伊豆ヶ岳 胃に優しいうどんが恋しくて
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 960m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
料金は先払いです |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません |
写真
感想
お肉を食べすぎて胃が痛いというkenboさんが「胃に優しいうどんが食べたい」と言うので、『伊豆ヶ岳を越える道』を通って、浅見茶屋のうどんを食べに行きました♪
この道は、反対側から歩いたのを合わせると4回目なので、詳しい感想は省きます。
今回のポイントは伊豆ヶ岳の男坂。
今までは一人だったので躊躇していましたが、今回はkenboさんも一緒なので自己責任で挑戦しました。
「鎖を使えば割と簡単に登れるなぁ」というのが登ってみた感想です。
とはいえ、整備されているとは言い難い鎖なのであまり頼らない方が良さそうです。
足場は滑りやすく狭い所もあるので、鎖を使わないで登るのは少し怖いかもしれません。
この日は前にも後ろにも男坂を登る人がたくさんいたことと、「落石が危険なので女坂を利用して下さい」と看板に書いてあったので注意して登ったのですが、見たところあまり落石が起きるような岩場には見えませんでした。
男坂を登りきると、奥武蔵の山々がよく見える展望ポイントがありました。
正直、伊豆ヶ岳の頂上よりも見晴らしが良いです。
この日は天気も良かったので、遠くの白く雪をかぶった山も見えて最高でした!
伊豆ヶ岳から子の権現までは、見晴らしのないアップダウンの続く道。
特に下りは落ち葉で滑るので慎重に下りました。
そしてお楽しみの浅見茶屋さんでうどんタイム。
ちょうど私たちが入った時は空いていてラッキーでした。(その後続々とお客さんがやって来ました。)
kenboさんは一番人気の「肉汁うどん」、私はヘルシーな「きのこ汁うどん」を頂きました。
こしのあるうどんにキノコの旨みたっぷりの汁が絡んで、とってもうまし!
胃の弱っているkenboさんも、浅見茶屋さんの優しいお味のうどんにご満悦。
浅見茶屋からは舗装路をテクテク歩いて、50分ほどで吾野駅に到着。
奥武蔵の山は駅に近いのがうれしいですね。
最近奥武蔵にハマっているkenboさんが、「今度はウノタワに行ってみたい」というので、近々奥武蔵第2弾を決行することになりそうです(笑)
ハワイではいつも質素な食事を心がけているのに、今回はkazuruさんのリクエストであれこれ食べてしまい、さすがに年齢のせいか、胃がもたれてしまいました。そんな中、最終日の夜に入った某ステーキ店で、店員に勧められるまま注文し、出てきた量にビックリ!!!
注文を受けた店員が「コンナニダイジョウブデスカ?enjoy!」と笑いながら去っていったので、ボッタクリかっ!大食いの私たちをナメるなよっ!と頭にきて完食。店員は驚いていて、少し勝ち誇った感で店を後にしましたが、さらに胃にダメージを受けたのでした。
そんな訳で、胃に優しい和食が恋しい。やはり私は日本人なのだ…と思いながら、昨年からkazuruさんが希望されていた浅見茶屋を含むルートを選択しました。
日の出が遅くなってきたのでのんびり出発。天気がよく、ポカポカ陽気の中を歩きます。途中で猟銃の銃声が鳴り響き、狩猟期間に突入したことがわかります。動物に間違われないように、明るめの色の服を着たり、熊鈴を鳴らすようにしましょう。
ふたご岩、かめ岩と通過し、少し登ると稜線に出ます。鈍った身体にはちょうど良い感じで進むと、今回のメインイベント、男坂が姿を現しました。
kazuruさんが「前に来たときは、男坂は怖いから女坂(一部崩壊しているので迂回するおかま坂)から進んだ」と仰ってたので、どれほどのものかワクワクしていました。
なるほど、確かにこの界隈ではお目にかかれない、立派な鎖場でした。ただ、登り始めから最後まで鎖が何本もついているし、落石注意とされながらも落石しそうな岩肌ではなかったので、そこまで危険な感じはしませんでした。
よーし、岩稜帯の練習を兼ねて、鎖を使わずに登ってみよう。
たくさんの人に歩かれたために一部の岩がツルツルになっていること以外、すんなり登ることができました。でも、下りに使う場合は注意が必要だと思います。
登り終えると、少し開けた場所から奥武蔵のシンボルである武甲山が見えました。そして、少し進んで伊豆ヶ岳に到着。飯能駅から来た前回と比べれば、はるかに楽でした。
狭い山頂は混みあっていて、特に素敵な眺望を楽しむことができるわけでもないので、先に進みます。すぐに落ち葉だらけのしりもち坂が現れます。西丹沢の時の二の舞にならないように慎重に下りました。
あとは、子の権現まで下り多めのアップダウンが続きます。それでも、比較的歩き易い道が続くので、あっという間に子の権現に到着。足腰の神様にきちんとお参りをして、昼食を予定している浅見茶屋を目指します。
お腹を空かせたkazuruさんが「う・ど・ん」と口ずさみながら歩いていたので、ハワイであれだけ食べたのに、胃は大丈夫なのかな?と密かに心配していると、「ア・イ・ス」と口ずさみ始めたので、思わず笑ってしまいました。健康な胃袋をお持ちのようで羨ましい限りです。
レトロな雰囲気の浅見茶屋に到着する頃には、さすがの私もお腹がグーグー鳴っていたので、大盛りで注文。それでも、やはり和食は胃に優しい。胃に違和感があるのに、ツルツルと食べることができました。さすがに食後のデザートは遠慮して、甘酒にしておきました。
食事後、西武秩父線の本数が少ないので、時計とにらめっこをしながら、吾野駅を目指します。空き家が多い集落を越えて、東郷公園の横に出れば、ゴールはもうすぐ。線路脇を通過して吾野駅に到着し、車を回収しに正丸駅に戻りました。
この冬は、奥武蔵を中心に歩いてみようと思います。
伊豆ヶ岳。
私が山登りを始めた最初の山。
Gパン履いて正丸駅から上がり、西吾野駅に下山した事を思い出しました。
懐かしい。
浅見茶屋はなかなか魅力的ですね!
近いうちこのエリアを歩きたくなったレコでした。
参考にしま〜す
私が最初に登ったのは高尾山〜景信山。
最初が伊豆ヶ岳なんて、かなりレベルが高いですね。
私なら下りでビビッていたと思います。
浅見茶屋はオススメです。
ここから先は舗装路歩きのためか、ビールを注文してお疲れ様会を開いているグループもいましたよ。
参考にして頂ければ幸いです。
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