南八ヶ岳周回 〜子連れで登山〜
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- GPS
- 00:52
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,687m
- 下り
- 1,681m
コースタイム
8/19赤岳天望荘6:30-7:15赤岳7:35-8:10文三郎尾根分岐-8:35中岳-8:45中岳のコル8:55-9:20阿弥陀岳9:45-10:10中岳のコル10:20-11:10行者小屋(大休止)11:50-13:50美濃戸 〜〜縄文の湯〜〜〜19:40自宅
天候 | 2日とも無風・快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・硫黄岳までは危険なところはありません。 ・硫黄岳-横岳-赤岳の縦走路は、高度感はありますが、慎重に進めばクリアできます。但し今回はほとんど風がありませんでした。強風時には子供は体重が軽いので注意が必要です。 ・身長の低い子供の場合、岩場の下り時には大人が届く足場まで足が届かないことが良くあります。大人が先に下りて手足の置き場をしっかりと指示してあげた方が良いでしょう。 ・あとツアーの方々でしょうか、阿弥陀岳の岩場で結構石を落としている方が多いのが目につきました(ある特定の方、と言うよりそのパーティ全体で、という感じです)。 時間に追われているのか、無神経なのか、やや慎重さに欠ける感じが気になりました。 |
写真
感想
昨年、硫黄岳に日帰り登山して以来、目標だった八ヶ岳主峰の縦走に行ってきました。
今回は、ベテラン4名の付き添いがいますので安心です。
幸いに2日とも天候に恵まれ、風も穏やかな最高の登山日和となりました。
コースを時計回りにとるか、反時計回りで行くか考えましたが、
なるべく初日に核心部を抜けてしまおうということで、時計回りに決定。
美濃戸口で待ち合わせ、6時に美濃戸を出発。
北沢を通って赤岳鉱泉経由で硫黄岳に向かいます。
割と良いペースで稜線に出ると、空は最高の青空が広がり、
これから向かう山々の姿が視界に入ります。
稜線に出るまでは、テンションが低めだった息子も、目標が見えると元気が出ます。
硫黄岳山荘で大休止の後に、今回の最大の難所、横岳に向かいます。
意外とスムーズに核心部を通過。
風がほとんどなかったことも幸いでした。
同行していただいた方には、ザイルの用意もしていただいたのですが、
息子のしっかりとした足取りを見て、大丈夫と判断したようです。
当初の計画よりだいぶ早いペースでこれたので、小休止を多めにとって
本日の宿である赤岳天望荘に午後3時に到着。
早めに予約しておいたのが良かったのか、広めの大部屋に通されました。
3畳に6人(内子供1人)ですから、三連休にしては良い方ではないでしょうか。
夕食もバイキングで美味しく頂けましたし(山菜の天ぷらが良かった)
名物のゴエモン風呂にも入り、ゆっくりと体を休めることが出来ました。
翌朝は5時起床。
朝食後、赤岳に向かいます。
出発時はやや風が強く、防寒具を着込んでの出発となりましたが、
天気が良いため、すぐに1枚ずつ脱いでいきます。
山頂には7時過ぎに着いたのですが、既に人だかりが出来ており、
景色を堪能する余裕もなく、写真だけ撮ってさっさと阿弥陀に向かうことにします。
中岳のコルにザックをデポして、空身で阿弥陀へ登ります。
身が軽くなった息子はあっという間に登り切ります。
むしろ父の方が追いつけません。
阿弥陀岳山頂からの景色は思いの外素晴らしく、
これまで通ってきた山々や赤岳の雄大な山容を楽しむことが出来ました。
下山路は中岳のコルから行者小屋へ下るルートを使います。
道のりは長目ですが、斜度が緩めなので疲れた足には親切です。
身の軽い子供は飛び跳ねるようなペースで下りていきます。
行者小屋で大休止。
ここまで来れば一安心です。
冷たい水でのどを潤し、息子とはジュースで乾杯!
後ろを振り返えると赤岳がこちらを見下ろしています。
美濃戸までは、沢で何度か休憩を取りながらゆっくりと下山。
息子も私も笑顔です。
帰りに縄文の湯で汗を落とし、カミさんと次男にお土産を買って、
安全運転で帰路につきました。
最後に、
同行していただいた皆さまのおかげで、充実感いっぱいの山歩きを楽しむことが出来ました。
少しハードルが高いかな、とも思いましたが、行って本当に良かったと思います。
この場を借りて感謝いたします。
** 余談 **
残された次男(小2)は不満げ
「ぼくもいきた〜い」
もう少し大きくなったら行きましょう。
今回は父ちゃんたちが下見をしてきたということで・・・
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