亀の甲溜池〜吉祥寺奥の院〜杓子ケ峰 探訪

2024年12月22日(日) [日帰り]

• GPS: 02:39
• 距離: 7.6km
• 登り: 364m
• 下り: 370m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:35
• 休憩: 0:04
• 合計: 2:39

距離 7.6km 登り 364m 下り 370m

11:49 スタート地点
13:26 13:30 杓子ケ峰
14:28 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

公共交通機関であれば弥生が丘駅。車であれば弥生が丘の梅坂公園駐車場を使うのがよい。

コース状況／危険箇所等

亀の甲溜池から杓子ヶ峰までは、林道と吉祥寺の参道を除いて道のない林を歩いた。吉祥寺上の廃虚小屋から先、数十メートルは特に棘藪が深くて難儀する。

写真

12/22 12:02

まずは亀の甲溜池の堤防を登る

12/22 12:03

左が堤防。右は吉祥寺奥の院がある168ピーク

12/22 12:05

堤防の道を進む

12/22 12:06

基山町の眺望良好

12/22 12:11

防獣柵の向こう側にお寺の跡あり。行ってみる

12/22 12:12

ステンレスのボウルを被った仏様。これはこれで信仰心の表れだろう

12/22 12:16

跡が点々と

12/22 12:17

階段の先には

12/22 12:17

これは何だろう？窟か？
石の組み方からして、古墳ではない

12/22 12:18

窟のすぐ上にある岩。陰石のようにも見える

12/22 12:25

尾根上に平らな小ピーク。この辺りのピークは大概平らに整地されている

12/22 12:26

？？？自然の岩？

12/22 12:27

道の跡あり

12/22 12:29

吉祥寺奥の院

12/22 12:29

道沿いには仏様

12/22 12:30

12/22 12:31

12/22 12:35

冬の優しい日差しの中に佇む仏様

12/22 12:36

12/22 12:39

左へ。吉祥寺の方に降りる

12/22 12:40

こちらにも仏様

12/22 12:41

12/22 12:42

12/22 12:46

ここに廃墟になった小屋あり。眺め良好。
この先は藪が深い

12/22 12:57

尾根を強引に進み、ピーク越えてほどなくすると林道に降りる。林道を渡った先には、261mピークへと続くトレイルあり。（今日は261mピークへは行かなかった）

12/22 13:01

ふと、林道の谷側に古い道の跡あり。すこし降りてみた。おそらく吉祥寺方面へと続く道で、地形図に一部記載あり

12/22 13:05

古道を登る

12/22 13:08

登った先には古墳？古墳の割に石が小さい気もするし、羨道も不明瞭（南を向いてはいるが⋯）標高も高すぎるし。炭焼きだろうか？

炭焼きにしては石が大きいか⋯

尾根筋のすぐ下には古墳の墳丘状の地形もあり。やはり古墳だろうか？

12/22 13:17

ここから尾根筋に上がり、杓子ヶ峰を目指す

12/22 13:23

奥山〜杓子ヶ峰の道に出た

12/22 13:28

杓子ヶ峰。眺望良好

12/22 13:32

黄金色の斜面に、冷たい風が吹き渡る

12/22 13:34

あと10日足らずでお正月。今年も初日の出を拝みに参りましょうかね

12/22 13:41

鳥居の登山口へ。途中、道から30m程の林に入ったところに古墳

12/22 13:43

ここは登山道から3メートル程しか離れてないところにある古墳

12/22 13:44

ここにも。古墳だらけの杓子ヶ峰

撮影機器：

NIKON Z 6 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

ソフトシェル グローブ ザック 飲料 GPS ファーストエイドキット 携帯 カメラ

感想

niko-

亀の甲溜池の上には吉祥寺という寺があり、そこから168mピークの奥の院にかけて、参道沿いに点々と石仏が祀られているのは周知の通り。しかし祈りの場は（痕跡も含めて）、吉祥寺の境内以外の168mピーク全域でも散見される。

今回は168mピークの南側を中心に寺院跡を探訪。その後は、杓子ヶ峰方面の未踏の稜線を調査することにした。

【168mピーク南側】
山裾に石仏。そこから階段や構造物がいくつか残されている。おそらく、大正12年に吉祥寺がこの地に移る前の霊場の跡と推測する。

※参考:基山町のホームページから、吉祥寺に関する説明を引用
「当町正応寺集落の人、篠原龍善和尚が、同地にあった阿弥陀堂を大正12年(1923)、昔からの霊地とされる仁恩の瀧の現在地に移したのが前身である」

ここから更に北にかけて、霊場跡があったと記憶するので、あらためて探訪したい。

【261mピーク東稜】
この辺りは昔の道が残っていて、辿ると古墳？炭焼き？の大きな石の構造物があった。やはりこの山域、多くの遺構が点在していて、行く毎に新たな発見があるのが面白い。