悪い山行の見本(1日目)・畦ヶ丸一軒家避難小屋

2010年09月18日(土) ~ 2010年09月19日(日)

• GPS: 02:00
• 距離: 2.5km
• 登り: 380m
• 下り: 15m

コースタイム

【1日目】
新松田駅上陸　　　12:55　　　
かけつけ3杯　　　　13:50
感激　　　　　　　15:38
大滝橋バス停　　　15:55
一軒家避難小屋　　17:15
カラオケ　　　　　19:50

天候

星の瞬きも見えぬ程に

アクセス

・新松田駅〜(バス)〜西丹沢自然教室
・西丹沢自然教室〜(バス)〜大滝橋バス停下車

コース状況／危険箇所等

【今回の記録は山行にあたり、やってはいけない事の集大成として
　自己反省記録となっております。以降このような事がないように
　気を引き締めて行きたいと思います。　　　　　ピヨピヨ敬具　】


☆大滝橋〜一軒家避難小屋間のルートは沢沿いです。
　台風9号の影響で一時通行止めがかかっていたようですが
　解除されていました。

☆一部、崩落したと思われる箇所には土嚢などが積んであり
　急仕立てではありますが整備されたようです。

☆登山道と沢はほぼ並走しており徒渉地点と呼ぶほどの
　徒渉はなかったと記憶していますが(若干意識白濁)
　増水時は入らないほうが良いルートかと思います。

☆トイレは畦ヶ丸直下の非難小屋までないようです。

☆道標が多くあり、道迷いの心配はなさそうでした。

☆その他、特に危険箇所はありませんでした。


【反省反省先生】
★山行の前日にはしゃぎ過ぎてはいけない。
★睡眠は充分とらなくてはいけない。
★曜日を間違えてはいけない。
★ナメたパッキングをしてはいけない。
★買ったばかりの地図を自宅に忘れてはいけない。
★入山前にあまり飲んではいけない。
★最低限の下調べはしなくてはいけない。
★何より駅に着く頃にはどこに行くか決めていなくてはいけない。

写真

こんにちは。ピヨピヨです。

完全に寝坊しました。
ひらきなおって海老名のSATYで
行動酒を物色中です。

今日は土曜日ではないか!
日曜日の時刻表を見て来てしまった!!

A.ちょっと待って「寄」
B.ずいぶん待って「自然教室」

(↑結論)

ビールだけで長居するのは悪いな。

お持ち帰りとな?
沢の水でしめたら、さぞかし美味かろう。

「おみやで一枚下さい!」

フォロワーさんがわざわざ自然教室に
通行止めか否かを確認して下さっていた!
なんという事だ!

下調べもせずに来た自分が恥ずかしい…

ピヨピヨは今もうれつに感激している!
酔いも醒め(た気がす)る程に!

もはやナイトハイクも辞さん。
行くぞ愛靴兄!

うむ!

テンションが鰻登りだ!

なんだここ?

気になる!

登山道ではないとな?

余計気になるではないか!

ゲート。
途中で終わる林道。とくれば…

ショートカットルートに違いあるまい!
うむ。いいぞ。

若い。細い植林だな。

しかし、いつまでも若くも細くも
いられぬのが自然の摂理というものだ。

沢沿い=無条件幸せ。。
だったのだが…

檜洞沢に行って以来
堰堤の多い沢ではあまり喜べなくなってしまった。

それでも沢はいいもんだな。。

おお。なにやら土嚢が。

踏み崩さぬように歩かねば。

ここはナイトだと要注意だのう。

親切な道標道標先生だ。

この奥がまた気になるのう。

苔むしておる。

こちらはもう蒸していない。
快適快適先生だ。

高所恐怖症が少しマシになってきた(気がする)。

天然のゲートだ!

ん?
何だ?この左側の道。

良い道だ。
ここも憶えておこう。

今日はここまで。

はい!注意します!

おろ?

もう着いてしまったのか…

中がナイトなことに…

まあ水道・電気がある方がおかしいのだ。
これぞ避難小屋というものであろう。
ガッハッハ!

怖くなんかないぞ。怖くなんか…



やっぱり人工工作物は怖いです。お母ちゃん!

怖かろうが怖くなかろうが
ビールは冷やさねばなりますまい。

焚き火をする術もおぼえなくてはのう。

茹でそばだったとは…

誤算だった。

麺つゆの容器で水割りを飲む。

よし!
シェラカップを忘れたのは計算づくだ!

これでは星も見えないか…

怖くなんかないぞ。
怖くなんか…

酔ったら怖くなくなったではないかぁ。。。

「1番ピヨピヨ!　キム・ジンピョの
　　　　　愛なんかPt2歌いま〜す。」

ふんにゃらほんにゃら〜♪

水音が涼しげだなあ。。

涼しすぎて目も酔いもさめたではないか。

結局は避難小屋で寝るのか…

おやすみな…さ

撮影機器：

731SC Samsung Electronics

感想

ゲスト

ごらんの通り。酷いありさまだった。

目が覚めると陽はすでに高く
パッキングもそこそこに慌てて家を飛び出した。
中身といえばチャルメラとストーブ。
あとは足袋蔵だけである。

計画は実に漠然としていて
一、初めての単独泊(山内に泊まること自体2回目というピヨピヨぶり)
一、西丹沢のどこか　　　　　　
一、とりあえず沢は見たい　　　　以上。

当初は菰釣山に行き、切通峠から世附へという2泊行も夢見たが
そこは先の台風で通行止めのストライクど真ん中だった。
しかも寝坊した段階で長距離縦走は消えた。


無い頭で考えた末、次回ナイト予定地にいくことに。
しかし、これまた台風被害のあったコースだった。

下調べもせず電波も入らぬ携帯で、フラフラとでかけようとしている事を
気にかけて下さったフォロワーさんがいろいろ教えて下さり
自然教室に確認と連絡を入れてくださっていた。

着いた瞬間、教室の職員さんに
「Iさんのお知り合いですね?通行止めは解除になりましたよ!」
と言われたときの感激は言葉ではなかなか言い表せない。

Iさん本当にありがとうございました。そして反省します。



そして現地に着いてからなのだが…

まあ所詮、阿呆はその状況に直面しないと分からないものである。
想像力も学習能力も欠如しているので仕方ない。

ナイフ忘れた。ランタンあったほうが良かった。
一応シュラフカバー持ってくれば良かった。
マットあればなお良かった。
箸ないわ。シェラカップないわ。
酒足りないわ。煙草切らすわ。
朝のコーヒーひとつもありゃしないわで……

まあ実に良い経験になった。
この阿呆な経験を糧にじゃんじゃん山内に泊まろうと思う。

そんなこんなでこの「無計画の極み山行」翌日に続きます。
→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-78592.html

コメント

delfonixx

化け物が・・・
ツエルトとか割とリアル避難とかすげえ。
大幅にレベルアップの予感、
これいければどんなどころでも
泊まれる気がするｗｗｗ

ゲスト

ふぁんくさんへ
目の前に非難小屋があるにもかかわらず
ツェルトを張る意味の分からなさ…

しかし小屋が怖かったのです（酔っ払うまでは

delfonixx

意味確かに分からないｗｗｗ
小屋よりもツエルト選ぶってｗｗｗ
でもツエルトのあの狭さはなんか落ち着きますよね、
確かに独り小屋は隅っこの暗がりになんかいそうで
怖いｗｗｗ

しかし凄まじい精神力ですね〜

ゲスト

まあなんというか
阿呆です。

pikahamuco

(ﾉ∀`)
ツっこみどころ多すぎて、もうどうしたら…w
翌日分の日記にも期待！

ゲスト

ピカ姉さんへ
２日目の写真が多過ぎて
選別作業に難渋しとります(ﾉω`)

１日目より阿呆さがあっぷーぷーだし。
はて、今日中にかけるかの…

ゲスト

まあなんというか
漢らしい

Mt_theta

ひえー
必ず山行計画書を書いてからでかける立場からしたら


・・・ありえへん（ーー

ゲスト

ユースコさんへ
まあ単独ですから無責任なもんですよ。

それにユースコさんが登るお山とは

全然違いますからね＾＾；

でもわっちは丹沢が好き。。