熊倉尾根から熊倉山・前飛竜、帰路は丹波天平で大多摩30座完登✌️


- GPS
- 08:29
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,619m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:29
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰り:親川 17:59 ⇒ 丹波山温泉 18:07 (西東京バス) その後、日の出インターから帰宅 駐車場は、「道の駅たばやま」を利用させていただきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
熊倉尾根は、道の無い尾根になります。 帰路の丹波天平から親川は、危険個所がありました。 【熊倉橋〜熊倉山】 ★道の無いルートです★ 国道沿いの、頌徳碑と書かれた石碑の横が登山口です。 基本は明瞭な尾根上の直登で、薄い踏み跡あり。藪はほぼ無し。東京都水道局の境界杭が続いています。赤テープも連続して存在します。熊の形跡が各所に感じられます。 前半は一か所尾根を移る部分があり。横にわずかにトラバースしました。 傾斜は緩急ありますが、直登なので全体的に急登が続く感じです。 中間の1106m地点に標識あり。後半は傾斜が増すのと、岩っぽくなり、急登区間は手を使いながら上がっていく感じになります。左側が切れ落ちている部分があり、要注意です。 【熊倉山〜前飛竜】 前半は緩やかなアップダウンで、最後に200mほどの岩の出た急登で一気に標高を稼ぎます。 【熊倉山〜サオラ峠】 緩やかな広い尾根道です。 【サオラ峠〜丹波天平】 緩やかな広い尾根道が続きます。道は尾根の最高点を通らず、高度差があまり出ないようにつけられています。 【丹波天平〜親川】 ★危険個所あり、注意★ 高い所は巻きながら穏やかに下って行き、その後松の木の植林区間があり少し雰囲気が変わります。松林を抜けると再び平らな地形に入ります。保之瀬天平と呼ばれるエリアになります。 保之瀬天平は、落ち葉が深く道型がみえませんが、道順を示すようにロープが張ってありますので、ロープに沿って下ります。平坦な部分を抜けると植林帯に入ってつづら折れになり、これを下りきったところが後山集落跡です。 後山集落跡から最上段の石垣を降りたところで右に入り、トラバース道が始まります。このトラバース道は概ね親川の上方まで続きますが、後山集落跡から少し先が崩壊して、足元の緩い土の斜面になっており、踏むと崩壊していきます。じっくり崩壊させないように斜面をトラバースしていく必要があります。巻道的なテープもあったようですが、そちらの状況は確認していません。 こういった崩壊は、最初のものほどは悪くありませんが、高畑集落跡まで時々現れるので、注意して進みます。継続的に崩壊しているようで、落石にも要注意です。高畑集落跡から先は、道は穏やかになり、最後に国道が見え始めたあたりから、つづら折りで大きく高度を下げていきました。 この区間は、保之瀬天平を過ぎると道は全体的に荒れ気味でした。また天平と名が付く付近は、土中の水分が多いようです。今の時期泥濘にはなっていませんが、霜柱を断続的に踏み抜くので、歩きづらい感じでした。 今回は、積雪はほとんどなく、熊倉山〜前飛竜の日の当たらない場所に時折薄く残っている感じでした。ただし、3月に入っても降雪はありますので、その日の状況によると思います。 |
その他周辺情報 | 丹波山温泉 のめこい湯 に行こうとしたのですが、 受付は18:00までだったので、残念でした…。 |
写真
ここで2回目の休憩。だいぶ疲れてきました。2ピッチでは登り切れませんでした😅。
斜面が激しく崩壊して、道がほとんど消えています。捕まるものの無い、ゆるゆるの滑りやすい斜面に、そっとステップを確かめながら通過しました。落ちたら戻ってくるのが大変だと思います。かなり時間ロス…😰。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
防寒着
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
帽子
靴
ザック
行動食
非常食
テルモス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯(GPS/時計/カメラ/地図/コンパスを兼ねる)
タオル
ツェルト
ストック
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感想
今日は、大多摩30座の最後の丹波天平を登ろうと思いました✨。しかし、それだけでは少々物足りない気もして、地図を見ていると、近くに面白そうな尾根が…。これが熊倉尾根。熊倉山南尾根とも言われます。計画を立ててみると、余裕があれば前飛竜まで行けないかな?と思うようになり、どうせなら、これからの夏山シーズンに向け、現状の自分の体力を知るためにも、飛竜まで行ってみようと思った次第です💪。
ところが、ところが、3時間の出遅れ😰。6時スタートの計画が9時スタートになってしまいました。寝過ごしただけのことですが…😅。まぁ、行けるところまで行きましょうということでやってきました。熊倉尾根と丹波天平は必須。飛竜まではどこまで行けるかです。
熊倉尾根はハイテンションで頑張って登りましたが、あとは行けるところまで…という中途半端な目標なので、テンションが下がりました😅。時間的にギリだと思いつつの前飛竜への最後の登りは、本当にきつくてもう2度とここは登らない😖…と思ったほどです。サオラ峠まで降りてくると、もういくらでもエスケープできるのですが、最終バスの時間をにらみつつ、親川まで計画通り下りました。しかし、そこは最後の核心部で、かなり焦ったのでした😱。
という訳で、まだ長い登りの山は今年始まったばかりなので、ぼちぼち慣れていきたいと思います。
熊倉尾根は、道の無い尾根としては登りやすいと思いました。下るのは推奨しません。前飛竜周辺は、展望が無い中コースの中でも好展望で爽快でした。このあたり、どこもそうですが、シャクナゲの季節がいいかもですね。
親川〜丹波天平は、特に通行止めとか、そういったことは無いのですが、覚悟して余裕をもっていった方がいいと思います。このコースの中で一番の危険個所でした。一方で、保之瀬天平のあたりとか、なかなか出会えない風景なので、一見の価値ありと思いました。丹波天平から保之瀬天平のあたりは、今日は慌ただしかったので、ゆっくりと味わいたい尾根道だと思いました。
No557,2025-16
丹波天平:大多摩30座(33/33)完登!
さすがですね!!!
ほぼ修行の道のように見えるのですがご無事で何よりでした😨
でも唯一の展望ポイントからの景色が素晴らしき✨
山深い感じの風景が素敵ですね〜♡
私これがないとやっていられません(笑)
丹波天平も不思議な空間ですね😲
ウノタワを連想させられます( -ω- ´)
ただその後が見るからにオッカネ〜😱
時間を考えると大変だったかと思いますが何事もなくて本当に良かったです💦
どうも、ありがとうございます。大多摩30座は、奥多摩の主要な山が網羅されているので、なんとか100ほどのものではないと思いますが、ちょっと達成感がありました。
こういった、修行の道は、実はちょっと好きです(笑)。奥多摩や奥秩父の深い森と戯れながら、無心に登ることができて楽しいのですが、その上で展望ポイントもあると、また最高ですね。このあたりは展望の名所は少なく、岩岳分岐が展望が素晴らしいことは行くまで知りませんでした😅。このあたりだと、水源巡視路に上がったところの禿岩が展望の名所ですね。
丹波天平は、ちょっと面白い場所だと思います。加えて、前飛竜を急坂で下ってから、保之瀬天平までのずーっと長い間、緩やかで広い尾根が続くというのが、この尾根のウリですね。今回初めて行きましたが、期待以上でした。
もっとも、それも後から考えてのことで、歩いている時は必死ですが(笑)。
崩壊の斜面は、ギリ、トラバースで歩けるくらいの感じでした。あまり気持ちよくはありませんね😰。このあたりも東京都水道局の杭が立っているので、水源巡視のために修復してもらうと、とてもありがたく使わせていただけるのですが😆。
あと、かつては、こんな奥まで人家があったということがとても印象深いです。
コメントいつもありがとうございます。🙏
丹波天平のためにずいぶん長丁場なルートにしましたね😁
熊倉山までの登りで疲れそうです💦
前飛龍と飛龍山は地図上だと近くに感じるけど実際に行くと結構、遠いし時間かかりますよね😣
飛龍山行ってたら夜の8時に下山でしたね😨
おつかれさまでした😄
どうも、ありがとうございます。やっと達成できました。
はい、丹波天平だけだと、なんとなく登った感がどうかと思ったので、躊躇していましたが、ちょうど雪もなさそうなので、こんなルートを作って達成できました😅。熊倉山までの登りで、実際疲れていたと思いますが、そこは熊倉尾根を登るという事でテンションが上がっていて、熊倉山に着いた時は大いなる達成感がありました。しかし、その後テンションがガタ落ちしました(笑)。
飛竜までは地図ではすぐなのですが、けっこう遠いですね。実際、きつく作った計画タイムに対して3時間のビハインドでしたので、まさにプラス3時間かかります。飛竜までの往復2時間と、親川から丹波まで(計画では歩くつもりだった)の1時間強を省略してしまいました。実際6時出発で全部歩けていたかどうかは、神のみぞ知るですが。もし仮に行けたとしても、最後の国道歩きは省略したでしょう…😅。
これから、雪もだんだん無くなって、垂直に高度を稼げる季節がやってくるので✨、とりあえずこれでトライアル1回目です。残雪の春山と夏山が楽しみです。
コメントどうもありがとうございました🙏。
私が天平尾根を歩いたのは、20年以上前のことですが、その時は楽々の感じでしてが、ずいぶん危険な道になってしまいましたね😥。
どうもありがとうございます。
昔は、楽な道だったのですね。集落の一部にはまだ人がいたりしたのかな??
道がしっかりしていれば、大変歩きやすい傾斜のルートだと思うのですが、このあたりは使われなくなるにつれて、あちこちで崩壊が進んでいるようですね。山腹のトラバースなので、かなり手を入れないと、維持が難しそうです。
コメントありがとうございました。🙏
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