記録ID: 787609
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ハイキング
奥秩父
破魔射場丸、大蔵高丸、湯ノ沢峠(ジョーロザス沢からのVルート)
2015年12月29日(火) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 940m
- 下り
- 932m
コースタイム
冬季通行止めゲート7:30―林道ゲート7:35/7:40―(ここまで林業作業者と20分の立ち話)ー林道終点7:55/8:05―崩落地点の表示(迷い地点)8:55―つららの滝9:45―ジョーロザス沢筋を離れるところの滝10:04/10:10―東からの尾根合流10:50―一般登山道合流11:55/12:03―破魔射場丸(ハマイバマル)12:05―大蔵高丸12:40―湯ノ沢峠13:10/13/15―真木小金沢林道合流14:15―冬季通行止めゲート15:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.yamanashibus.com/pdf/rosen/otsuki-imaiba.pdf 駐車場: 真木小金沢林道の冬季通行止めゲートの横にあるテニスコート広い駐車場を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
破魔射場丸はハマイバマルと読みます。 危険箇所: ジョーロザス沢を離れる滝の左岸を登るところは急斜面で滑ると20mほど落ちるところがあります。落ち葉の下にトラロープがありましたが固定がイマイチでした。 東からの尾根合流した少し先はかなり急な斜面が連続し灌木が多いく目を刺す危険があるのでサングラスなどで目の保護をした方が良いです。 不明瞭箇所: 林道終点から先の巾1mほどの広い道が消えた付近からは全体的に不明瞭ですが薄い踏み跡が崩落地点まであります。 ジョーロザス沢の枝沢に引き込まれそうなところも数箇所あります。 沢を離れて40分くらい登った付近で東からの尾根合流するまでは複雑な地形でマーキングも殆んど無く、ここから歩いてきたところを戻ろうとしても同じところを戻れないと感じました。 また東からの尾根合流した付近は極めてなだらかなところで、多数の獣道と思われる踏み跡が錯綜しています。また明らかに昔の踏み跡と思われるものや色あせたテープも少数ありましたが上へ行くような道ではないようです。 この辺は地図読みで進む方向を決める必要があります。 道の様子: ジョーロザス沢は何階も渡渉をしなければなりませんが、注意して渡れば靴を濡らすところはありません。今回歩いた範囲では沢装備不要です。 沢を離れてから一般登山道に出るまではどこでも歩ける様な感じです。また倒木などはほとんどありません。 |
写真
更に少し登るとこんな感じですが、右側の尾根に移動することにしました。
朝会った林業作業員の方の話では滝上の尾根にクマの巣があるとのことなのですが、そんな感じのところはありませんでしたので一安心。
朝会った林業作業員の方の話では滝上の尾根にクマの巣があるとのことなのですが、そんな感じのところはありませんでしたので一安心。
右からの尾根との合流地点は薄い踏み跡が続いていますが、破魔射場丸山頂方向ではなく1648mピークの北側の鞍部に向かっているようでした。地図によるとこの先かなりの急斜面がありそうです。
連続写真その2。
連続写真その2。
湯ノ沢峠に数十メートル進むと焼山沢真木林道(東側)に続く道が分岐してますが遠回りなので林道へは行かず右側の登山道へ下ります。
ネットで調べるとこの林道方向の道標には「光月院・秋月院方面」と書いてあるそうですが???
ネットで調べるとこの林道方向の道標には「光月院・秋月院方面」と書いてあるそうですが???
装備
個人装備 |
アウター手袋
軍手
軍足
防寒着
雨具
保温シート
6本歯アイゼン
ゲイター
マフラー
毛帽子
アイゼン
コンパス
ヘッドランプ
小型ライト
予備電池
GPS
筆記用具
地図(地形図)
ガイド地図
ファーストエイドキット
保険証
ラジオ
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
大型ビニール袋
ロープ
非常食
熊鈴
呼子
|
---|---|
備考 | 水: 2リットル持参し0,8リットル消費しました。 |
感想
大月市桑西付近には破魔射場丸や米背負峠へ登る古道があったそうで、昔はかなりの主要道だったことが昭和34年に発行された『岩科小一郎著・大菩薩連嶺』から分かるが、今回その古道を辿って破魔射場丸へ登ろうと考えました。
破魔射場丸登るルートはいろいろ考えられるが国土地理院の1/25000の地図を眺めているとジョーロザス沢の途中まで登山道が書かれている。
これが有力候補だが、どこで沢筋を離れるか決まらないまま出発しました。
出発直後ジョーロザス沢方向へ向かう林道桑西線のゲートで林業作業員の二人と会いました。
その二人はこの辺の古道に詳しく破魔射場丸へ登る二つの古道の情報を教えくてれました。
今日のコースはこの二人に聞いたジョーロザス沢に流れ込む滝のところの右側(左岸)を登って行くことに決めました。
実際歩いてみると、ポイントとなる滝が良く分からず、またそこから先の尾根道も複雑な地形で同じ道を戻ることはできないと思いました。ここは安易に沢筋へ下りるとかなりに急斜面があり危険であることが沢をを歩いていろときに分かった。したがってこの様な尾根はは登るのが安全であることが分かります。
今回歩いたバリエーションコースは久しぶりに途中で心細くなりましたが、今年最後の充実した山旅の一日でした。
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コメント
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こんばんは
明けましておめでとう御座います。
バリルートお疲れさまでした。
以前に大蔵沢の隣の尾根から大蔵高丸に登った際に、ハマイバ丸からこのルートを下山しようと思ったことがありました。でも霧で視界不良で断念いたしました。ルポを拝見して、あの時下山しなくて良かったと思いました。沢沿いが難しそうなルートですね、しかも熊の巣情報まで
でも登りなら行ってみたいです。情報かたじけなく存じます。
jinzaemonさん
明けましておめでとうございます
この付近は昔の道が多いのでいろいろ楽しめそうでね。
今回のコースの下山で迷いやすいところは1526m付近の広い尾根とそこから滝までの複雑な地形の尾根です。正直ここは戻れないので登ることしかできないと思いました。なお沢まで下りれば問題なく帰れると思います。
なお作業員の方に聞いた破魔射場丸に登るもう一本の道は、真木小金沢林道の冬季投通行止めゲートを15分くらい進んだ付近から山に入り、1229mピークを越え破魔射場丸に至るコースのようです。このコース下りは作業員の方も時々迷うと言っていました。
やはり尾根は登るに限りますね
そのほかジョーロザス沢から天下石にも上る古道もあると言っていました。
今年はjinzaemonさんが既に歩いた大蔵沢の隣の尾根から大蔵高丸に登ろうと思っています。
今年も宜しくお願いします
私、大谷ヶ丸〜湯ノ沢峠は歩いたことが無くて、いつか出かけてみたいと思っていました。
写真を拝見しましたが、展望も良く、雰囲気も良さそうですね。
是非、晴れて空気の澄んだ日に歩いてみたいものです。
車だと難しいかなと考えていましたが、この「ゲートの横にあるテニスコート広い駐車場」を使えば、コースが組めそうな気がします。
masaiさん
私の方こそ今年も宜しくお願いします
大谷ヶ丸〜湯ノ沢峠の間は今の時期お勧めです。高山的ではないですが展望が良いのでとてものんびり出来ます。
しかし雪の後は途中のシカ避ゲートの柵の扉(6ヶ所ほど)が凍って開かなくなる可能性があるのでご注意ください。
また駐車場から破魔射場丸の間は必ず登るようにしてください。下りの場合は道迷いで枝尾根に入る危険性が高いです
私の車はノーマルですが雪の降る前ならゲートまで問題なく行けます。
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