千葉 高塚山 西尾根裏ルートから千倉まで

2025年01月04日(土) [日帰り]

• GPS: 07:22
• 距離: 18.9km
• 登り: 667m
• 下り: 648m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:19
• 合計: 7:20

距離 18.9km 登り 667m 下り 648m

8:57 道の駅ちくら・潮風王国
9:14 南房千倉大橋公園
9:22 四等三角点「大濱」
9:40 9:44 日枝神社
10:30 一等三角点「大川」分岐（仮）
12:15 畑ルート分岐（仮）
13:12 P208
14:30 14:36 高塚山
14:52 14:55 不動尊登山口
14:56 15:01 高皇産霊神社
15:52 15:53 雨乞塚
16:17 千倉駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路
高速バス　館山線　1,990円IC可
http://www.citybus.co.jp/pc/data/p03/p030300_01.pdf?240425
0645千葉駅→0902潮風王国
※予定時刻よりも早く到着した。

復路
JR
1625千倉→1734君津（内房線木更津行）
1736君津→1820千葉（快速東京行）

コース状況／危険箇所等

高塚山
一般ルートでは南東側麓の高塚不動尊から入る。手ぶらで散歩できるくらいの人気の山と思うが、地図を見るといくつかの道（破線ルート）が伸びていることが分かる。「東側：川口地区からP158を経由するルート」「北側：蓮台枝地区からのルート」「東側：畑地区からのルート」「南側：日枝神社からのルート」。今回は南側の日枝神社から入り、おそらく途中で「畑ルート」に合流しているのだが、どこから畑ルートと言われているかは良く分からない。破線としてかつての道の跡は感じられるが、多くの倒木と落石の跡が残り整備されていない。アップダウンは少ないが、時にルートは不明瞭になりルートファインディングが必要になる。ごく稀に展望が開ける場面もあるが、先の地形を見通しにくいところが多い。お勧めするのは難しいが、歩く場合には十分余裕を持った計画とする必要がある。今回は「高塚山望活クラブ」の過去ブログを参考とし、勇気と希望を持って歩くことができた。会は既に解散されている可能性も高いが、感謝申し上げる。

雨乞塚
平舘稲荷神社の裏山に位置する。境内裏側に岩山があり、石段のステップを登り数分で山頂に到達できる。標高は低いが、海際で遮るものが少ないため好展望を得られる。南房総の海際では大きな猛禽類も多く、眼下にその姿を確認できる。

その他周辺情報

道の駅ちくら　潮風王国
https://shiokaze-oukoku.jp

GOGO房総デジタルポイントラリー
https://maruchiba.jp/gogobousou-pointrally/index.html
当レコのポイント対象
1.道の駅ちくら　潮風王国

写真

1/4 8:47

道の駅潮風王国からスタート。ここはGOGO房総デジタルポイントラリーのチェックポイントでもある。

1/4 8:57

太平洋

1/4 9:08

堤防に壁画が並ぶ。安西水丸さん原画によるもの。

1/4 9:13

千倉大橋を渡る

1/4 9:22

杭のみの四等三角点「大濱」

1/4 9:28

これから向かう方向。左から2つ目の尾根を越えていく。

1/4 9:41

村社日枝神社

1/4 9:44

初代後藤義光による龍。もっと脚光を浴びるべき。

1/4 9:47

神社裏から破線ルートへ。足元は石の段、奥は落石の跡。以前はもっと手前で撤退した。良いか悪いか分からないが、悪路耐性がついた。

1/4 9:48

丈夫なロープがあったが、倒木と岩に埋もれている。

1/4 9:57

素晴らしい

1/4 9:59

巻き道なのか、破線ルートを外れた。

1/4 10:03

わかりやすい倒木の例。分かりにくいめちゃくちゃなのもある。

1/4 10:05

マテバシイか

1/4 10:15

石段くっきり

1/4 10:26

唐突に「高塚山望活クラブ」名義のベンチがあった。思わず声が出てしまった。

1/4 10:32

一等三角点「大川」に繋がりそうな谷側の道。時間がかかりそうなので引き返す。

1/4 10:37

日が差して明るい

1/4 10:45

破線を曲がりたいのだが、それらしき道がない。この先の斜面から引き返して登る。

1/4 10:53

この日初めてのテープ

1/4 11:02

破線から外れるつづら折りの道。GPS誤差も大きいのかもしれない。

1/4 11:10

石の多い所を選んだ渡渉ポイント。奥に道のような雰囲気がある。写真奥が下流方向。

1/4 11:15

そこそこ不明瞭でログが乱れているが、ようやく道らしきものに合流した。

1/4 11:24

ややwet

1/4 11:31

道が怪しくなってきた。下は沢、上段から奥にトラバースする。

1/4 11:34

かろうじて道のようだ。境界見出標もある。渡渉してUターンする。

1/4 11:34

振り返って。左上の道を奥から来た。

1/4 11:45

破線の道を進む。陽当たりが良いのか、植物がワシワシと育って見通しが悪い。

1/4 12:09

不明瞭な斜面を登り、尾根上へ。凄く楽しい。

1/4 12:20

切り口は古いが処置されている。この辺りが「畑ルート」なのかも。

1/4 12:30

足元注意。裏側からも巻ける。

1/4 12:55

足場が流出している。ここは進めたが、更に先でもっと酷くなっており高巻き迂回する。

1/4 13:01

尾根上は平和

1/4 13:03

展望地より東側のP208

1/4 13:12

P208の主

1/4 13:13

枝の間から北方向の海が見えた

1/4 13:21

先が見えない下り斜面。破線ルートが見当たらず悩む。

1/4 13:25

別の尾根だが、安全そうな方へ。この先でテープもなくなる。

1/4 13:34

一旦下まで降りて、緩やかな鞍部から尾根への復帰を目指す。

1/4 14:01

再び破線ルートをロスト。北側の斜面から尾根へ。

1/4 14:19

倒木を避けて大迂回

1/4 14:28

山頂下の明瞭な踏み跡。表参道方向へ向かってしまったので、引き返した。わざわざ裏側から来たので、裏側から入りたい。

1/4 14:30

高塚山到着。長かった。

1/4 14:31

山頂の奥の院

1/4 14:32

山頂より東の海

1/4 14:40

下山する。この後、ファミリーらしき手ぶらの一団とすれ違う。

1/4 14:46

朝に渡った橋が見えた。登り5時間、下り15分。

1/4 14:57

高皇産霊（たかみむすび）神社の参道にある蛇岩。

1/4 14:58

立派な社殿

1/4 14:59

境内より表参道。素晴らしい眺望。

1/4 15:03

千倉に向けて北上する。1時間20分後の電車に乗りたい。

1/4 15:13

甘い香り

1/4 15:51

平舘稲荷神社

1/4 15:51

神社裏側より雨乞塚へ。ヤマレコ上は近くを通過して登頂済だったが、ピーク未踏なので今回立ち寄った。

1/4 15:53

山頂より東方向。少し下の空を鳥（猛禽類）が飛び回っていた。

撮影機器：

SOG14 Sony

感想

makovoo

　以前より気になる南房総の高塚山周辺。東尾根は歩けましたが、今回は西尾根。事前調査をしようにも、ヤマレコはもちろんYAM◯Pにも記録がありません。ネット検索すると、過去のブログで僅かにそれらしきものがありました。某山岳会？のものでした。

　今回は不確定要素が多く、慎重に進みます。道があるかも分かりません。今回に限りませんが、いくつかのマイルールを徹底します。
　・地図よりも現況優先
　・登れない斜面は降りない

　全編通して緊張感を持って臨みました。何度か破線ルートを外しつつも、地形上の危険性は少なく感じました。ただし、倒木と落石の跡が多いため、またぐ・くぐる・しゃがみ歩きを求められます。整備すれば楽しいハイキングができそうですが、今の状況ではなかなか大変である、と言えます。残るは北尾根。

2025.1.8追記
ヤマレコ地図上の足跡はありませんが、地図検索→高精度検索によりpoohtaさんはじめとする複数の過去ログを確認できました。これで検索しておけば良かった。