裏妙義(風穴尾根)遂に風穴に達しました!【日帰り】
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 2,398m
- 下り
- 2,405m
コースタイム
13:55 鶴峯山直下のコル
15:45 風穴
16:45 三方境
17:45 国民宿舎
(時間はだいたいです。)
また、GPSは一部がごちゃごちゃになってしまいました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰り:国民宿舎から横川駅までタクシー、横川駅から電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションルートです。 ロープやハーネス、ヘルメットなどのギア類は持参しまいた。 (ロープは30mが2本、JuhaniとAaronが持ってくれました。m(_ _)m) 風穴尾根にたどり着くまでのルートファインディングが簡単じゃないです。 (他の人のブログやヤマレコを参考にしましたが、似たような景観のところがたくさんあります。) それらしい”涸れ沢"のとりつきがたくさんあります。 (私達も今回2年前のルートと違う涸れ沢からの取り付きで進んでます。) 最初少し大きめの涸れ沢からそのまま直登してしまいましたが、 途中で道間違いに気づき一旦下りました。 次に左側(西側)よりの少し狭めのところを直答し、登り終えたところで右にトラバースして、 鶴峯山直下のコルに到着です。 (うーーん、説明がちゃんとできていない気がする・・・何のことやら・・・という感じですよね。) 稜線に出てからは、一部は巻いて、一部は通ってという感じ。 巻く時も、左から巻こうとして巻けなかったり右往左往すること数回あり。 (稜線出ても、進めるところと進めないところがあるので、 ある意味行けるところのルートファインディングが必要・・・) |
写真
感想
2013年11月に裏妙義の風穴尾根に挑戦し未達成のまま2年の月日が経ちました。
近いところまで行ったのに達せなかったので、
いつかは最後まで行きたいと考えていました。
そして今回再チャレンジ。
JuhaniとAaronが一緒なので、今回は何となく達成できるだろうな
と思っていました。
そして達成。大満足でした!
という感じですが、もう少し踏み込んで記録を残させてください。
2年前と比べて、簡単に感じるかと思ったのですが、
2年前よりも難易度が上がったような気がします。
たった2年でそんなにすぐに自然が変わるとは思えないので、
自分自身がもっと怖がりになっただけかもしれませんが。。
風穴尾根に上がるまでの登りはボルダリングみたいな岩場が多々あったり
なかなか前に進まない落ち葉だらけの斜面があったりで手足をたくさん使います。
一般道だと足ばかりですが、バリエーションだと手も使うので、面白さが増します。
最初の涸れ沢を四つん這いになって登ったりしながらもくもくと上ります。
いよいよ尾根への最後の登りかと思いきや、その先行けず。
一度登ったところを降りることになりました。
降りるときにはロープを使って確保しながら進みます。
登ったところを下る時って、こんなに急だったんだ
と改めて振り返ることができるので、
これはこれでまたうれしい楽しい体験です。
そして軌道修正して主峰直下のコルに到達。
風が吹き抜け、一気に空気がさわやかになります。
2年前に来たところだ!なんだかちょっとうれしい。
ここから先も途中までは一緒。
大きな岩場を通るときには、ロープを使いながら進みます。
一部はものすごい崩れやすい斜面になっているので、
ロープがどれだけ心強かったことか。。。
そして尾根に出てからもルートファインディングは続きます。
岩場を右から巻くか左から巻くか、その辺の判断が全然分からない・・・
完全に人任せ。ここは2年前から全然成長していないところです。
そして自分がどこにいるのかもはや不明。。。
(登山者として何たる不覚!!これはいけない。
反省材料、持って帰ってきました。)
それでも尾根に出てからはそれほど時間がかかることなく、
ほどなくして風穴尾根に達しました。
先を歩くJuhaniが「風穴尾根着いたー」と叫んでいました。
見つかったんだ!私はだいぶ後ろを歩いていたので、
まだちょっと先。一緒になって喜んではしゃいだら危険なので、
油断はせずに慎重に進みます。喜びはそこまでとっておこう!
そしてゴール地点。ここだよと言われても、私はといえば
「??」
目の前の岩?写真で見たような穴なんて全然ないような・・・
キョロキョロ。前、左、右を見てもそれらしきものが見当たらない。
もしかして、目の前のほら穴みたいなもが風穴?
風穴が崩れてしまい、残骸が残ってる感じ?
私がいつまでも??という顔をしていたので、Juhaniがそこだよ!
と私の頭上を指差します。
「あぁぁぁ!!!」ようやく分かりました。
どれだけ周りを見渡しても見えるはずがありません。まさに「灯台下暗し」。
大きな大きなアーチが私の頭上に広がっていました〜
ここまで大きいなんて想像していなかったので、度肝を抜かれました。
(腰は抜けなくてよかった!)
一人じゃできない登山。チームワークで成り立つ登山。仲間に感謝です。
JuhaniとAaronでリードとビレイを交代しながら進み、
それぞれのロープを回収したり、繋げたりと忙しく働いて、
道も地形やら方向を元にちゃんと確認し合っていて、
本当にチームワークって存在するんだーと近くで見れてちょっと感動!!
(私自身は知識も経験も及ばずで、全然協力できず、
ただ座って見とれていただけでした。。。ちょっと申し訳ない。。。)
さてさて、浸っている時間もそんなにありません。
暗くなるまえに帰らなきゃっ!!
今回の帰り道は稜線上を歩きます。
前回と違って落ち葉だらけにならずに済むし、
達成してからの下山なので、満足感で満たされます。
途中から一般道と混ざり、普通のハイキング道を通って国民宿舎に戻ります。
いつも感じのいいスタッフさんばかりのここの国民宿舎、
3月で閉館になるそうです。ちょっと寂しいです。
この日もお風呂でお世話になって、一日の疲れを取りました。
おかげですっきり気持ちがよくなって帰ることができました。
おしまい。
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