英彦山・裏英彦山ルート(薬師峠〜ケルン谷〜鹿の角〜北西尾根)
- GPS
- 04:01
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 818m
- 下り
- 832m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
レインウェア
ヘッドランプ(含む予備電池)
地形図&コンパス
ハンディGPS(含む予備電池)
ウォーターボトル
ライター
ナイフ
タオル
お茶などの飲料水500ml×2
未開封清潔な水500ml
行動食(1)
非常食(1)
ファーストエイド
デジカメ(含む予備電池)
携帯電話
ツェルト
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感想
さて今回も直明けで突撃です。目指すは「鹿の角ルート」。
いつものルートで英彦山・豊前坊の駐車場を目指しますが、九州道で事故渋滞に巻き込まれ、まさかの遅延。まぁ慌てても仕方ないので・・・いつもの最短ルートで向かいます。
駐車場に着くと今日は日曜か?っと言わんばかりの混みよう・・・確かに近辺の紅葉は素晴らしい! 何とかすき間を見つけて駐車。早速装備を整えて歩き出します。
まずは駐車場から舗装路を歩いて薬師林道の入り口へ。前回停めた「55駐車場」にとも考えたが、帰りの時間が遅くなった場合も考え豊前坊から歩くことにした。
薬師林道から杉の植林に入り、ほぼ落葉した樹林を越えて尾根道に。前回間違えた北岳の分岐。今回は間違えずにケルン谷へと向かう。雨の影響か岩石地帯で非常に滑りやすい。途中で一人すれ違い、一人追い抜いた。
トラバースルートからケルン谷への下降する途中、大きな岩石の上で靴が滑る!
あっと思った瞬間・・・岩石に上に腹ばい状態・・・カメラを守って両手両足打撲(T^T)
動かしてみるが歩行には問題無いようだ。よかった。
ケルン谷まで降りて、ここからのルートがはっきりしない。少し斜面を登ってみると標識があった。やや不明確な踏み跡をたどって尾根を回り込む。岩屋がいくつか現れる。
「垂水の壺」と標識のある崖下。しずくが垂れる程度の水量だった。籠水峠まで60分とある・・・結構遠いな・・・
所々残っている紅葉が鮮やかだ。
涸れ沢を渡り、登り直す。テープは少ないので慎重に探しながら歩く。残置ロープのある急斜面。足場が狭く、滑りやすいのでちょっと緊張する。
沢や小さな尾根を越えて歩くと、前方から声が聞こえる。籠水峠で休憩するパーティだった。「岳滅鬼から登ってきた」と言われてた。結構な距離のはずだけど、余裕のある様子、さすがです。こっちはへろへろ〜ここで一本入れる。
ザックを下ろして、迫力のある岸壁を眺める。アレを越えていくのか?草付きの辺りから登れないことはなさそうだが・・・あんな厳しいルートでは無かったはず・・・近寄ってみて真下から偵察。取り付いてみるが高度感もあって装備無しではマズい感じ。
峠から少し戻って岩がちな尾根を登るとテープがあった。これが正解のルートらしい。急登をあえぎながら登ると一面落葉の広い場所に出る。一本の樹木に「鹿の角1071m」と言うプレートが・・・着いた!
南岳が樹林越しにそびえている。地形図でみると尾根が繋がっているようだ。踏み跡もしっかりとあり、迷うことは無い。枯れた笹藪から岩石の登りになる。直立した奇岩を巻いて、南岳直下の岸壁下に。ここから右に巻いてから、ちょっとした岩登り。途中に「鬼の舌」のプレートがあった。
少し登ると南岳迂回路に飛び出す。ロープが入ってあって迂回路から見ると進入禁止の雰囲気。
うーん、やっぱお初のルートは楽しい!
予定より時間が押しているので、南岳はパスして中岳に。英彦山神社に参拝して広場に降りる。何組かの登山者が休憩中。こちらもやっと昼飯にする。今回は時間がかかると思っていたのでほぼ行動食(^^ゞ
口の押し込んでいると丁度登ってきたハイカーにシャッターを頼まれる。ちょっと離れた場所から「すいまんせ〜ん」って呼びかけられて・・・お願いするならここまで来いよ!なんて口をもごもごしながらも笑顔で応じる(笑)
一休みして、ノンアルビールで気力回復。炭酸効く〜!
さて、下山ルートの北西尾根に足を踏み入れる。こちらもお初のルート。
広い尾根に枯れた樹木が点在。すすき野の中にゆるやかに下るルートが伸びている。北側、下方に「青年の家」が見える。あそこまで下るのか?
岩場に出ると短いアルミ梯子がかかっている。地面の露出した部分は黒土で滑りやすい。樹林の中へ入っていくと、ルートすら覆い隠すほどの枯葉の絨毯。おー感動、寝転びたい。
尾根の末端まで来ると急降下。観察路の分岐に出る。ここからルートを北にとり、九州自然歩道に向かう。最初トラバース気味に歩いて、岩石地帯の下りになる。ここも滑りやすいし、浮石に注意して歩く。
下っていくと一面ススキの斜面に飛び出す。夕日とかきれいだろうな。
九州自然歩道の入り口にはベンチのある休憩所がある。ここも一面の落ち葉で、カメラを抱えたハイカーがたくさん。皆さん大きな三脚を据えて撮影しておられた。
自然歩道に入ると「豊前坊まで1.4辧廚良充─弔舛腓辰箸△襪福J眛擦呂罎襪笋に上り、青年の家のあたりは杉並木になっている。箱根か? やがて石畳となり、R500に出る。ここから駐車場まですぐなのだが、自然歩道はR500をまたいで続いている。ぐっと下って駐車場の下に続いている…階段を登りなおすのは面倒なので車道を歩いたほうが良かったかも?
駐車場に着くとさすがに車も少なくなっていた。距離も時間も長と良いルートだったと思う。お初のルートは楽しい! 次回は四王寺滝ルートを歩きたい。
初のルート、ワクワク感が止まりませんね。
紅葉&黄葉の絨毯も美しい!
まだまだ未踏のルートがあるこの山はいいですね。
今度、お初ルートをご一緒しましょう。
来月には「グレートトラバース2」を実行中の田中氏も通過の予定。
出来ればどこかで出会いたいです。
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