五竜岳・遠見尾根(北アルプス)
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- GPS
- 26:46
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,652m
- 下り
- 1,648m
コースタイム
(JR大糸線神城駅6:14-五竜テレキャビン6:33(徒歩))-
五竜テレキャビンのアルプス平駅(標高1515m/8:24/登山開始)-
地蔵ノ頭(標高1076m/8:44)-見返り坂(8:59)-一ノ瀬髪(9:21)-
二ノ瀬髪(9:36)-小遠見山(標高2007m/9:44)-
中遠見山(標高2037m/10:05)-大遠見山(標高2106m/10:59)-
西遠見山(標高2268m/11:37)-白岳(標高2451m/13:32)-
五竜山荘テント場(標高2420m/13:40)-
五竜山荘テント場(標高2420m/14:20)-五竜岳(標高2814m/15:08)
五竜岳(標高2814m/15:16)-五竜山荘テント場(標高2420m/15:52)
【9月12日(日)】
五竜山荘テント場(標高2420m/7:03/下山開始)-白岳(7:13)-
西遠見山(8:21)-大遠見山(8:45)-中遠見山(9:15)-小遠見山(10:26)-
五竜テレキャビンアルプス平駅(標高1515m/11:10/下山終了)-
(五竜テレキャビン12:02-JR大糸線神城駅12:23(徒歩))
天候 | 【9月11日(土)】午前中:晴れ。正午:晴れのち曇り。夜間:大雨(大風) 【9月12日(日)】早朝〜下山完了時:大雨(雷&イナズマ&地吹雪) |
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過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【★往路★】 /圭-神城(JR中央本線/快速ML信州号/4940円+510円(指定券)) 8淮汽謄譽ャビン(860円+200円(荷物券/10kg以上)) 【★復路★】 仝淮汽謄譽ャビン(860円+200円(荷物券/10kg以上)) ⊃西-白馬(JR大糸線/180円) JR白馬駅-白馬八方バスターミナル(0円(徒歩)) で鯒枠方バスターミナル-新宿駅西口(4700円/京王高速バス) 【●五竜テレキャビン(ロープウエイ)●】 午前8:15〜午後4:30(片道860円/往復1600円) <6月6日〜11月3日まで毎日運行> http://www.hakubagoryu.com/green/alps-summer/index.html 【▲テント場状況▲】 仝淮技柿颯謄鵐半:1張500円・水は500ml百円・食事付不可・ 水はやや美味い・小屋の従業員は感じ悪い |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況:アルプス平(五竜テレキャビン頂上駅)から西遠見山までは樹林帯でショボ山なので低山のハイキングのような雰囲気で、危険ヶ所などはとくに無し。ただ苔が生えた木製の階段が多いので雨天は滑りやすくなっておりますので転倒などに注意が必要です。西遠見山から白岳までは急峻な登りでクサリ場も4ヶ所ほどありますので雨天と下山時に要注意することです。さらにこの付近は滑落しそうな道がありますので五竜山荘までは油断は禁物です。白岳から五竜山荘を経由して五竜岳頂上までは岩場も多くクサリ場もありますので要注意です。五竜岳から五竜山荘までの下りは霧でガスると登山道がわかりにくいので常に岩などにマーキングしてある蛇ノ目マーク(赤丸・黄丸)に従って下山してください。 登山ポスト:五竜テレキャビン遠見駅にあります。 下山後の温泉:五竜テレキャビン遠見駅のエスカルプラザで入浴可。 http://www.hakubagoryu.com/green/alps-summer/index.html |
写真
感想
【★感想と解説★】
まず始めにJR大糸線神城駅からの五竜テレキャビン(ロープウエイ)の駅までは五竜飯森旅館組合のペンションが立ち並ぶ林や畑の中を車道の登り一辺倒で歩きまして到着しました。運行まで2時間半もありましたので、待合室のベンチで仮眠し、8時15分の始発のテレキャビンに乗りました。この五竜テレキャビンは対岸の八方尾根のゴンドラに比べ乗客の数はかなり少なかったです。アルプス平(五竜テレキャビン頂上駅)からは『頭』が山名に付く山を一つと、『髪』が山名に付く山を二つ越えて小遠見山(標高2007m)に着きました。小遠見山は後立山連峰唯一のショボ山で、ここから続く『小遠見山(標高2007m)-中遠見山(標高2037m)-大遠見山(標高2106m)-西遠見山(標高2268m)』のいわゆる遠見山ファミリーは展望がありますが笹が多いのでショボ山の雰囲気を醸し出してました。
アルプス平から小遠見山までは登り一辺倒で、小遠見山から西遠見山までは小さな峰が多くアップダウンの連続でした。そして西遠見山から白岳(標高2451m)までは小さな峰のアップダウンにプラスして急峻な登りとクサリ場の連続で、17kgの荷物を担いでの登りにはかなりキツく1時間50分もかかってしまいました。白岳から五竜山荘(標高2420m)までは下り坂で10分程で着きます。五竜山荘に着いたと同時に風速5mほどの大風でテントを幕営するのに難儀し、テントを幕営した後すぐに五竜岳頂上に登りましたが、運が悪く、頂上に登った1〜2分後に全体が霧でガスってしまいまして、5分以内には小雨が降ってきて視界がゼロになってしまい道が解からなくなり、テント場まで下山するのに難儀しました。
さらに深夜は大雨大風大嵐でテントは傾き浸水し、朝までガタガタ震えてました。朝になっても大風大雨は止みませんでしたので、大雨大風&雷の中でテントを撤収して遠見尾根を下りました。遠見尾根ではアルプス平に着くまでの長い道のりで雷やイナズマが2時間ちかくも続いたので生きた心地がしませんでしたし、遠見尾根の支尾根の長見尾根ではイナズマが下から上に尾根を駆け上がって行くのが見えました。アルプス平に無事に到着したときは「生きてて良かった!」と実感しました。そして今回の山行は私の長年の登山経験の中でも指折りの最悪な山行でしたが、勉強にもなりました。
私は幸いなことに山で雷に遭ったことはないので本当の怖さを知りません。
きっと生きるか死ぬかなのでしょう。
とにかくご無事でよかったです
天気が良ければ富山県側の日電歩道が見えるのですが、
天気が悪かったので何も見えませんでした
山の雷は上からではなく、時には下からも横からも来ます
ご心配いただきありがとうございます
素敵な写真 いい天気なのに
これから雷がくるなんて想像つきませんね。
下から横からって・・・・戦争みたいですね。
無事でよかった。山男さん山行10回に1回は
心配でどきどきしますよ。
熊とか天気とか喧嘩になりそうとか・・・・・。
今回も何事もなくてよかったです。
ゼリーみたいな温泉はいってみたいです\(^o^)/
3000m級の山々はショボ山と違って天気が快晴でも突然荒れることが多々あります(^^;
下から駆け上がるイナズマは尾根の潅木をなぎ倒しながらすごい速度で上に進みます。
そして最後は尾根の上の森林限界の岩などに「ドーン!」とぶつかって落雷します。
>ゼリーみたいな温泉はいってみたいです\(^o^)/
白馬八方温泉はアルカリ度PH=11.6ですのでゼリー状のトロトロした湯の温泉です。
国内で一番のアルカリ温泉は埼玉県の都幾川温泉でPH=12で、完全なゼラチンです。
登山記録読まさせていただきました。
写真の青空からは予想できない積乱雲の通過ですね。
本当に無事で何よりです。トイレで無事夜明かしできたのはラッキーでした。
落雷と言うか昇竜ですね。
これからは小さくなった高気圧の右から冷たい空気が入り込み少し不安定な天候になるのでしょうか。
今回は長年の登山経験の中でも1位か2位を競うほどの最悪な山行でした
登り始めは遠見尾根と云う樹林帯のショボ山でしたので湿度が高く暑かったです
さらに深夜は風速20mの暴風雨でテントが傾き、そして浸水でヤバかったですが、
トイレの物置の椅子で寝ることが出来ましたので良かったです。おまけにトイレは
ババクソの臭いがプンプン漂っておりましたが、そんな事は気にせずに寝てしま
いました。でもこれが良き思い出になるから不思議なもんだと思います
尾根を下から上に駆け上がるイナズマは、まさに黄色い龍のようでした
秋の青空の下の八ヶ岳や大菩薩や丹沢を歩きたいですね
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