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Yamareco

記録ID: 7643827
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

表妙義縦走 難関ルート

2024年12月31日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:25
距離
9.6km
登り
1,638m
下り
1,640m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:08
休憩
1:12
合計
7:20
距離 9.6km 登り 1,638m 下り 1,640m
6:41
6:42
30
7:12
7:17
38
7:55
7:59
18
8:18
8:24
19
8:43
8:44
5
8:49
8:49
7
8:56
8:57
12
9:09
9:15
42
9:57
9:57
6
10:03
30
10:33
10:48
32
11:20
11:27
6
11:34
11:34
4
11:39
12:05
6
12:11
12:12
4
12:16
12:16
13
12:29
12:30
23
12:53
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15
13:07
13:08
8
13:15
13:16
11
13:27
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12
13:40
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10
13:50
13:50
7
13:57
13:57
1
13:57
ゴール地点
天候 晴れ
朝以降 西寄りの風 山頂の高いところは時々突風が吹いていました😰
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅妙義の登山無料駐車場を利用しました
コース状況/
危険箇所等
岩へのマーキング、木にテープなどあります
迷う時は辺りをよく見渡すとこれらの印があります

季節柄ってのもあると思いますが、コース全体的に土煙が出るような乾いた土の上に、砂利と落ち葉のコーティングが贅沢にされており笑、とてもスリップしやすい状況のため、むしろ鎖がないところこそ注意と思いました
滑ったら奈落の底行き☠️です

手がかりとして、木の根っこ、木の枝がとても助かりました
高度感のある細尾根歩きも、これら手がかりでずいぶんと助けられました
その他周辺情報 年末につき、もみじの湯はおやすみでした
太陽はまだ出ていませんが、明るくなったので行動開始です
2024年12月31日 06:32撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 6:32
太陽はまだ出ていませんが、明るくなったので行動開始です
妙義神社からスタートします
あそこを登るのね🧗
2024年12月31日 06:34撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 6:34
妙義神社からスタートします
あそこを登るのね🧗
振り返る
階段長くすでに息が上がりました笑
2024年12月31日 06:41撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 6:41
振り返る
階段長くすでに息が上がりました笑
取り付いた後も、普通に急登が続き
高度をどんどん上げていきます
2024年12月31日 06:55撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 6:55
取り付いた後も、普通に急登が続き
高度をどんどん上げていきます
急登が続く😩
2024年12月31日 07:07撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:07
急登が続く😩
大の字
鎖場です
2024年12月31日 07:11撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:11
大の字
鎖場です
ちょうど登った頃に日の出を拝めました
1日早いけれど🙏
2024年12月31日 07:15撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:15
ちょうど登った頃に日の出を拝めました
1日早いけれど🙏
振り返る
ピークが近づいて来た
2024年12月31日 07:19撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:19
振り返る
ピークが近づいて来た
さ、核心部の連続に向かいます
2024年12月31日 07:25撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:25
さ、核心部の連続に向かいます
奥の院
2024年12月31日 07:35撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:35
奥の院
ものすごくそう厳な雰囲気
写真に撮るのは罰当たりかも
と、その後に痛い仕打ちを受けることに…
2024年12月31日 07:36撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:36
ものすごくそう厳な雰囲気
写真に撮るのは罰当たりかも
と、その後に痛い仕打ちを受けることに…
一旦戻り、杉の木横の崖鎖場から登る
はずが、鎖をつかむ前、岩に取り付いた途端右手がグリップを失って転倒し、3メートルほど下の地面に右足腿の前側を強く打ちつけました
打撲です、リタイアもよぎったけど、何とか動けるのでこのまま進みます
3点支持の基本ができていませんでした

奥の院の仏さまから、これから少しでも気を抜くともっと痛い目に遭うぞとの教えと思いました
細心の注意で挑みます
2024年12月31日 07:39撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:39
一旦戻り、杉の木横の崖鎖場から登る
はずが、鎖をつかむ前、岩に取り付いた途端右手がグリップを失って転倒し、3メートルほど下の地面に右足腿の前側を強く打ちつけました
打撲です、リタイアもよぎったけど、何とか動けるのでこのまま進みます
3点支持の基本ができていませんでした

奥の院の仏さまから、これから少しでも気を抜くともっと痛い目に遭うぞとの教えと思いました
細心の注意で挑みます
少し眺望の良いところへ
手前に裏妙義
奥に浅間山ですかね
2024年12月31日 07:55撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:55
少し眺望の良いところへ
手前に裏妙義
奥に浅間山ですかね
丁須の頭が見えました
いつかいくのかしら…
2024年12月31日 07:55撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 7:55
丁須の頭が見えました
いつかいくのかしら…
ビビリ岩です
傾斜もあり、サクサク登れます
でも落ちたらずっと下まで落ち続けてアウト☠️
2024年12月31日 08:01撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 8:01
ビビリ岩です
傾斜もあり、サクサク登れます
でも落ちたらずっと下まで落ち続けてアウト☠️
背ビレ岩
細尾根って怖い
2024年12月31日 08:13撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 8:13
背ビレ岩
細尾根って怖い
残雪がありました
2024年12月31日 08:17撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 8:17
残雪がありました
さ、写真撮ってサクサク進みます
ちなみに右足腿は痛いけど、アドレナリンのせいか歩けてます
2024年12月31日 08:19撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 8:19
さ、写真撮ってサクサク進みます
ちなみに右足腿は痛いけど、アドレナリンのせいか歩けてます
ここは??
八ヶ岳?南アルプス??
2024年12月31日 08:19撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 8:19
ここは??
八ヶ岳?南アルプス??
うわまた、こんな光景
さすがに裏から登っていくんだろうけど…
2024年12月31日 08:22撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 8:22
うわまた、こんな光景
さすがに裏から登っていくんだろうけど…
こんなところを降りました
鎖場長いけど、傾斜もあって降りやすい
2024年12月31日 08:25撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 8:25
こんなところを降りました
鎖場長いけど、傾斜もあって降りやすい
鷹戻し
散々YouTubeで見たけど、、やっぱり心臓が高鳴ってきます
2024年12月31日 10:04撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 10:04
鷹戻し
散々YouTubeで見たけど、、やっぱり心臓が高鳴ってきます
綺麗な眺望
2024年12月31日 10:12撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 10:12
綺麗な眺望
鷹戻しの始まり
ちなみに梯子が2本連続、その後長い鎖場が3連続します
また、傾斜はほぼ垂直、手がかり足掛かりは少しありますが、体重を腕だけで支えられる腕力がないとキツいでしょう
何があっても鎖から手を離してはいけないポイントです
2024年12月31日 10:35撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 10:35
鷹戻しの始まり
ちなみに梯子が2本連続、その後長い鎖場が3連続します
また、傾斜はほぼ垂直、手がかり足掛かりは少しありますが、体重を腕だけで支えられる腕力がないとキツいでしょう
何があっても鎖から手を離してはいけないポイントです
鷹戻しも無事に登り、2段ルンゼと呼ばれる鎖場下りを降りました
降りたところから鎖を撮影
少しオーバーハングしています
2024年12月31日 11:05撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 11:05
鷹戻しも無事に登り、2段ルンゼと呼ばれる鎖場下りを降りました
降りたところから鎖を撮影
少しオーバーハングしています
振り返って2段ルンゼを撮影
写真中右手の岩の切れ目から垂直に降ります
2024年12月31日 11:08撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 11:08
振り返って2段ルンゼを撮影
写真中右手の岩の切れ目から垂直に降ります
とにかく、細尾根歩きが怖い
しかも風が強くなってきている(予報どおり)
2024年12月31日 11:33撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 11:33
とにかく、細尾根歩きが怖い
しかも風が強くなってきている(予報どおり)
振り返る
鎖場連続も終え、いわゆる一般ルートに繋がります
ただ、岩だらけだったり、砂や落ち葉で滑りやすく、気が抜けません
2024年12月31日 12:00撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 12:00
振り返る
鎖場連続も終え、いわゆる一般ルートに繋がります
ただ、岩だらけだったり、砂や落ち葉で滑りやすく、気が抜けません
落ち葉の滑り台🛝🍂😱
2024年12月31日 12:12撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 12:12
落ち葉の滑り台🛝🍂😱
にっこりマークで難易度を示す
2024年12月31日 13:16撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 13:16
にっこりマークで難易度を示す
下山中にもたくさん階段がありました
登って下って、膝を壊すルートですね😩
2024年12月31日 13:22撮影 by  iPhone 15, Apple
12/31 13:22
下山中にもたくさん階段がありました
登って下って、膝を壊すルートですね😩
撮影機器:

装備

個人装備
機能性インナー(半袖、長袖) ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 熊スプレー ナイフ ザック ハーネス カラビナ 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ モバイルバッテリー スマホ ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 時計 サングラス タオル

感想

2024年登り納めは表妙義の縦走、難関ルート
ここ最近の目標としていました

某山関係の雑誌で、全国岩稜コースガイド20選の特集があり、今回のルートは、南アルプス鋸岳と共に難易度、体力度の最高ランクにグレーディングされていたみたいです

年明けにでも挑戦しようとなんとなく思っていたけど、さっさと行こうと思い立ち、2024年の登り納めとして行ってきました

これまで乾徳山、両神山、二子山と鎖場、登攀の経験を積んできたものの、今回登り始めの奥の院でプチ滑落、右足腿に打撲痛を抱えての厳しい山行となりました

プチ滑落は、きっと奥の院仏さまから『とにかく注意を怠るな!』という教えだったのかと思います
そのおかげで、木の根っこ、枝、鎖、これらを最大限に使って安全に行動できました

今回ルートは終始鎖場と核心部の連続でしたが、鎖のない箇所でも滑ったら終わり☠️の所が数多くありました
決して舐めてかかったわけじゃないけど、一瞬の気の緩みが大事故に繋がることを実感しました

そういえば5月に足首を剥離骨折したのは、いわゆる観光ルートにもなっているザレ場…
観光ルートでもリスクはあります
本日の山行で、体力や技術よりも、安全確保の意識と安全行動が重要と妙義山に教えてもらいました

奥の院の鎖場、大の字の1次審査に次いで
2次審査とも言われるようですね
つまり、ここで恐怖を感じたら引き返したほうが良いということ

奥の院、正直これまでとはレベルが違う
登り始めから驚きました
でも、よしやったる!と思えました

細尾根歩きは怖かったですね
幅60センチほどで横は切れ落ち、突風が吹くし

鷹戻しはかなり長丁場(鎖場上昇50m!?ほど)なので途中から腕は疲れてきました
鎖と鎖の途中にある足休めで呼吸整えて、あとは一つ一つの鎖場をそれぞれ一気に登りました

2段ルンゼ、少しオーバーハングが難しいけど、そこまでキツくはないかと

自分的に鷹戻しの次に怖かったのが、東岳の更に西側にある中ノ岳横のほぼ垂直下降鎖場 2段と呼ばれる箇所
2段ルンゼよりも高くはないんでしょうが、遠く下にある地面が丸見えでとても高度感ありました

あと、登攀で最近よく使っていたグリップ手袋(◯ークマン)今日の岩には土がかかっており、岩肌が簡単に滑ってしまいました
↑奥の院でのプチ滑落

結局は素手が一番滑らないのかも
(薄くて柔らかい山羊、羊革のグローブなんかも良さげです)

素手の指紋、湿度(適度な汗)が一番のグリップであると認識しました(手のひら豆だらけになりました)
今時期は鎖がめちゃくちゃ冷たいから素手も厳しいですけど…

妙義山縦走…もうこりごり笑


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体力レベル
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