70.筑波山 「燃え尽きた後に 」(軟弱登山でごめんなさい)
- GPS
- 02:38
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 219m
- 下り
- 717m
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
つくば駅の上にあるつくばセンターから筑波山シャトルバスを利用。 約40分の筑波山神社入口までの運賃は720円。 筑波山ケーブルカーは片道580円。 余分な荷物は50円で預けてもらえるので、新幹線や夜行バスなどで上京後そのまま登山する場合は利用しない手はない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね整備されていて歩きやすかったです。 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は筑波山神社前にある筑波山温泉青木屋を利用。入浴料は1080円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
自撮棒
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感想
第70座.「燃え尽きた後に」
焼岳登山の後、10月は岐阜県揖斐川町で開催される「いびがわマラソン」に備えて走り込みたい意向もあって、登山の予定は立てなかった。でも、僕の深田百名山登頂も69座になっており、今年中に70座目を決めたいという欲求があった。となると、いびがわマラソンが開催される11月8日以降に登れる山の候補は筑波山と大菩薩嶺と赤城山ぐらいしか残っていなかった。赤城山は直通バスの運行が終わっているということでまず候補から外れた。残るは筑波山か大菩薩嶺に絞られた。低予算を優先して考えるならば、大菩薩嶺になるところだが、東京駅を経由する百名山をひとつ減らしたいという思惑と、近々、劇場版が公開される、アニメ 「ガールズ&パンツァー」の舞台となった大洗町の聖地巡礼もしたいという欲求もあって筑波山に決まった。
10月上旬に僕の祖母が亡くなり、お弔いのため走れなかった時期があったが、下旬に30キロ走(5時間走)や20キロ走(3時間走)を実施して、まがいなりにも完走出来るかも知れないという手応えを得てレース当日を迎えたが、生憎の雨・・・・ 。4年連続の雨だそうで、何故いびがわの時だけ雨が降るの? と胃が痛くなることもあった。当日、降りしきる雨の中をクルマで走らせている時に走るぞと覚悟を決めた。
いびがわマラソンというのはアップダウンが大きくて、それだけでも難しいのに、
制限時間が5時間30分と厳しくて、目標タイムが5時間15分の僕にとっては、不安を感じていたが、5時間15分18秒で時間内完走を果たした。僕はこの一日で燃え尽きた感じがして、旅の準備も滞りがちだった。筋肉痛もなかなか治らずに、本当に筑波山に登れるのか、今度はこちらの方が不安材料になった。
旅立ちの日が当日となった12日の仕事も不調に終わり、本当に大丈夫なのか? そんな思いを抱きながら、名古屋駅前から出発する夜行バスに乗り込んだ。なかなか眠れないまま東京に到着。つくばエクスプレスに乗ってつくば駅に着いた。8時発の筑波山シャトルバスの時間が大いにあったので、持って来たサブザックに必要な荷物を詰めながらバスの到着を待った。
8時発の筑波山シャトルバスには平日とはいえ座席の8割が埋まった。平日なのにすごい多いなと思ったのだ。そのバスが筑波山神社入口に着いたところで下車。まずは、荷物を預けて頂ける筑波山ケーブルカー宮脇駅まで向かった。途中、筑波山神社境内を通らねばならず、現在は不浄な僕は気が引けたが、お参りをしなければいいかと、都合がいい解釈をして何気に通過した(神様ごめんなさい!)。
ケーブルカーの事務室で登るのに不要な荷物を50円で預けて頂き、完治出来てない足に不安を感じていた僕は、ここでケーブルカーに乗ることにした。9時20分始発に乗って、終点の筑波山頂駅、御幸ヶ原から登山スタート。まずは男体山を極め、返す刀で最高峰の女体山へ向かった。
この一帯は樹木の葉が黄色く染まっていて、いい気分で歩くことが出来たが、寒さに備えて厚着をし過ぎたせいもあってか汗だくとなった。程なくして最高峰の女体山に登頂。これで区切りの70座目登頂となった。何とか今年中に決められて良かった。登頂の記念撮影もラクビーW杯の五郎丸歩選手の「五郎丸ポーズ」で決めたのは言うまでもない。
その後は東へ歩き奇岩巡りと洒落込んだ。大仏岩、北斗岩、母の胎内巡り(流石に中には入らなかったが)、弁慶の七戻りと奇岩を眺めながら歩いた。この頃になると、多くの小学生の児童とすれ違った。平日の筈なのに何でと思ったが、この日は「茨城県民の日」で休みであるらしい。僕の出身県である愛知県には「愛知県民の日」がなく休みがないのに羨ましいぞ! 茨城県民! と思った。
昼には筑波山神社に到着。今回も無事に登山が終えることが出来た。〆の温泉は筑波山温泉 青木屋に入った。浴場が最上階にあって身体を洗っている最中は寒かったが、湯船に浸かると、しんみりと温かさが伝わって「二週間分」の疲れを癒すことが出来たかなぁ〜と思った。
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