金華山(みちのく潮風トレイル)
- GPS
- 02:57
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 500m
- 下り
- 502m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 最高気温3度/最低気温-2度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
JR石巻駅より鮎川港行きバス終点下車(1時間10分) 鮎川港より渡船(15分) 宮城交通(路線バス) https://www.miyakou.co.jp/ 金華山フェリー ※要予約 https://www.seadream-kinkasan.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・黄金山神社〜山頂 危険な箇所はありません。 ・山頂〜二の峠〜黄金山神社 落ち葉で踏み跡が不明瞭な場所がありました。 ・トイレは船着き場の休憩所と神社にあります。 ・携帯電波が届かない場所があります(2024/12現在) docomo・SoftBank…この登山ルートの範囲は圏内。山頂の東側は圏外。 au…黄金山神社と海岸付近以外は圏外。 |
その他周辺情報 | 菊地旅館(前泊+後泊) https://kikuchi-ryokan.com/ |
写真
感想
同じ名前の山が岐阜県にありますが、こちらは宮城県牡鹿半島の先端にある島です。◯◯島の金華山ではなく、島の名前が金華山です。島内にある黄金山神社は出羽三山、恐山と並ぶ東北三大霊場のひとつに数えられています。
前日、東京から新幹線と仙石線で石巻へ移動して市内の旅館に前泊。当日の朝、石巻駅から路線バスで1時間ほどの鮎川港へ。鮎川港から金華山港までは海上タクシーで15分くらいです。のんびり進む小型船かと思ったら船外機が2つ付いているモーターボートで、海面を跳ねるように進むので上下の揺れが半端ありません。時速60キロくらい出ていたと思います。乗船前にもらったかっぱえびせん(カモメの餌)を出す余裕無いまま金華山の船着き場に到着しました。
船着き場から舗装道路を少し歩き、黄金山神社の裏手から「みちのく潮風トレイル」のルートを登っていきます。八合目を超えるとコバルトブルーの海と遠くに浮かぶ島々の眺めが素晴らしいです。山頂の大海祇(おおわたつみ)神社にお参りしたあと昼食を取りました。青い海をバックにシカが草を食んでいたりサルの群れが日当たりの良い斜面で寛いでいる姿も見られました。
みちのく潮風トレイルを1周して神社まで戻った時、他の観光客の姿が全く見えず自分以外は神社の職員とシカだけという状況に少し違和感を覚えます。ただ、帰りの船の時間までは少し早かったので、同じ船で帰るはずの他の登山者はまだ戻っていないか、あるいは早めに船着き場に行っているのだと思い、船着き場の横にある休憩所の建物に入ったところ…誰もいません。
予約した15時を過ぎても他の登山者も海上タクシーも現れなかったので運航会社に電話をしたところ、なぜか帰りの海上タクシーが予約されていなかったことが分かりました。鮎川港から16時半発の石巻駅行き最終バスに乗らなければならないので急遽チャーター便を手配してもらい、予定より40分ほど遅れたものの無事に鮎川港に戻ることができました。鮎川港でチャーター便の料金を支払い、結果として船の往復で1万8000円かかりました。
金華山の登山道は「みちのく潮風トレイル」と「東北自然歩道」に指定されており、観光案内には初心者が気軽にトレッキングを楽しめるような山であることが紹介されていますが、総合的には難易度が高い山だと思います。登山口までのアクセスに船を使わなければならず、複数ある運航会社のいずれも登山で利用する場合の利用方法や料金が非常に分かりにくいのが大きな理由ですが、それ以外にも島の東側は携帯電話の電波が届かないので緊急時に救助を求めることが難しいうえ、島内には神社を除いて有人の施設や民家が一切無いことが挙げられます。
島の人口5人(神社関係者のようです)に対してシカ500頭、サル250匹が生息しているそうです。神社の周辺にはそこら中にシカがいました。人懐こいのもいればサッサと逃げていくのもいて、シカによって性格も違うようです。彼らも登山道を使って移動しているようで足元はシカのフンだらけですが、これはシカたないですね。
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