南伊豆ロングトレイル（松崎→石廊崎）

2024年12月29日(日) ~ 2024年12月30日(月)

• GPS: 15:53
• 距離: 44.1km
• 登り: 2,817m
• 下り: 2,767m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 0:24
• 合計: 8:49

距離 26.9km 登り 1,566m 下り 1,562m

8:24 スタート地点
8:35 8:35 松崎バスターミナル
9:30 9:30 萩谷バス停
9:55 9:56 萩谷バス停
10:03 10:03 一里塚バス停
10:49 10:49 石部温泉バス停
11:17 11:18 三競展望台
11:39 11:39 雲見
11:59 12:06 烏帽子山
12:18 12:18 雲見バス停
12:22 12:22 雲見入谷バス停
12:40 12:46 高通山登山口
13:30 13:35 高通山北側展望台
13:40 13:46 高通山
14:40 14:40 波勝崎歩道入口
15:28 15:28 伊浜バス停
16:05 16:05 一丁田バス停
16:39 16:39 落居口バス停
16:45 16:45 日和山
17:15 17:15 子浦バス停
17:17 宿泊地

2日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 0:04
• 合計: 6:57

距離 17.3km 登り 1,251m 下り 1,205m

7:00 宿泊地
7:23 7:23 妻良バス停
7:41 7:42 夫婦岬分岐
8:00 8:01 北谷川浜分岐
9:11 9:12 南伊豆歩道吉田
9:21 9:24 吉田海岸公衆トイレ
10:07 10:08 富戸の浜
10:49 10:49 千畳敷入口
11:25 11:26 入間バス停
12:40 12:40 中木里バス停
12:50 12:50 中木バス停
13:33 13:34 石廊崎上バス停
13:45 13:47 石廊崎オーシャンパーク
13:52 13:52 石廊埼灯台
13:58 13:59 石廊崎
14:01 ゴール地点

天候

両日とも快晴・午後から暴風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

道の駅開国下田みなとに車を置いて、徒歩10分の伊豆急下田駅へ。
7：15の始発バスに乗り松崎バスターミナルへ。（1,520円)

コース状況／危険箇所等

ずっと海を見ながらのトレイルは最高の一言に尽きます。絶景の連続です。
が！アップダウンが云々というレベルではなく、普通に低山登山の繰り返しです。しかも海抜0mから0mまでなので標高分キッチリ登って下りることになります笑。標高グラフ見て笑ってしまいました。
個人的には今年イチきつかったです。

その他周辺情報

松崎町からトレイルに入ってからはコンビニは見かけませんでした。
トレイルを抜けて漁港に降りると自販機がポツンとある（なぜかダイドー率高し！自分調べ）感じなので水分と行動食は余分に持っておいた方が良いと思います。

写真

12/29 6:51

道の駅に車を置いて駅に向かって歩き出します。

12/29 7:08

伊豆急下田駅のバスターミナルから始発のバスでスタート地点の松崎へ。

12/29 8:12

松崎バスターミナル。

12/29 8:23

先まで行っても戻ってくるから意味はないのですが笑、スタート地点に定めた松崎新港からトレイルを始めます。

12/29 8:29

晴天！

12/29 8:29

この時間だとまだ波は穏やかでした。

12/29 8:41

のどかな町の風景も相まってこの時はゆるふわトレイルのつもりだったんですが..。

12/29 8:47

ないのもはない！

12/29 9:15

12/29 9:17

遠くに荒川、赤石、聖！
若干雲に隠れていましたが間ノ岳と北岳も見えました！

12/29 9:20

海の向こうにそびえる。

12/29 9:24

道路脇に個性的な彫刻が間隔をあけて並んでいました。とても良かったです。

12/29 9:32

トレイルに入っても近くに波の音が聞こえて、普段歩いている山道とはまた違った感じでした。

12/29 9:36

抜けた先が

12/29 9:36

海岸、そして富士。

12/29 9:44

一番遠くに見えるのが後で登る烏帽子山。

12/29 10:02

トレイルを抜けて里に下りるとエメラルドグリーンの浜。

12/29 10:11

そしてまたトレイルへ。

12/29 10:25

基本的にこの繰り返しなのですが、海抜0から0なので標高をキッチリ登って下りることになるため低山とはいえだんだん疲労が蓄積されていきます。

12/29 10:30

12/29 10:48

穏やかな石部の浜。

12/29 10:52

たまに民家の裏路地を歩くことも。

12/29 11:01

12/29 11:17

三競展望台。

12/29 11:18

ここまで歩いてきた人だけが見られる絶景。

12/29 11:35

越えてきた山を振り返る。

12/29 11:36

雲見浜に下りてきました。

12/29 11:39

雲見橋からの絶景。

12/29 11:42

スルーするか迷いましたが烏帽子山に登ることに。

12/29 11:45

合計450段の石段（ ; ; ）

12/29 11:59

絶景！狭い展望台は暴風で怖いくらいでした。

12/29 12:00

絶景！どこまでも続く海原。

12/29 12:01

その展望台。登って良かったです。

12/29 13:04

この2日間で一番キツかった高通山へのトレイル。

12/29 13:40

標高以上にタフな山でした。

12/29 13:41

一応このトレイル上では最高峰。

12/29 13:41

そして言うまでもなく絶景です。

12/29 13:41

12/29 14:40

下りは風速40m（体感）の暴風に晒され、ザレたトラバース路で5回滑りこけて散々だったので、抜けた時は心底嬉しかったです。

12/29 14:50

波が高くなり飛沫が舞うのが見えます。

12/29 14:50

12/29 15:03

この時点で15時。
テントを張る場所も決まっていないし風も強くなる一方なので先へ進むか迷いましたが、ヘッデンもあるし山の上ってわけではないのでもう少し歩くことにしました。

12/29 16:39

初日最後のトレイルに入ります。

12/29 16:42

夕日が山の向こうではなく地平線の向こうに沈んでいくのを見たのはいつ振りだろう。

12/29 16:46

12/29 16:46

この場所が間違いなくこのトレイルのハイライトでした。とてもとても美しかったです。

12/29 16:46

12/29 16:49

あと10分早く着いていれば！

12/29 16:49

12/29 17:09

子浦の港に下りる頃にはもう暗くなっていました。

12/29 18:20

真っ暗な中、暴風の合間を縫って子浦ビジターセンターの駐車場脇の草むらにテントを張りました。
波の音を聞きながら熱燗とおでん。

12/30 6:55

翌朝。
風が強くなければ本当はここに張りたかったんですが。

12/30 6:58

海抜0mから2日目スタート。

12/30 7:07

南国風。

12/30 7:38

30分歩いて昨日テントを張った場所を見下ろす。

12/30 7:55

昨日とはまた違って鬱蒼としたジャングルのような雰囲気でした。

12/30 8:06

12/30 9:10

12/30 9:15

里に咲くアロエの花。とても綺麗でした。

12/30 9:19

12/30 9:20

出発して2時間半、

12/30 9:21

吉田の浜。

12/30 10:06

富戸の浜は流木やゴミが多く漂着していました。

12/30 11:04

絶景トレイル。

12/30 11:12

12/30 12:35

早く言って欲しかった。

12/30 12:41

ダイドー率が高かったです。（自分調べ）

12/30 13:01

ついに最後のトレイルに入ります。

12/30 13:16

このトレイルの最後のピーク！

12/30 13:16

12/30 13:18

南伊豆の海が見えてきました。

12/30 13:18

ゴールの石廊崎まであと2.3キロ。

12/30 13:41

灯台が見えました。ちょっと泣きそうでした。

12/30 13:46

石廊崎オーシャンパーク。

12/30 13:51

12/30 13:54

石廊崎に到着！

12/30 13:55

南伊豆ロングトレイル完歩しました！

12/30 13:59

ずっと遠くどこまでも海でした。

撮影機器：

iPhone 14 Apple

感想

mount-torio

南伊豆ロングトレイルを松崎から南下ルートで歩いてきました。

歩き始めてから、はて？これはイメージしていたロングトレイルとは少し違って、何というか連続低山登山なのでは？と気づくのにそう時間は掛かりませんでした笑。しかも、海抜0mから標高分キッチリ登って下りるやつ。

最初のうちはトレイルを抜けて里に下りるとほっこりしていたんですが、そのうち次登る山のことを考えると急に真顔になるというか。
それでもやはり息を呑む絶景の連続に、その都度心を大きく動かされざるを得ませんでした。

南下ルートを選ぶか北上ルートを選ぶか迷いましたが、今回歩いてみて、海に向かっている高揚感がとても良かったので、個人的には南下で正解だったと思います。
特に最後のピークを越えた先、石廊崎の灯台の姿が見えた時、不覚にも少し泣きそうになってしまいました。

ゴールの石廊崎の向こうは、当たり前だけど、どこまでもずっとずっと遠くまで海でした。