には満開の花で賑わうのだろう。
駐車地のすぐ前にある大森加茂神社に今日のハイクも飯盛山から無事安全に下降できたことなどの御礼を兼ねて、お詣りしながら神社を散策した。
”八”、”永”、”竹”
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