山ガールデビューのお供で 高山不動尊、関八州見晴らし台
- GPS
- 05:13
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 730m
- 下り
- 765m
コースタイム
→09:43石地蔵→10:02分岐→10:13ドライブイン関八州見晴らし台入り口10:23→
10:45関八州見晴らし台11:26→12:00高山不動12:33→13:50奥武蔵あじさい館
水分補給、自販機買い物、地図確認等々であまり参考にならないと思います。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレは西吾野駅、高山不動。 ・関八州見晴らし台入り口脇の二台ある自販機はほとんど売り切れ状態。高山不動境内にも自販機ありますが、缶です。 ・高山不動尊から吾野方面への山道の入り口がわかりづらいです。「八徳、吾野方面」へ進み、車道に出てそのまま右へ下るとえんえん舗装道路です!!左上を見ると杉林の入り口に道標があります。 ・途中、「→あじさい館」の立て札が出てきてほっとしますが、さらに下ると黒い板に「吾野近道」とありますが、瀬尾方面に向かってしまったら困ると思って進みませんでしたが、しばらくすると同じような黒い板に「↑高山不動近道」とあったから、近道進んでも大丈夫だったかもしれません??? ・大久保までの間に水場が二箇所あります。軟らかい味がしました。 ・あじさい館は8月中の土日の入浴代金は大人800円が400円でした。 ・道は危険箇所もアップダウンもなく、たいへん歩きやすいです。小さな子供から年配の方まで気軽に静かな山里歩きを楽しめると思います。 |
写真
感想
「私も山に登りたい」
池袋のS山荘へ私の買い物にくっついて来た、長いこと長野県に住んでいたくせに一度も山登りをしたことがない友人が急に言い出した。
最初しょーもない靴で山へ行ってて散々な目にあった私は、
「まず、靴よ」
と、先輩風吹かせた。
彼女はS山荘のおにいさんに「予算は1万円台」と言ってのけたが、親切なおにいさんは靴紐まで締めてあげて親切に対応してくれる。
買う気もないくせに4万円台の靴まで試して結局2万円台のSカルプ社の靴に落ち着く。ホッとしたー。
ちょうどセール期間中だったから、彼女はMレーのザックも購入、トレッキングパンツとストック、靴下も選んだ。いーないーな。
7月だったか、映画を見る前にS山荘へふらっと入った時に、6月に武甲山へご一緒したことのあるもと山岳部の方にばったり店内でお会いしたことがあり、それからも連絡頂いたりして、なんだかんだでその方も今回の彼女の山ガールデビューにお付き合いしてくれることになった。
急坂もなく、眺望も得られて高山不動にも詣でて帰りは温泉というパノラマスペシャルビューコースを今回ご用意させていただきました♪
お話好きな二人は初対面だったけれど、快速急行の中から登山道入り口までずっとお喋りをしていたが、民家の脇を登り始めたらピタッと声が聞こえなくなった。
私は、こないだより歩きやすくなったな〜なんて思いながら登っていったが、彼女には最初のとっかかりが相当こたえたということだった。
そういえば、わたしもそうだったかな〜、と思い出す。
今回は暑さもプラスされているから、少しづつ進んでは水分補給してゆっくり登る。
高山不動の石段で疲れられて関八州行けない、と言われてもなんだったのでどのみち高山不動へは帰路にとることにして分岐を左にとって墓地横に出て車道の関八州見晴らし台入り口へ、という私も初めての道を行く。
晴天だったから、山がよく見える。
自販機横からの休憩場所からでも眺めが得られたのでもうこれで十分、と言う彼女に「あと、ほんのちょっぴり」と言って見晴台まで行く。
頂上は誰もおらず、彼女はバテバテ、もと山岳部さんはお湯を沸かしてコーヒーと味噌汁の準備。わたしは久々の展望でぐるぐる眺めて回る。
川苔山、蕎麦粒山、大持山、武甲山、両神山。
彼女に、武甲山だけ指差して教えて、あそこに登ったのよ、と言ったらめっぽう驚いてくれた。
そーだよねー、わたしも以前はあんな大きな山ぜったい登れっこないと思っていた。
しばらくするとトレイルランの人たちでいつの間にか山頂がいっぱいになり、独占していたあずまやを出発。
下りはじめたら登ってくる人たち十何人にもすれ違う。
高山不動尊はいつもとかわらず静かでおごそかで汗がひいていく。
高山不動の石段を下りる、という初めての経験をして、吾野方面へ行くというこれまた初めての道を行こうと決めたので地図で確認したし、下から上がってくる人たちもいたから大丈夫だろうと思って車道を進んだのだが、確かすぐ山道に出るはずなのになんかおかしい…
運よく傘被った地元の男性が歩いていたので尋ねたら、車道から山道へ入る道があると教えて下さる。
戻る。上りを3分くらい。なるほど、ある。道標が。
二人に謝りまくって下山開始。
あとから聞いたが、あじさい館からの帰りのバスでお隣に座った女性も道がわからず、結局車道を歩いて下りて来たそうだ。
苦労して見つけた道はこれまた歩きやすい静かな風の通る道で。
るんるんハイキングとは、こーゆーものなのか。
小さな集落を過ぎ、家屋の横を通って小さな峠を超えると眼下に立派な建物が見える。
本日のゴール、奥武蔵あじさい館は立ち寄り湯客と泊り客とレストランでの食事客と法事客とお土産購入客で賑わっていましたが広いせいかごちゃごちゃしている感じではない。
お風呂も混んでいなかった。
1階外でゲットした焼き鳥(5本400円)を持って二階休憩室へ。
貸し切りの部屋もあるのかもしれないけれど、3〜40人くらいは入れそうな小部屋が4〜5部屋あって、畳もとても綺麗だった。
山ガールは股関節と右ひざと太ももが痛いと言って、本当は関八州からバスで帰りたいほどだったと言ってたけれど、よく頑張りました。これにめげずに元を取る(?)まで頑張るそうだ。おニューの靴が一番心配だったけれども、靴ずれもなく、足は快適だったみたいだからよかった。
どうも、もと山岳部さんが作ってくれたコーヒーと味噌汁にいたく感激した様子だけど。
わたしもストーブ、コンロ、コッフェル、あったら面白いだろーな〜とは思うのだけれど、ねえ…
S山荘で新規購入した大きなザックにだったら十分入るけれど、ねえ…
もうこれ以上荷物を増やしたくないのが本音だし…
まだまだ悩み多き年頃みたいだ〜。
追記:山ガール、とは言ってもわたしと同い年です^^「山ガール」名称を使用するのに年齢制限あるのかしらん。
西武秩父駅で生ビールと焼き鳥を一人で買って飲んで電車待ちが出来るお年頃です。
靴の調子は問題なしとのこと、まずは安堵いたしました。
山ガールに年齢制限は無きもの、新発意こそ美しいと存じます。どうぞ良い山を!
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