近いうちに一般登山道になる?【巨摩山地 最南部縦走】湯島-小菅山-岡松山-倉尾山-十谷峠-御殿山-富士見山-薬袋


- GPS
- 14:00
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,402m
- 下り
- 2,743m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:14
天候 | 11/7 ![]() 11/8 ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR身延線 甲府 05:20-06:21 下部温泉 早川町乗合バス 下部温泉駅 07:26-08:24 下湯島 復路:早川町乗合バス 角瀬 14:31-14:59 下部温泉駅 JR身延線 下部温泉 15:57-17:15 甲府 JR中央本線 甲府 17:30-19:07 高尾 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的にヤブはない ◆下湯島~小菅山 テープ無し、踏跡なし ◆小菅山~足馴峠 古くは湯島道と呼ばれた廃道がある。 ◆足馴峠~十谷峠 登山道が整備中 踏み跡明瞭テープ多数 岡松山、倉尾山に道標あり ◆十谷峠~富士見山 一般登山道 ◆富士見山~薬袋集落 テープあり、踏み跡薄い 今後、登山道として整備予定らしい |
その他周辺情報 | 七面山温泉ひのや 500円 http://www.hinoya-ryokan.com/bath.php |
写真
感想
去年の春に櫛形山へ登り、先月は夜叉神峠との間の稜線を歩いたので、
今回は櫛形山より更に南側の稜線を歩いてみることにしました。
【1日目】
早川町乗合バスで下部温泉駅から1時間ほど乗り、下湯島で降りました。
登山者は七面山で降りただけでした。
仙城沢を渡り、右岸の急斜面を登っていきました。
途中で、送電線鉄塔用の整備道を横断しましたが、尾根伝いには踏み跡さえありませんでした。
1311.9mにある湯島三角点まで来ると、斜面もゆるくなっていき岩が減りました。
1553m標高点を通り過ぎると再び急斜面になり、岩が多くなりました。
1755mまで来ると、またなだらかになり岩が減りました。
ヤブの少ないただの平坦な尾根を進んでいきました。
少ピークから少し右に折れて、痩せ尾根を進んでいくと1818.0mにある三角点がありました。
真北に急斜面を30mほど下ると、とても古い登山道が現れました。
そこから東へ進みました。
踏めば崩れるほどの脆くなった木の階段もありましたが、
踏み跡は明瞭で歩きやすかったです。
1884ピークの北西に付けられたトラバース道や、仙城沢へ下っていく道も、
分岐にペンキのマークが付けられていました。
(今でもこのルートを歩く人がいるんだろうか?)
櫛形山からの稜線に合流した地点で、少し北に進み1884mピークにザックを置き、
源氏山と櫛形山の間の稜線まで辿ってみました。
合流地点は大峠山との分岐でした。
再び1884mピークに戻りました。
足馴峠には道標がありました。
源氏山へのショートカット道は不明瞭なようでした。
稜線上には随所にテープが付けられていました。
1821mピークに着くと岡松山の真新しい道標が立っていました。
足馴峠にも今後、道標が立ててもらえるのかもしれません
随所に目印のテープが付けられた尾根を進んで行きました。
三角点のある倉尾山にも真新しい道標が立てられていました。
ガイド本では、"この先は足馴峠~十谷峠間でルート判断が最も難しい箇所"と書かれていましたが、
迷い込みやすい場所や、滑りやすい急斜面にはロープがたくさん張られていました。
標高1550mくらいまで高度を下げたところで、ロープ地帯が終わり、歩きやすい道になりました。
1534mピークを越えるようにルートが付けられていましたが、
道標を見てみるといずれ、西側に巻道を作るようでした。
1534mピークを越えて、十谷峠に幕営することにしました。
【2日目】
夜明け前に雨がシトシトと降りだしてきました。
それほど土砂降りにもなりそうに無かったので、予定通りに進むことにしました。
ここから先は古くから一般登山道のようで、随所に道標が置かれていました。
なだらかに登っていくと御殿山の山頂で、少し先に進むと三角点ピークでした。
1613mピークの先が山王峠とのことでしたが、道標はなく峠越えの道もわかりませんでした。
1638mピークを越えると堂平分岐でした。
その次が平須分岐でした。
2つとも立派な道標で、踏み跡が明瞭でした。
次のピークに山頂標がありましたが、
ここが三角点ピークではありませんでした。
更に進んでいくと1640.0mピークの富士見山山頂でした。
山頂から南側は一気に200mを下っていくことになり、灌木ヤブの中を進みました。
1466標高点から矢細工方面への踏み跡はどこにあるかわかりませんでした。
傾斜がゆるくなると、なんとなく踏み跡が現れてきました。
1516mピークはガイド本に山名が載っていませんでしたが、
山頂には大天上の標識が立てられていました。
1376mピークはシッコ山と呼ばれているようですが、
道標はなく、その代わりに電波施設がありました。
そこから先は保守管理の道と電線が続いていたので、目印のテープ代わりになりました。
1250m付近から1107ピークには電線を吊橋状に渡していました。
1107ピーク手前の鞍部までは、かなりの急坂を下っていきました。
踏み跡はかなり古いものがあり、歩けないことはありませんでした。
1107ピークからはまた、電線の横を進んでいきました。
ちらほらと小規模なアンテナを横に見ながら下っていき、
送電用の鉄塔の横も通りました。
更に下って行くと富士見山林道に降り立ちました。
200mほど東に行くと三叉路になっていたので、
ここから今度は820.8mピークに登りました。
山頂は切り拓かれていていました。
南側の尾根に踏み跡はありませんでしたが、ヤブもなく歩きやすかったです。
また、鉄塔の横を通りすぎて、標高700mの縁まで来ると、
眼下に、かなりの急斜面が落ち込んでいました。
その急坂を灌木につかまりながら、ズルズルと下っていくと、無事に舗装路にでました。
薬袋集落手前にはシカよけのゲートがあり、昼夜を問わず開け閉めするようになっていました。
集落から出るところにゲートは開けっ放しになっていました。
栄代橋で早川を渡ると右手に、建て替え中の早川町役場がありました。
次のバスまでかなり時間の余裕があったので、
七面山登山口の角瀬まで歩いていき、日帰り入浴してから帰京しました。
【まとめ】
歩き終わってから気づいたのですが、ここは南アルプスフロントトレイルとして、整備中のコースでした。
感想のまとめは夜叉神峠~櫛形山、櫛形山~足馴峠、足馴峠~薬袋集落を
ひとつにまとめて日記に書こうと思います。
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