破風山(薬師ルート〜小峰山南尾根) ゴ・ドーハンの御山納め 里山御嶽と山火事発生！

2024年12月31日(火) [日帰り]

• GPS: 04:40
• 距離: 6.8km
• 登り: 645m
• 下り: 574m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:41

距離 6.8km 登り 645m 下り 574m

9:57 スタート地点
11:53 12:01 破風山休憩所
12:06 12:23 破風山
12:28 野巻/札立/破風分岐
12:36 12:37 札立峠
12:47 12:54 如金峰
12:54 12:59 武蔵展望台
13:06 大前山
13:51 13:54 小峰山
14:03 合角ダムの反射板
14:34 小峰山登山道阿熊口
15:02 龍ヶ谷城跡
15:36 久長農村集落センター
15:38 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

・白砂公園Pに駐車して、チャリで登山口まで移動しました。

コース状況／危険箇所等

・皆野アルプス主要道区間以外はバリです。

写真

12/31 9:13

御山納めはご存知、皆野アルプスにしました！でも登下山ルートはバリバリです！

12/31 9:13

下山ルートの確認、右の天狗山から小峰山、南尾根を下って反射板そして龍ヶ谷山(城跡)へ下ります。

12/31 9:14

天狗山の右に大前山(御嶽山座王大権現が祀られています)

12/31 9:14

そして皆野アルプスの盟主、破風山。薬師三尊堂からのお気に入りのルートで登ります。

12/31 9:36

白砂公園のPに駐車、この時季は貸し切りですね。和名倉山に見送られて、まずはマリンちゃんで登山口まで移動します。

12/31 9:57

医王山薬王寺とうちゃこ！ここから登山スタートですが、

12/31 9:58

まずは“やぐら”の見学から、鎌倉に多いそうですが秩父(埼玉)では珍しいみたい。

12/31 10:00

山腹の岩場に彫られた横穴に中世板碑や五輪塔が祀られています。

12/31 10:02

こちらは“やぐら”のお稲荷さん

12/31 10:03

薬王寺本堂から石段を登った所に薬師三尊堂

12/31 10:04

堂内にはもちろん薬師三尊と十二神将像が祀られています。

12/31 10:05

御堂の正面は武甲山！本日のコースは武甲山三昧です。

12/31 10:08

御堂の左手から取り付きます。

12/31 10:11

すぐに石祠があります。さらに登って所で、

12/31 10:17

左手から来る道(この道はまだ未確認です)と合流する所に、

12/31 10:18

石積があります。おそらく石宮でも祀られていたのかな？何度か紹介しているので、途中しばらく省略します。

12/31 10:54

尾根筋の藪が少々煩くなって、最後にここを登ると、

12/31 10:54

石祠(明治三年,1870)のあるピークです。

12/31 10:58

破風山を仰ぎ見ます。一旦下って、

12/31 11:02

登り返すとこちらの岩場、直登も可ですが、

12/31 11:03

左は絶壁なので、右へ巻きます。

12/31 11:03

岩場上は好展望です。甲仁田山と横瀬二子山

12/31 11:03

武川岳と武甲山、小持や蕎麦粒の頭も。

12/31 11:04

蕎麦粒〜大平山、七跳〜坊主、酉谷〜手前に熊倉シルエット、そして芋の木、白岩山方面、長尾根(尾田蒔丘陵)もいいですね。

12/31 11:05

一旦下ってまたまた登り返すと、

12/31 11:07

ここの展望も最高！です。そしてこちらの峰には

12/31 11:08

「男體山大神 御嶽山大神 象頭山琴平大神」(明治三十四年,1901)が祀られています。

12/31 11:11

破風山を仰ぎ見ます。

12/31 11:19

この後、尾根を下って高橋沢コースに合流します。

12/31 11:30

主要道に合流してすぐ、気になっていた谷筋の道に入ってみましたが、道はすぐに終了しました。

12/31 11:38

さらに適当に登ってゆくと、石積がありました。地形図にある破線道のものと思われますが、道はすでに廃道化(荒れている)しています。

12/31 11:46

人か獣か、何やら踏み跡のある尾根筋を登ってみます。

12/31 11:49

岩場を左に巻くと、

12/31 11:52

一安心の植林帯、仕事道があるようです。

12/31 11:54

岩場は灌木で眺望はいまひとつ。

12/31 11:59

休憩舎の所に出ました。お昼の準備をする方々がいらっしゃいました。

12/31 12:05

珍しく貸し切りの山頂

12/31 12:06

「破風山」626.46 m三等三角点

12/31 12:07

やはり眺望は最高です。釜伏山、高登谷山〜

12/31 12:07

手前に蓑山、右に一昨日登った大霧山、その奥に笠山、堂平山がちょこっと、

12/31 12:07

その堂平山〜丸山、

12/31 12:07

甲仁田を従えた横瀬二子山、武川岳、そして武甲山、

12/31 12:08

武甲山、大持、小持〜蕎麦粒〜三ッドッケ

12/31 12:08

大平山、七跳〜坊主、酉谷〜手前に熊倉、そして芋の木、白岩山

12/31 12:08

和名倉山から雁坂嶺、あっちの破風山、木賊、甲武信、埼玉最高峰の三宝山に続きます。

12/31 12:08

比企三山

12/31 12:09

両神山と右手前に毘沙門山、右直近の植林が小峰山、左の下山ルートに反射板も見えます。

12/31 12:09

小鹿野二子山、中央最奥は御座山でしょうか？

12/31 12:10

城峯山と鐘掛城の尾根筋がくっきりと

12/31 12:10

男体山も拝むことができました！象頭山は心眼で…

12/31 12:14

オヤツ休憩、山頂は千葉からの男性ソロの方と御一緒、昨日は四阿屋山に登ったとの事、年末に秩父の山を選んでいただいてありがたいですね。

12/31 12:15

休憩していると、何やら怪しげな煙が…、しかもどホームの吉田丘陵から、

12/31 12:23

遠くサイレンも聞こえてきたので山火事でしょう。心配です。

12/31 12:32

これから向かう皆野アルプスの面々、大前山、天狗山、小峰山

12/31 12:45

札立峠を過ぎて「冨士浅間大神」(明治二十六年、1893)のある小ピーク、

12/31 12:48

如金さま

12/31 12:50

煙が益々増えました、信濃石御嶽山と下小鹿野山の間からあがっています。

12/31 12:53

武蔵展望所から、宝登山、北武蔵方面

12/31 12:55

秩父盆地

12/31 12:57

風も出てきて、さらに心配が募ります。

12/31 13:05

大前山653m山頂、樹窓からは武甲山

12/31 13:09

山頂直下に大前集落の方々の祀る御嶽山座王大権現像(明治廿七年,1894)残念ながらお顔はありません。

12/31 13:16

天狗山と両神山

12/31 13:17

鎖場

12/31 13:29

大前山と右に破風山

12/31 13:30

天狗山655m山頂

12/31 13:51

小峰山、「長窪」629.19 m四等三角点、「古峯山」の山名板は無くなっていました。

12/31 14:01

快適な尾根、木々越しですが左に破風山、右には両神山がチラチラしています。

12/31 14:02

合角ダム反射板、上方に武甲山も

12/31 14:09

落ち葉のゲレンデを下って行くと、

12/31 14:17

金刀比羅(琴平)神社です。並びには石造物群があります。

12/31 14:19

かわいい手水鉢には「阿熊村」

12/31 14:22

「寶龍院建立」とある祠、神社内の棟札(明治十四辛巳年,1881)に「持主 権大僧都法印寶龍院」とあります。久長村の方のようです。

12/31 14:27

「成田山」銘のある不動明王像

12/31 14:28

尊顔を拝します。

12/31 14:31

神社下は絶壁の岩場になっています。前回はこの反対側の道を下りましたが、今回は神社に向かって右手の道を下ります。

12/31 14:34

こたっきーさんのレコを拝見して是非会いたかった薬師様かな。この後すぐに林道に降りました。

12/31 14:42

のんびり屋さん、色を添えてくれてありがと、♪君は薔薇より美しい！

12/31 14:51

林道から破風山を仰ぎ見ます。

12/31 14:52

同じく、左に天狗山と大前山

12/31 14:53

林道が大きくカーブする手前から再び尾根に向かいます。

12/31 14:57

平場から

12/31 14:58

ちょっとした堀切

12/31 14:59

土塁のある郭

12/31 15:01

縄張図の解説がないと廓まわりは素人にはチョット難しいです。

12/31 15:03

こちらの竪堀＆堀切が、

12/31 15:03

切岸の比高差が最大でした。

12/31 15:04

登った所の郭、案内板も山名板もありませんが、辰年締めのお山はこちら龍ヶ谷山(城跡)となりました。

12/31 15:06

下れるにはこちらの尾根筋のみ

12/31 15:07

自然地形を利用した堀切

12/31 15:09

岩場が削られています。

12/31 15:10

その先の尾根筋は岩が点在する急傾斜でした。

12/31 15:13

直進は厳しいので右の巻き道に逃げます。

12/31 15:15

岩場を見上げながら下ると、

12/31 15:18

下方に車道が見えました。

12/31 15:18

どうやら山火事は鎮静化したようです。

12/31 15:21

城跡マニアさんはこれを目印に攻城するようです。

12/31 15:31

うぐいすの里(別荘地)を通過して神社への近道へ行きます。

12/31 15:34

新年を迎える準備を終えた諏訪大神社。昨年、偶然こちらで龍勢作りの作業を拝見しました。

12/31 15:34

御由緒

12/31 15:38

VANさんと武甲山、駐車地に戻ってゴールです。マリンちゃんの回収に行きます。

12/31 15:55

陽を浴びるマリンちゃん、こちらでも武甲山！

12/31 16:13

カレー納めはこちらにしました。

12/31 16:19

やはり一番コスパのいい、これにしましょう。

12/31 16:20

ドリンクはマサラホットティーにしました。サービスで漬物とスープ、セットにはもう一度出てきます(笑)

12/31 16:28

秩父わらじカツカレー(カツ1枚、1190円)、個人的には石焼きでなくてもいいのですが、何故の石焼きなのでしょうか？お腹いっぱいになるので満足です！

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

godohan

・御山納めは何処にしようかと思案した所、少しは名の通った所がいいかなと皆野アルプス・破風山にしてみました。ただルートは薬王寺からにして途中の「御嶽山大神」と大前山の御嶽山座王大権現像、「象頭山琴平大神」と小峰山下の琴平神社を繋げるべく今回のものになりました。「男體山大神」も実際に男体山を拝することができ何よりでした。
・ただ思ってもみなかった山火事のハプニングがありました。場所はお馴染みの吉田丘陵あたりだったのでさらにビックリしました。乾燥していたので大火事になりはしないかと気が気ではありませんでした。当日は気づきませんでしたが消火ヘリも何度の往復したとのことで、思ったよりは小規模で済んで何よりでした。聞く所によると何でも麓の方が野焼きを行い、そこから延焼したそうです。
・年納めにとんだハプニングに遭遇しましたが、来年も良い山旅ができること祈念して年を越しました。