高土幾山 馬籠峠より 長野・岐阜県境の山



- GPS
- 03:00
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 296m
- 下り
- 287m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
峠に駐車場有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識等ないので注意 |
その他周辺情報 | 馬篭・妻籠宿 南木曽町の桃介橋、じゃぬけの碑 |
写真
感想
2015(平成27年)12月9日(水)
高土幾山へ
まず読み方「たかときやま」
「長野県ふるさと120山」で取り上げられている。
長野県 旧山口村の里山として山口から展望できる。
山口村は現在岐阜県中津川市に合併して
岐阜県の地となっている。
生活圏が中津川市ということで
今から10年前、岐阜県になってしまったが、
長野県にとっては南木曽町の妻籠宿と共に
旧山口村の馬籠宿の存在は観光資源としても大きかっただけに
岐阜県へ組み込まれてしまったことは
大きな損失だったと思う。
現在は外国人観光客も多く
平日はほとんど外国人観光客が
宿場巡りをしているだけに
なぜ長野県はもっと山口村を引き留めなかったのか残念に思う。
10年前、
今のような外国人による観光名所になるとは
考えられなかったのかもしれない。
高土幾山への登山口はその馬籠峠
現在、長野県と岐阜県の県境となっている。
7ツ平林道へ入る。
四駆の小さい車ならば入れるが無理はせず
峠へ駐車して歩き始める。
気持ちよい林道を進むと
古いゲート跡が現われる。
西山林道との分岐になるが
そこを北側へまっすぐ進む。
すると「間伐展示林」の標識が現われる。
ここから左手山道へと入り込む。
全く「高土幾山」の標識はないので注意。
山道に入るとテープでの道標はされているので
尾根を外さないように進めば山頂に到着できる。
途中、急登し小高い山も越えていく。
山頂は木々の間から
恵那山、南木曽岳、中央アルプスなどが見られるが、
ほとんど展望はないといった方が良い。
夏場はまず葉も茂り何も見えないだろう。
展望の良い場所はないか。
52という鉄塔の入り口があるのでそこを目指した。
思っていた通りに展望が開け
南木曽岳の堂々とした山容
中央アルプスの白い峰々が美しく見渡せた。
また中央アルプス南部
摺古木山から安平次山にかけての稜線も確認することができた。
馬籠峠から南木曽町へ
しょうちゃんのリクエストで
「じゃぬけの碑」を見学することにした。
昭和28年に起きた土砂災害において
子供さんも含め3人の貴い命が奪われた。
3人の霊を慰めると共に
後世に災害の教訓を伝えるべく作られたという。
木曽川を渡る「桃介橋」は圧巻だ。
大正時代に作られたという木造の橋だ。
長さは約250m、ほとんどが木曽の木で作られているつり橋。
美しさと迫力があり、木曽川の白い大きな花崗岩にも似合う。
修復され実際に渡ることもできる。
木曽の里山
そして木曽の歴史に触れ
12月の暖かな晴れ間を楽しんだ。
ふるちゃん
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