唐松岳

2009年09月26日(土) ~ 2009年09月27日(日)

• GPS: 22:00
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,994m
• 下り: 1,994m

コースタイム

<1日目>
14:00八方駅-15:30八方池-16:25扇雪渓-16:55丸山ケルン(休憩)-17:55唐松頂上山荘

<2日目>
5:00唐松頂上山荘-5:20唐松岳6:10-6:22唐松頂上山荘7:30-8:15丸山ケルン-9:30八方池-10:55八方池山荘(小休止)-11:20兎平(食事休憩)-12:00八方駅

天候

9/26晴れ、9/27晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

マイカー利用、長野自動車道の豊科ICから白馬村へ。
ゴンドラ八方駅近くの八方第3駐車場(無料)に駐車。
八方駅→ゴンドラリフトアダム→兎平→アルペングラッドリフト→グラードクワットリフト→八方池山荘(約22分)。
リフトは往復利用のため、事前に八方のローソンで割引往復チケットを購入。
9月のゴンドラ始発は平日8:00、土日祝日7:30だったと思いますが、事前に確認をおすすめします。

コース状況／危険箇所等

コースコンディション良好。
往路、復路とも木道を利用しましたが、以前より整備されていたように感じました。
鎖場は上部で崖崩れがあったような形跡で、ネットが昨年より新しくなっていたように思います。

土日だというのに唐松岳頂上山荘はたいへんすいていて、本館の30人ほど入れそうな部屋を2人で使えるという贅沢ができました。

写真

9/26 13:53

初めての山小屋泊に備えて大きめのザックを新調しました。
「1泊登山で最低限の荷物が収納でき、軽いこと」を重視。
あ、あと青くないとダメ←ここ大事(笑)

9/26 15:28

木道コースでサクサクッと八方池に到着。
今回はゴンドラに乗ったのが14時と遅めの出発なので、暗くなる前に山荘に着くよう急ぎ気味の行程です。

9/26 15:23

八方池から眺められる山々の解説板。
いつもはスルーしていますが、改めて確認(笑)

9/26 15:23

白馬三山から栂池方面まで。

9/26 15:24

天狗尾根から唐松岳まで。

いつかこの、白馬岳から唐松までの尾根を縦走してみたいです。

9/26 15:38

八方池から上は、すでに紅葉が始まっていました。

9/26 15:43

ダケカンバの道も色とりどりで、歩いているとなにやら良い香りのする木(実?)もありました。

9/26 15:55

緑の季節とはまた違った風情で、新鮮です。

9/26 16:18

高度を上げるほどに山が色づいていて、感嘆の声が出てしまうほど。

9/26 16:35

扇雪渓付近。
まさに錦のようですね。。。自然の織り成す鮮やかな色彩に、ウットリと溜息が出ます。

9/26 16:58

丸山で小休止。
すでに17時近くなっています。
地図とタイムスケジュールを再確認。
日が落ちる前に山荘に着かなくちゃ〜(>_<)

9/26 17:56

丸山から1時間で唐松頂上山荘に到着。
暗くなる前に着きました。
途中で薄暗くなり始めましたが、無事に着いて何よりです。
日の落ちかけた人気のない登山道は、ちょっと不安になりますね。。。

9/26 18:23

唐松山荘夕食。
山荘とは思えない豪華な食事ですね。
噂どおり、美味しかったです♪
ごはんもお味噌汁もおかわりしちゃいました(^^*)
山の上では貴重なはずの水分ですが、お茶もお代わり自由!
これは嬉しかった!

9/26 18:24

この時期、日が落ちると途端に気温が下がります。
暖かい食事やお茶にホッとしました。
食堂ではストーブが焚かれていました。

9/27 5:23

翌朝。
5:40の日の出時刻に合わせて、まだ暗いうちに唐松山頂へ。
5:23山頂に到着するも、あたりは雲に覆われていて真っ白(+_+)
ヘッドライトの灯りも、白い闇に反射して周囲がよく見えません。

9/27 5:45

5:45。
日の出時刻を過ぎ、あたりが明るくなってきましたが。。。。。山頂も周辺の山々も、雲の中です(T_T)
とりあえず、再度記念撮影。
寒いので着ぶくれてます(^_^;

9/27 6:04

しばらく粘りましたが、6:30の朝ご飯の時間までに山荘に戻らなければなりません。
諦めて山頂から降り始めた頃、突然周囲の雲が晴れてきました。
山荘の向こうに昇りはじめた太陽が姿を現し、急いでコンデジを構えます。

9/27 6:05

6:04、ちょっと遅めの御来光(^^)
太陽の光と温度が、どんどんあたりの雲を薙ぎ払っていきます。
刻々と様変わりする雲海。。。。。なんて幻想的。

9/27 6:06

五竜岳も姿を現しました。
どちらかというと女性的でたおやかな稜線の唐松岳と対照的に、とても男性的で勇壮です。

9/27 6:23

あっというまに雲が消えてゆき、剱・立山連邦も望めました。

9/27 6:06

山頂に残っていた人たちの歓声が聞こえてきます。
振り返って見上げると、朝日に照らされた山頂がクッキリ。

9/27 6:23

御来光を動画にも収めることができ、大満足で山荘まで下りてきました。
すっかり晴れ渡った中、山頂への稜線も清々しく見えました。

9/27 6:35

頂上から下りてすぐに朝ごはん。
朝からお代わりするほどの食欲(笑)

9/27 7:07

朝食のお部屋に戻って出発の準備。
今回は30人ほど泊まれるお部屋を貸切状態で使えました。
おかげでぐっすり休めました。

9/27 7:08

新館のお部屋は、出来て間もないのでとても綺麗。
まだ木の香りがしました。

10/10 15:28

時間にゆとりがあるので、ゆっくり支度をしてのんびり下山。
7:00ごろ山荘を出発し、1時間15分で丸山着。
気温が上がってきたので上着を脱いで軽装に。
今日も白馬三山が綺麗です。

9/27 8:17

振り返り、心の中で山々に別れを告げます。
また来年くるからね(´∀`)ノ

9/27 9:29

9:30、八方池まで下りてきました。
すっかり雲が取れて白馬三山や稜線もくっきり。
午前中の八方池は風がないので鏡面のよう。

10/13 1:36

八方池に移りこむ白馬三山と天狗尾根。 4枚の画像をパノラマ風に繋いでみました。

9/27 10:23

帰りも木道ルートへ。
ここからは、もう山々の頂は拝めません。。。
ちょっと寂しい気持ちになります。

10/10 15:23

ゆるゆると下って、11:00頃に八方池山荘へ到着。
ご褒美のソフトクリーム♪

10/10 15:22

リフトの中継地点、兎平でひと休み。
おなかがすいたので、売店できのこ汁とトレッキング弁当(650円)を購入。

9/27 11:41

ぽかぽか陽気で、食べたらちょっと眠くなってしまった(笑)
ぐぅ。。。zzz

9/27 12:09

ちょうど正午頃に八方駅に到着。
たまにはこんなのんびり行程も良いですね(^^*)

10/10 15:22

時間もあることだし、公衆浴場で汗を流して帰ることにしました。
八方温泉「第二郷の湯」は八方第3駐車場のすぐ傍なので、車に着替えを取りに行き、荷物を置いて身軽な格好で行けます。
早い時間だったのでほかに入浴客がなく、広い湯船を独り占めできました♪

撮影機器：

EX-Z75 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

CG10 SANYO Electric Co.,Ltd.

感想

Sei

昨年、数年ぶりに登山を再開し、唐松登山を毎年の恒例することに。
ただし、今年は日帰りではなく1泊ののんびり行程。
理由はふたつ。

1)今年7月に大雪渓で靭帯を負傷した同行者のリハビリのため、日帰り行程を1泊にして足の様子を観る。

2)来年は縦走登山にチャレンジしたいので、余裕のある行程で山小屋を体験しておく。

というわけで、紅葉を堪能しながらゆったりとした登山を楽しみました(^^*)
優しい登山コースでのリハビリも、同行者にはちょうど良かったようで。
足の痛みや下山後の不調も無く、今後も登山を楽しめることがわかってひと安心です。

また、山小屋体験も、設備の整った唐松頂上山荘から慣らしていくのは、初心者レベルにはとても良かったと思います。
秋は日も短いので、無理のない登山計画が大切ですしね(^^)

ピークハント目的だけでなく、たまにはこんなふうにゆるゆると楽しむ登山も良いものだなぁと思いました(^^)