唐松岳~不帰2峰「逆し~面ツルb」


- GPS
- 04:14
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 874m
- 下り
- 2,120m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:34
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
振り返れば3年ぶり通算8度目の不帰2峰だった。この日は直前まで行けるかどうかもわからなかったため、誰とも約束はせず、当日出発でも北アの絶景に出会える八方へ向かった。いつもの駐車場は満車で少し奥にとめる。アダムの窓口はなかなか開かず、行列も長かったので、少し遅めのスタートとなった。チケットには、不帰2峰を正面に見たスノーボーダーが写っていて、もう「行くしかない」といった感じ。その後、アルペン、グラートと待ち時間はなく、思ったより早く山荘に到着。リフトでは、お仕事再開のジョニーさんや知り合いの方と少し話したが、顔見知りはいつもと比べて少なかった。厳冬には珍しい土日の好天予報だったので、より山奥に入った人もいたようだ。
山荘前でシールを付けて歩き出すと、先には5名くらいしかいなかった。八方池を過ぎると、前にはもうU川さんだけだが、なかなかペースを落とさず、休みもしないので捉えられない。ルート取りが直線的かつ合理的で参考になった。丸山付近でトランジションしていた時に止まって、少し話す。やはり独特でおもしろい方である。稜線に出るあたりで登山者の方を抜いて、この日は山頂ファースト。この日は、雪がやわらかく、最後までクトーなしで登れた。山頂にはいつもよりだいぶ早い11時過ぎに到着したため、登ってきたU川さん、ミホさんとしばらく会話しながら、ゆっくりトランジションをする。
彼らとはDルンゼまで同行したが、その後そのままそこを滑ることにしたようだった。稜線ではいつもと同じようなところで迷いつつ、2峰まで。終始バリズボで踏み抜くため、それなりに疲労した。対面写真と現地の状況を照合し、滑るラインを決める。今回はひとりなので、スラフにのまれて板を失くすのはどうしても避けたい。少しでもスラフが出たら止まることを決めてドロップイン。雪はいいが、すぐに石を踏んだ。バフバフゾーンからXを過ぎるといつものパック。最近はいい雪しか滑ってなかったので、かなり脚にくる。何度か止まったり、長めのラインを選んだりしたこともあってか、滑走時間は3分を超えた。
いつものようにボコボコにされた感じだったが、これくらいの疲労感と緊張感がほどよかった。唐松沢には、3人分のトラックあり。いつものパック沢なので、あまりターンせずに下りていく。南滝も快適に通過。カラースポーツのレジェンドに遭遇したが、お仕事中だったのでお声がけは避けた。徒渉ポイントもきれいに埋まっており、今季の雪の多さを感じさせる。二股に下山し、倉下の湯に浸かり、明日の準備を始めたところで帰宅要請を受けたため、下道で帰路についた。
今回はひとりの時間が長く、なぜまたここに来たのかひと通り考えた。色んな異なる要素があり、コレというひとつの結論は出なかったが、ひとつは墓参りであるように思えた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する