表妙義縦走 難関ルート
- GPS
- 07:25
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,638m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:20
天候 | 晴れ 朝以降 西寄りの風 山頂の高いところは時々突風が吹いていました😰 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩へのマーキング、木にテープなどあります 迷う時は辺りをよく見渡すとこれらの印があります 季節柄ってのもあると思いますが、コース全体的に土煙が出るような乾いた土の上に、砂利と落ち葉のコーティングが贅沢にされており笑、とてもスリップしやすい状況のため、むしろ鎖がないところこそ注意と思いました 滑ったら奈落の底行き☠️です 手がかりとして、木の根っこ、木の枝がとても助かりました 高度感のある細尾根歩きも、これら手がかりでずいぶんと助けられました |
その他周辺情報 | 年末につき、もみじの湯はおやすみでした |
写真
装備
個人装備 |
機能性インナー(半袖、長袖)
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
熊スプレー
ナイフ
靴
ザック
ハーネス
カラビナ
昼ご飯
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
スマホ
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
時計
サングラス
タオル
|
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感想
2024年登り納めは表妙義の縦走、難関ルート
ここ最近の目標としていました
某山関係の雑誌で、全国岩稜コースガイド20選の特集があり、今回のルートは、南アルプス鋸岳と共に難易度、体力度の最高ランクにグレーディングされていたみたいです
年明けにでも挑戦しようとなんとなく思っていたけど、さっさと行こうと思い立ち、2024年の登り納めとして行ってきました
これまで乾徳山、両神山、二子山と鎖場、登攀の経験を積んできたものの、今回登り始めの奥の院でプチ滑落、右足腿に打撲痛を抱えての厳しい山行となりました
プチ滑落は、きっと奥の院仏さまから『とにかく注意を怠るな!』という教えだったのかと思います
そのおかげで、木の根っこ、枝、鎖、これらを最大限に使って安全に行動できました
今回ルートは終始鎖場と核心部の連続でしたが、鎖のない箇所でも滑ったら終わり☠️の所が数多くありました
決して舐めてかかったわけじゃないけど、一瞬の気の緩みが大事故に繋がることを実感しました
そういえば5月に足首を剥離骨折したのは、いわゆる観光ルートにもなっているザレ場…
観光ルートでもリスクはあります
本日の山行で、体力や技術よりも、安全確保の意識と安全行動が重要と妙義山に教えてもらいました
奥の院の鎖場、大の字の1次審査に次いで
2次審査とも言われるようですね
つまり、ここで恐怖を感じたら引き返したほうが良いということ
奥の院、正直これまでとはレベルが違う
登り始めから驚きました
でも、よしやったる!と思えました
細尾根歩きは怖かったですね
幅60センチほどで横は切れ落ち、突風が吹くし
鷹戻しはかなり長丁場(鎖場上昇50m!?ほど)なので途中から腕は疲れてきました
鎖と鎖の途中にある足休めで呼吸整えて、あとは一つ一つの鎖場をそれぞれ一気に登りました
2段ルンゼ、少しオーバーハングが難しいけど、そこまでキツくはないかと
自分的に鷹戻しの次に怖かったのが、東岳の更に西側にある中ノ岳横のほぼ垂直下降鎖場 2段と呼ばれる箇所
2段ルンゼよりも高くはないんでしょうが、遠く下にある地面が丸見えでとても高度感ありました
あと、登攀で最近よく使っていたグリップ手袋(◯ークマン)今日の岩には土がかかっており、岩肌が簡単に滑ってしまいました
↑奥の院でのプチ滑落
結局は素手が一番滑らないのかも
(薄くて柔らかい山羊、羊革のグローブなんかも良さげです)
素手の指紋、湿度(適度な汗)が一番のグリップであると認識しました(手のひら豆だらけになりました)
今時期は鎖がめちゃくちゃ冷たいから素手も厳しいですけど…
妙義山縦走…もうこりごり笑
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