記念すべき100名山挑戦!第1回目 御嶽山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 937m
- 下り
- 920m
コースタイム
天候 | 小雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
釜沼温泉(大喜泉)は、アトピーとかに効くようだ。 |
写真
感想
記念すべき、結隊第1回の百名山挑戦!
いや〜いよいよ来ました、この日が・・・。
結隊第1回目の百名山への登頂です。
第1回目は全隊員5名と隊員5号のお友達(見習い隊員)が参加です。
隊員2号・4号と5号は初対面なのです。
場所は木曽の御嶽山。
日本の登山団体として最初に発足したのが、「御嶽・講中登山」ということを知り、我が隊もここを第1回目にしようと選んだのである。ウンウン・・・。
よっ、さすが隊長ーっ!(実は理由は後付けなんですが・・・)
大阪を前日(9/11)22時に出発し、田の原駐車場へは3時に到着。
途中、稲光で天候が心配だが、駐車場では星空も見え、ごっつうええ感じです。
到着後、早速仮眠をとる。
隊員4号(1号、4号が男性)は、しばし星空の下をたそがれておりました。(のちに「たそがれペーター」と呼ばれることになる)
ご来光を拝もうと暗闇の中、出発される方もございますぅ。
5〜6時頃になると辺りもだんだん明るくなり、駐車場もザワザワしてきました。出発される方も増えてきました。天候は霧雨。ガスってて視界も全然ダメです。風も結構きついです。
俺たちが出発するころには、良くなってくれよ〜。
で、我々は車中で朝食をとり、出発の準備を整えます。
午前7時、登山口の鳥居の前で記念撮影。我々の歴史が幕を開けた瞬間です。
準備体操の後、いざ剣ケ峰へ! って、ガスってて頂上(てっぺん)が見えませんけど。
出発直後は平坦なまっすぐの道がつづきます。
5号は、今回はちと様子が違います。今日はやる気がみなぎっています。
いつもは最後尾を付いてくるのに、今回は隊長の後ろを歩きます。
何やら職場の霊感の強い営業マンに、右肩には守護霊、左肩にはややこしいのが憑いているって言われたみたい。
その営業マンいはく、今回の御嶽山行きは山頂でお祓いしてもらうために最初から導かれたものなんだって。(この様子の詳細は5号さんの日記で・・・http://www.yamareco.com/modules/diary/9574-detail-12284)
だから5号は何が何でも山頂で、左肩に乗ったややこしいのを祓うんだと意気込んでいます。
まっ、そんなこんなで出発し、ほんの15分ほど歩いたところででいきなり異変。見習い隊員(以下「トクちゃん」という)がいきなり息切れ。
えっ、まだ登りに差し掛かっていませんけど・・・。
トクちゃんは隊員5号の職場の後輩で、5号が自分の自信を保つために自分よりひ弱な子を・・・と連れて来られた可哀想な子なのである。
靴やザックもちょっと前に揃えさせられたようだ。(ちょっと脚色し過ぎました姉御(5号)。ごめんなさい)
励ましながら、もうちょっと進むが顔色が幾分青ざめてきたように思える。ヤバいっす。
いきなりとっかかりで蹴つまづきましたけど。
と、と、とりあえず、酸素、酸素。 「酸素缶」と「食べる酸素」を取り出し、トクちゃんに処方。
な、な、なんとこれが功を奏する!
トクちゃん、ウソのように見る見る回復! おそるべし「酸素缶」の即効性。
実は、この私もトレーニングといいつつ必要以上に重い荷物を背負っていたせいで、ちょっと息切れ気味だったのであるが、トクちゃんと一緒に「食べる酸素」を一粒食べた。
これがビックリするほど効いたのである。(というか、効いた気がしたのである。) おそるべし「食べる酸素」!
数日前、こんなもんホンマに効くんか?と半信半疑であるが、保険として購入したものだ。
他の隊員にも食べさせたが、これがみんな効いていると言ったのである。あら、不思議?
「病は気から」というが、気持ちだけでもいいではないか。楽になったのなら。
次回から必ず携帯しよう。
そんなこんなで、ここから先は順調に歩を進めました。
登るにつれガスの中に・・・。
下りてくる人もほぼカッパを着ています。あ〜山頂も期待できないか。
下りてくる人に山頂の様子を聞いてみたが、やはり雨とそれより風がかなり強いとのこと。
天候は、半ばあきらめつつ登っていくが、我が隊にはすごいお方がおられるのです。
そう隊員5号の姉御です。
歩いているときは、辺り一面ガスっているのですが、不思議と休憩するたびに一瞬視界が開けるのです。
8合目を過ぎたあたりでしょうか、出発点の田の原の駐車場まで見え、「よく登ってきたなぁ」と感動しつつ、頂上ではどんな眺めが待っているのかと、また元気が湧いてきます。
しかし、頂上は一向にみえましぇ〜ん。
9:40 王滝山頂に到着。スタートから2時間35分。ガイドブックとほぼ同タイム。最初のトクちゃんのアクシデントを考えるとかなり順調です。
そうそう、それよかお決まりのガールズトークが行く手を何度も阻もうとしていましたわ。
休憩するたびに姉御を中心に隊員3号、トクちゃんと、ガールズトークがはずみ、なかなか重い腰(尻)を上げようとしないのだ。(2号はいたって冷静。さすが副隊長だ。)
話の内容は、なぜだか罪人の話。税金で彼らを養うのは納得いかねぇ〜。地雷撤去の役務につかせたらええんや〜ってな過激な内容。そうかと思えば霊感の強い営業マンの話のせいで盛り塩で結界を作って寝たんや〜などなど・・・多岐に渡る。
会話の隙を狙って、「さっ、行くで」と僕が話を折ってました。きっと姉御たちには、「ええやんけ、もうちょっと話させろ!」って思われていたかも知れませぬ。
そんなことを考えると、かなり順調。もしかしてこいつらまじめに登ったら結構ポテンシャル高いかも?と思いつつ、けったいな「まごころの塔」モニュメントを横目に、剣ケ峰頂上まで一気に登り詰めた。
やったー! やりました6人無事に山頂到着(って、そんな大したルートじゃないっすけど)
しかし、山頂は相変わらずガスの中。真っ白ですわ。残念。
姉御は、登るやいなや神社へ向かい、真剣に拝んでおります。(左肩を払いながら)
一通り拝んだ後は、北に向かって念をおくっております。
するとみるみるガスが晴れ、コバルト色した二ノ池が見えたじゃあ〜りませんか。(チャーリー浜の感じで読む) 乗鞍岳もてっぺんだけちょっと見えました。
慌てて、集合写真、集合写真。って撮ってもらったときはまたガスの中。な、なんなんだ、これは。
姉御、今度は南側へ移動し念をおくる。
これまた不思議。なんと起点である田の原まで一瞬晴れた。
結構、登ってきたんだと一同感動&感心する。下るのが何だかもったいない。
副隊長は携帯で一所懸命写真を撮る。3号はこれまでの道のり・これからの下山を分析。トクちゃんは登ってきたことに感動しているのだ。
4号・たそがれペーターは、相変わらずたそがれている。
そんなこんなで、頂上を後にし、昼食予定の二ノ池へ向かう。
ちょっと頂上山荘で寄り道。
記念にとバッジを購入。100名山のを全部集めようという魂胆。デザインが何種類かあったのだが、自分の気持ちとは裏腹に姉御に半ば強制的にバッジを選ばれてしまった。(結果はオーライ。ありがとよ姉御。しかし、姉御はきっとバカにしている。バッジを買うより飛騨牛の串焼きの方が美味いのに・・・と思っているはずだ。(頂上山荘に飛騨牛串焼きが売っている訳ではない) 俺一人じゃない、副隊長とたそがれペーターも買ったのだ)
二ノ池は、霧の中。
昼食をとっていると結構肌寒い。あったかいコーピーを飲んで、そそくさと下山下山。
黒沢十字路からトラバースして王滝頂上、そしてどんどん下って行く。
副隊長とたそがれペーターは、釣り鐘がある度に鳴らしていく。どうも何でもトライしてみなくてはならない性分のようだ。
私は邪道であるが、岩をピョンピョンとスキーでコブを滑るイメージで下りてゆく。冬のために今からイメトレなのだ。
トクちゃんは、膝にきているのかマイペース。
下りは息も楽らしく、姉御と3号は絶えずガールズトークを繰り広げる。
内容がどうやら変わってきたようだ。お祓いの効果か、はたまた山が彼女たちを浄化してくれたのか。
行きは毒舌満載であったが、下りは婚活やモテ技みたいな話だ。実は姉御以外の女性陣はみな独身なのだ。
3号は17日から北海道一人旅のようで、行く前から二人で妄想の旅を始めているのだ。
「車がパンクして、素敵な男性が助けてくれる。そんでもって・・・」ってな内容だ。姉御いはく、「イメージ(妄想)が大事なのよ。フェロモンを絶えず出しときゃなきゃダメよ。」と3号にしきりに指導。
その模様、バカバカしすぎて笑えてしまう。
そんなこんなで、最後の直線へ。後ろを振り返ると頂きはまたもや霧の中。
14時に無事下山。
もう一度後ろを眺めると山頂までくっきり!
うっひょ〜っ。結構高いじゃん。
出発のとき、ガスで隠れててよかった。(トクちゃんの感想です。)
六甲トレに参加した隊員からは、なんだ六甲よりマシだったじゃん、ですって。
やはり夏の暑さの方が辛い道程よりこたえたみたいだ。いや実際にそうなのだ。
そしてお決まりの温泉、温泉。
お目当ての温泉が休業だったので、行き当たりばったりで秘湯・釜沼温泉「大喜泉」へ
ここがなかなかで、アトピー湯治で有名みたいなのだ。
温泉飲んだらお肌すべすべになると聞くや否や、女性陣、お替わり、お替わり。
夕食は、豪勢に飛騨牛ひつまぶしを食らう。
姉御は、その上、飛騨牛の串焼きも平らげた。
姉御は、やっぱり肉食(女子?)だった!
こうして記念すべき第1回目の100名山挑戦は終了した。
次の山行きがまた楽しくなってきた。
次回は、副隊長プロデュース。副隊長、よろしく!
隊長、眠い中3日かけての山行記録お疲れ様です。ありがとうございます。
ところで、文面の中の私5号ですが、かなり脚色しているかと・・・
まあいいです。
確かに六甲のしんどさから比べると楽でしたね。
といっても、往復の運転を隊長とペーターにお願いし
後部座席で爆睡していたので
疲れてないのかもしれません。
晴れ女パワーもまだ残ってましたしね
隊長、眠い中3日かけての山行記録お疲れ様です。ありがとうございます。
ところで、文面の中の私5号ですが、かなり脚色しているかと・・・
まあいいです。
確かに六甲のしんどさから比べると楽でしたね。
といっても、往復の運転を隊長とペーターにお願いし
後部座席で爆睡していたので
疲れてないのかもしれません。
晴れ女パワーもまだ残ってましたしね
姉御に取り付いていた守護霊とややこしいやつが反対ちゃうかと3号から指摘がありました。
正確には、左肩に守護霊、右肩にややこしいのみたいです。
ええ加減に聞いていたもので・・・
どっちでもええけど
私も隊長の右と左が逆とわかっていましたが、どうでもいいかと指摘せずでしたよ。
先週末の金曜も会議で最悪で、絶対悪霊はついたままだと確信しましたが
まあ、3連休にめずらしく家でごろごろ
遊んでくれる友人もなく
気を取り直し、庭の木を刈ってたとこです。
あと2日働けば。。。。
正確には、明日だけ働き、あさっては適当にフェードアウトして
海外逃亡いたします。
バリ島のアグン山という聖なる火山に右肩のお方は、置いてまいります。
では、土日のトレーニング頑張ってくださいね。
私も100キロウオーキングのために、ひが暮れたら歩きます。
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