[北アデビュー]燕岳《表銀座》大天井岳(断念)[♪つばくろ]
- GPS
- 09:03
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,887m
- 下り
- 1,872m
コースタイム
6:42第一ベンチ
7:00第二ベンチ
7:22第三ベンチ
7:40富士見ベンチ
7:57合戦小屋
8:38燕山荘
10:05大天井分岐
10:35折り返し地点
11:57大下り頭
12:34燕山荘12:50
13:10燕岳
13:30燕山荘13:50
14:20合戦小屋
15:18登山口
天候 | 晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道―長野道豊科―県道310号―国道147号―県道25号―県道327号(槍ヶ岳矢村線)※表銀座も県道327号なの!? 5:30段階で駐車困難でした。有明荘さんのおかげでなんとか助かりました。 東京への復路 中央道の激しい渋滞を嫌って、長野道―上信越道―関越道 当然渋滞はあります。 渋滞に突っ込むのは避けたいので、善光寺平の展望よろしい姨捨SA、長野のデミカツ丼に惹かれて東部湯の丸SAで長時間待機しました。 上信越道の渋滞が解消すれば、突っ込んでも流れる分マシかな〜と思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 下山後の温泉は有明荘で! 600円。 いいお湯です。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 有明荘です! |
写真
感想
この連休は仙丈か、白峰三山か、
南アルプスで考えていたのですが、
ちょっとだけ浮気して北アルプスデビューすることにしました。
なぜか?
北アルプスは遠くて日帰りは難しいだろうという固定観念があったのですが、
みなさんの山行記録を読んでいて翻ったということですね。(笑)
槍ヶ岳を近くで観たい!という気持ちを抑えられなくなりまして。
あの騒動の影響じゃないですよ。
日帰りといっても、出は早いのが条件です。
徹夜明けの土曜日、早く休んで2時出発しました。
5時半過ぎに中房温泉に到着するも、駐車する場所がない!
ロータリーで折り返し、有明荘の第3駐車場へギリギリ滑り込めました。
助かりました。
それにしても人気の北アルプスをすでに実感してしまいました。
合戦尾根は、北アルプス三大急登のひとつ。苦戦覚悟で臨みました。
序盤は各パーティーのペースに合わせ、折々先を譲っていただき先に進みます。
体力温存できたせいか、そもそも急登ではないのか(?)
結果的に合戦尾根は左程きつくないかな?と思い…。
いや、七分どころの合戦小屋のオサレ(死語?)な佇まいや、
合戦小屋過ぎてすぐ、表銀座の尾根から待望の「槍」が突き抜けてきた瞬間、
疲れを吹き飛ばした!というのがあるのかもしれません。
視覚的効果ですね。
燕山荘に到着!
テン場のテント、山ガールファッションのカラフルさ、燕山荘の佇まい、
これも「銀座」たる所以でしょうか?
『涸沢フェス』は相当ファッショナブルだったのだろう。想像されます。
いやいや着いたら展望でしょう。
予備知識不足で反省してますが、この展望の素晴らしさはありません。
槍ヶ岳から裏銀座の山々、さらにその奥、奥へと連なります。
これらの山々を眺めながら歩く。これが「銀座」たる所以ですね。
まずは大天井を目指します。
朝の早い時間は、西の風やや強く。しかも冷たさを感じました。上着を着ます。
これは稜線の西側です。
東側は一転、東からの陽光、遮られた西風で暑さを感じ、上着を脱ぎます。
この短い期間だけなのだろうと想像しました。
大天井に近づき、真ん前に。デカさに感嘆する刹那「登れねえ」と判断しました。
戻れるか微妙に感じてしまいましたので。次回縦走するときに登ります。
大天井の分岐から、槍ヶ岳方面へ向かい、できるだけ槍穂に近づこう!
鎖場も出てきますが、安全のためつけているという感じです。
そうしていくと、槍ヶ岳ビューイングポイントに到着。
持参したiPodでショパンピアノ協奏曲1番の第2楽章を♪
会津のたかつえスキー場最上部シングルリフトでこれを聴いたときに雰囲気抜群だったので。
絶景に合うと思います。
見えていなかった揚水式高瀬ダム湖のエメラルドグリーンに感動です。
槍ヶ岳、穂高連峰。凄いですね。「憧れリスト」自動更新してしまいました(笑)
ここで折り返します。
往路、団体さんで混んでいた「喜作レリーフ」を写真に納めます。現在こんなに愛されてますよ。
途中、合戦小屋で挨拶した単独行で一眼レフカメラを提げた方と遇いました。
もう大天井から戻ってきたのか?という疑問を持たれたようです。。正直にお伝えしました(笑)
今年はテン泊をやめ、大天井、北穂高と小屋泊まりで上高地へおりるということでした。
短い立ち話でしたが、表銀座の魅力を自然と教えてもらった気がします。
復路の稜線は、完全に気温が上がり、西風もぬるく感じました。
再び燕山荘に到着!
お昼時で、すごい賑わい様。
でもみんな素晴らしい展望をめいめいに楽しんでいる様子で、それがまた楽しいと感じられました。そりゃデジカメのシャッター頼まれたら押しちゃいます。
表銀座は、先々週行ったTDLと似た雰囲気か?
さて、ピークを踏んでいない山行だけは避けたい。
燕岳へザックを置いて登りましょう!
こんどは沢を眺めました。戻って調べたら湯俣川だとか。
加藤文太郎の物語を再読してみよう。北鎌尾根の場面をとくに。
あの谷底から取り付くのですね冬の北鎌尾根へ。あいやあ
燕岳は鳳凰山に似た印象を受けました。地質的に近いのかな?
見る岩、見る岩イルカに似ていると思ってしまった。
ピークからは、北の山々。立山、剱ははじめて観ました。
針ノ木、鹿島槍とか白馬。感動してばっかり。
さて降ります。
合戦尾根はよく整備されていますので、降りやすい。
トレランの真似事をしてしまいました。
早降りのおじさんの後ろをついて行き、それほど時間がかからず下山できました。
これは少し自信がついてきました。
天気に恵まれて、最高の「銀ブラ」を堪能しました。
「南」から「北」へ憧れが広がっていきますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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