伊予ヶ岳・富山(天神郷BS〜岩井駅)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 613m
- 下り
- 667m
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
18きっぷを利用して冬の南房総へ。ザックを背負って東へ向かうのは初めてだ。岩井駅から市営バスの「トミー号」に乗って伊予ヶ岳登山口である平群天神社前へ。
廃校となった平群小学校と社殿の間から登山道に入る。階段が整備され、一部コンクリートで簡易舗装もされている道である。富山への分岐の先の東屋ではハイキングコースがここまでという看板が立っている。
ここからはロープや鎖を頼りとする岩場が南峰山頂まで続く。南峰山頂は360度の展望が得られる岩峰である。登山口の平群集落や房総のなだらかな丘陵、これから向かう富山や東京湾の眺めがすこぶる良い。遥か彼方には富士山の白い頂も眺められる。北峰からも同様の眺望が得られる。南峰の突き出た形状がよく分かる。
富山分岐に戻ってしばらく森の中を下る。やはり温暖な房総、常緑樹が多く、そして鳥が多い。舗装の里道に入ると道端には水仙の白い花が随所に見られるようになる。振り返ると伊予ヶ岳の偉容が大きい。
舗装路の分岐は道標が少なく判断に迷う箇所もある。富山への最短経路をとるだけでは、吉井の水車小屋にはたどり着けなかった。小峠の車道を右に下るのが水車小屋を経由する道だったようだ。
蜜柑園から富山山頂直下までは北面の寒々とした舗装林道を登っていく。富山南峰からの道を合わせる小園地から僅かで、展望台の立つ富山北峰山頂。南峰との鞍部から伏姫籠岩方面に下る。階段状の急坂を下っていくと舗装林道に出る。駅からハイキングの地図を持った人たちがどんどん登ってくる。山門の立つ籠岩を横目に見て下ると、幼保小中学校の校舎の新築現場に出る。
道の駅では海鮮丼を賞味し地場野菜を購入。そして歩きにくい車道を辿って12階建てのコンドミニアムホテル・グランビュー岩井へ。最上階の外廊下から入る大浴場の入口はマンションの一室のようだが、浴場からの東京湾の眺めは180度のグランビューである。岩井から内房線で浜金谷に出て、久里浜への東京湾フェリーに乗船。鋸山を背に、40分弱の船旅で、変化に富んだ1日の幕が閉じた。
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