【岩稜鍛錬第三弾】毛無山〜十二ヶ岳の周回コース
- GPS
- 06:37
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 867m
- 下り
- 905m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
文化洞トンネル脇のスペースは駐車不可?ロープが張られてました。 地図には駐車場有の表記がありますが停められないと思われますのでご注意を。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【スタート〜毛無山】 ・生活道から登山道への入り口が分かりにくい。20のポストと「進め」の掲示が目印。 ・落葉がすすみ紅葉は終わり ・山頂近くになるとススキ帯になり視界が開ける。 【毛無山〜十二ヶ岳】 ・ギザギザの稜線歩き ・急峻な登下降となり、鎖・ロープ多数 ・十一と十二の間につり橋 ・つり橋前後は、岩が脆くなっていた、よく確認しながら手足をかけましょう 【十二ヶ岳〜西湖】 ・下りはじめは急ですが、すぐになだらかな樹林帯になります。落ち葉で道が隠れてるので、リボンを確認しながらおりました。 |
その他周辺情報 | 下山口至近のいずみの湯に立ち寄りました。 山ですれ違った人がたくさん寛いました。 |
写真
感想
自分の血・DNAが宿る起源の山…
富士北麓、河口湖…両親の生まれ育った地であり、小さなころから幾度となく訪れた地。
高速のインターを降り「田舎」に近づくにつれ、異様なハゲ山が姿を大きくする…あの山、なんていう山?…さあ何だろうね?…地元の人間にさえ認知されていない。
特徴的な山容が昔から気にはなっていたが、山の名すら知らずに過ごしてきた。
山を始め、気になって調べたあの山が毛無山という名であることを知ったのはこの2年?くらい前のこと。さらに調べると、そこから連なる十二ヶ岳はかなりスリリングで険しい山との情報…いつか登ってみたいなと思ったがひとりではちょっと不安…なかなか機会が訪れなかったが、やっと⁉恋い焦がれたこの山への山行が実現した。
前日の金曜日は酒宴あり、翌日日曜日は天候イマイチ、土曜強行となったが、故に序盤は前日の酒が抜けていない?元々重い体がさらにやたらと重く、暑くは感じないが今までにないほど汗がダラダラ噴き出す…
加えて、夏から使い始めた軽いローカットのトレランシューズに慣れ筋力が衰えた?久々に履いた3シーズン用の登山靴が重い堅い!で、まったくペースがつかめない…毛無山までは長く険しく感じた。
毛無山頂…残念ながら快晴の富士山ドーン!とはいかなかったが、それでも大迫力。
そこで一息つき、アスレチック気分で一ヶ岳〜のアップダウンを愉しむうちに、酒も抜け?ペースをつかむ。
また重く堅い登山靴も岩場ではやはり有利、トレランシューズにはない安心感もあり、それぞれのメリデメを感じることができた。
十一ヶ岳までは順調!一気に下り吊橋まで。そこから十二ヶ岳までの登りは過去最高?の斜度&距離でかなり疲弊…浮石多数?石を落とせない緊張感と疲労でゼーゼー言いながらもなんとかクリアし山頂到着。
狭い山頂だがアットホーム的雰囲気で心地よく時間を過ごし、下りは湖畔までほぼ一気下り。
下山後ゆっくり風呂に浸かり、帰路ものんびり一般道でトコトコ帰り、それでも家着は20時前、やっぱ近い山への土曜山行って、いいね!
世界遺産、富士山…特に夏場は登山者だけでなく多くの観光客も押し寄せるその山は、一方で登る山というより眺める山とも…
毛無〜十二ヶ岳は、富士山を眺める山としてはまさにスーパーアリーナ!実際に見識ある?外国の方も登られてましたが、個人的には、日本一の山と眼下に二つの湖を見下ろすその迫力は、岩稜アプローチというエンターテイメント的要素も含めると、百名山/大菩薩あたりよりよっぽど魅力的!近いしスリルもあるし絶景だし、もっと注目されてもいいコース、もっともっと認知されていい山と感じた。
車利用の登山者がやはり多数でしょうから、スマートな山行のためにも、ぜひ周辺自治体にはインフラ整備、駐車スペースの確保やバス便の改善等々をお願いします!
…でもこの穴場感、寂れ感が魅力でもあるのかな?
今回はダイヤモンド富士を見に富士山方面へ。明け方はいけると思ったがすぐに雲がかかり残念ながらお預け。
その後、西湖の毛無山、十二ヶ岳へ。毛無山〜十二ヶ岳稜線はギザギザしており先日行った両神山八丁尾根を思い出させる。
急峻な稜線はつり橋あり、岩登りありでなかなかのもの。
富士はほとんど雲に隠れてましたが、展望もなかなかのもの、富士が見えたらさぞ絶景だろうな。
富士山と岩とつり橋、盛りだくさんの里山をしっかりと楽しめましたよ。
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