池山尾根で空木岳へ。悪天で縦走は断念・・。


- GPS
- 19:10
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,703m
コースタイム
林道駐車場14:25-15:30池山水場15:35-16:00マセナギ16:00-16:45ヨナ沢の頭16:45-17:45分岐17:50-18:00空木平避難小屋
12日
空木平避難小屋5:05-(ガスで彷徨い)-6:00空木岳6:13-6:15駒峰ヒュッテ6:20-7:25ヨナ沢の頭7:35-8:25池山小屋8:30-8:40池山8:45-9:00鷹打場9:00-(観察小屋、こもりが沢の岩窟経由)-9:35林道駐車場
天候 | 11日晴のち曇 12日山頂は曇+強風、麓は晴時々曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
池山登山口。土砂崩れにより、途中からとなります。 詳しくは以下のHPが詳しいです。 http://www.komaho.net/hutte/utsugi_hutte1.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
■駐車場 林道崩落により、中腹の臨時駐車場になります。到着が遅いと、駐車場は満車の恐れが。また、登山道入り口周辺にも若干駐車スペースあり、数台止まってました。(林道工事の大型車が通るらしいので自己責任で) ■登山道 登山道も崩落があったようですが、お盆前に修復されたようです。よく整備されており、特に問題はありませんでした。空木平はガスが出ると迷い易い(と思います)のでご注意を。また、藪漕ぎチックな場所もいくつかあります。 ■小屋 池山小屋、空木平避難小屋は1000円で泊まれますが、寝具は持参が必要。 駒峰ヒュッテは以下のHP参照下さい。 http://www.komaho.net/hutte/utsugi_hutte1.html ■水場 池山周辺の水場は豊富な水量。(登山道と、小屋に二箇所あり) 地図の旧池山避難小屋はありませんが、水場と看板に書いてあります。 空木平避難小屋は沢に水場があるらしいですが、かなり細いとのことでした。 ■温泉 こぶしの湯 600円 http://www.chuo-alps.com/kobushi/ 景色は良いですが、循環なのは残念でした・・。 |
写真
感想
金曜日に有給取るはずが飲み会で延期になり、その飲み会で二日酔い、土曜も超寝坊‥。
しかし修理に出していた一眼が届き、あまりの快晴ぶりもあって、比較的近い中央アルプスに行くことにしました。
が、駒ヶ根ICに到着前に、地図を忘れたことに気づき、駒ヶ根の本屋で地図購入。何やってんだか。時間も押したので池山尾根で林道中腹から空木岳に登り、翌日の天候次第で木曽駒へ縦走することにしました。
既に14時だったので、駐車場も空いてました。頑張って空木平避難小屋まで行けたら良いな‥と思いつつも、池山小屋で堕落しそうだな、と思いつつ出発。最初の林道の登りで早くもヒーヒー。テント以外はフル装備+2Lの水+酒(1.5L)を背負ってきたことを後悔(汗)
予想より早く池山の水場に着いたので、更に2kgの重荷(水)を追加し、根性で空木平を目指します。大地獄・小地獄はしっかり整備されており、非常に歩き易いです。登山道を整備された方々を労いたい気持ちになりました。予想外のスピードでヨナ沢の頭に到着。日が暮れる前に小屋につけそうです。18:00までに着けるなら、駒峰ヒュッテでも良いかも?と思ってましたが、後半バテバテ‥。なんとか分岐に着くと、空木岳が見えました。撮ろうとした瞬間、ガスに巻かれました。思えばこれが最初で最後に見た空木岳の姿でした‥。反対側に、夕焼けに染まる南アルプスが僅かに見えるのみ。
遅い小屋着に恐縮しつつドアを開けると7名の方が居られました。幸いスペースはまだあったので、重かったビールとチューハイとカップラーメンで補給。寝るか?と思ったら、更に3名の方が来られ、11名での宿泊となったのでした。
小屋の扉が重く、開閉音がうるさいので夜中の撮影は自粛しましたが、夜中に強風が吹き荒れており、多分何も見えなかったことでしょう。
翌朝、予想通りのガスガス。霧でびしょびしょになるので一眼をザックに入れて出発。ガスで登山道も分かりにくく、沢と登山道が入り乱れているため、何回も登山道を外れました。しかし沢には多くの植生が見られ、晴れていれば最高なのに‥と思いつつ歩くと、なんとか駒峰ヒュッテが見えてきました。稜線は強風。視界も10mほど。そのまま山頂へ。山頂には誰もおらず、独り占めです。まぁこの天気なので、うれしくない‥。というか、強風で何もする気にならない‥。岩陰で少しでも晴れないかと待ったり、近くの岩に登ってみたりしますが吹き飛ばされそうになる始末。縦走も諦め、大人しく下山することを決意。
駒峰ヒュッテは、すごいところに見晴らし台があります。よく作ったものだと関心です。ツアー登山な方々?が体操を始めたので、離脱。駒岩も登ってみたいとそそられましたが濡れているし強風だし、何より気持ちが萎えていたのでスルー。ヨナ沢の頭に着くと、昨日みた看板がなくなってる??ふと斜面を見ると、看板が落ちてました。昨夜の強風で飛ばされたようです。危険な場所でしたが、木々の幹に捕まりながらなんとか看板をピックアップ。近くの石を集めて押さえておきました。
帰りは池山尾根の立ち寄れる場所には全て寄ることにし、行きは遊歩道ルートでしたが、帰りは登山道ルートで池山小屋へ。池山にも登ってみました。が、ガスって展望は微妙。その後、動植物観察小屋、篭りが沢の岩窟にも立ち寄り、下山しました。
一番風呂を目指し、行きにやたら看板を見かけた「こぶしの湯」へ。露天風呂から南アルプスの展望は良いのですが、循環温泉らしく塩素っぽかったのが残念でし‥。
一眼がせっかく復活したのに、特にさしたる成果もなく、山頂ラーメンもお預け。
しかし重荷を背負ってもハイペースで登れたのは収穫でした。空木岳、また登ります。
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