ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 788130
全員に公開
ハイキング
奥秩父

笠取山、水干、雁峠

2015年12月31日(木) [日帰り]
 - 拍手
motch その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:16
距離
10.1km
登り
804m
下り
787m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:22
休憩
1:54
合計
6:16
8:31
8:33
55
9:28
9:35
11
9:46
9:46
7
9:53
9:53
10
10:03
10:08
17
10:25
10:25
18
10:43
10:43
4
10:47
10:57
19
11:16
11:16
1
11:17
11:18
10
11:41
11:49
3
12:03
12:03
10
12:13
13:21
40
14:01
14:02
20
天候 ほぼ快晴
稜線上は風速5m超
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R411→一ノ瀬高原→作場平橋P

Pは20台くらい。
今回はスタート時は自車以外1台もなく、
下山時も2台しか停まっていませんでした。
コース状況/
危険箇所等
笠取小屋直下までは凍結、積雪なし。
笠取小屋付近から上は日陰は凍結、日なたは雪なし。
午後は凍結が融けてぐちゃぐちゃ。
アイゼンは持参したが使用せず。
その他周辺情報 毎度おなじみ、丹波山温泉のめこい湯(道の駅たばやまに併設)
http://www.nomekoiyu.com/
3時間600円

塩素臭しないし、割と空いてるし、
温度はぬるめでぼくが最も好きな温泉の一つ。
作場平橋Pをスタート。9月以来です。他の車は1台も停まっていませんでした。
2
作場平橋Pをスタート。9月以来です。他の車は1台も停まっていませんでした。
9月に遡上した水干沢はすっかり冬支度。
2
9月に遡上した水干沢はすっかり冬支度。
葉を落としたカラマツの樹と枝が万華鏡のように。
1
葉を落としたカラマツの樹と枝が万華鏡のように。
静かな原生林の山道を歩きます。積雪はゼロ。
2
静かな原生林の山道を歩きます。積雪はゼロ。
笠取小屋直下でようやく若干の雪が出てきました
2
笠取小屋直下でようやく若干の雪が出てきました
笠取小屋はこの日も元気に営業していました。将監小屋が無人になってしまった関係で、こちらを開ける期間が長くなっているのかもしれません。
2
笠取小屋はこの日も元気に営業していました。将監小屋が無人になってしまった関係で、こちらを開ける期間が長くなっているのかもしれません。
雪はありますが、アイゼンを使用するほどではなく、午後には緩んでいました。トイレはバイオトイレできれいです。ありがとうございます。
2
雪はありますが、アイゼンを使用するほどではなく、午後には緩んでいました。トイレはバイオトイレできれいです。ありがとうございます。
さて、水干に向かって歩きます。
3
さて、水干に向かって歩きます。
水干。9月は作場平橋から水干沢をダイレクトに突き上げましたが、今回は登山道から。今回も残念ながら水は出ておらず。。。って冬だから当然ですが。
水干。9月は作場平橋から水干沢をダイレクトに突き上げましたが、今回は登山道から。今回も残念ながら水は出ておらず。。。って冬だから当然ですが。
水干の上にある水神社。凄い傾斜部分に立っている祠ですが、このお山が人々の生活にとっていかに大事なものだったかが窺い知れます。
1
水干の上にある水神社。凄い傾斜部分に立っている祠ですが、このお山が人々の生活にとっていかに大事なものだったかが窺い知れます。
水神社から大菩薩方面。少し雲出てますね。
水神社から大菩薩方面。少し雲出てますね。
笠取山最高標高点(1,953m)ですが、ここは眺望があまりありません。
1
笠取山最高標高点(1,953m)ですが、ここは眺望があまりありません。
5分ほど西へ歩いたところに山梨百名山の標識があります。奥秩父主脈から白峰三山、北は谷川連峰まで一望。
4
5分ほど西へ歩いたところに山梨百名山の標識があります。奥秩父主脈から白峰三山、北は谷川連峰まで一望。
大菩薩から丹沢まで。
大菩薩から丹沢まで。
富士山はガッツリ笠雲。おそらく西風が吹き荒れていたはずです。しかし、夕方には抜けていきました。
1
富士山はガッツリ笠雲。おそらく西風が吹き荒れていたはずです。しかし、夕方には抜けていきました。
主脈の向こうに見えるは、雪景色の南ア、白峰三山。
1
主脈の向こうに見えるは、雪景色の南ア、白峰三山。
一昨年は奥多摩駅からここまでやってきて、更に向こうに見える国師ヶ岳を越えて八ヶ岳の赤岳まで延々と歩きましたが、笠取ではあまり天気が良くなく、ここまで見渡せることが出来なかったので、爽快な気持ちでした。
1
一昨年は奥多摩駅からここまでやってきて、更に向こうに見える国師ヶ岳を越えて八ヶ岳の赤岳まで延々と歩きましたが、笠取ではあまり天気が良くなく、ここまで見渡せることが出来なかったので、爽快な気持ちでした。
笠取から降りてきました。いつ見てもこの登りはエグい。
2
笠取から降りてきました。いつ見てもこの登りはエグい。
小さな分水嶺。多摩川と。。。
1
小さな分水嶺。多摩川と。。。
荒川と。。。
富士川がここで水路を分かちます。雨がどこに振るかで、注ぎ込む川、海が変わるのだから、不思議なものです。
1
富士川がここで水路を分かちます。雨がどこに振るかで、注ぎ込む川、海が変わるのだから、不思議なものです。
旧雁峠山荘。一昨年に訪ねた時と変わらず、森の中で土に還る日を待ち続けていました。
「土に還る山荘」
http://www.yamareco.com/modules/diary/19423-detail-81054
旧雁峠山荘。一昨年に訪ねた時と変わらず、森の中で土に還る日を待ち続けていました。
「土に還る山荘」
http://www.yamareco.com/modules/diary/19423-detail-81054
雁峠から見る奥秩父主脈の燕山と古礼山。
2
雁峠から見る奥秩父主脈の燕山と古礼山。
雁峠から国師方面。全然雪がありません。
1
雁峠から国師方面。全然雪がありません。
雁峠から燕山への急登。雪が付いたらさぞ美しいんだろうなあ。
1
雁峠から燕山への急登。雪が付いたらさぞ美しいんだろうなあ。
雁峠から笠取。飛龍山とか笠取とか、竜喰山とか、雨にちなんだと思われる山名が多いのが、この山域の特徴です。
雁峠から笠取。飛龍山とか笠取とか、竜喰山とか、雨にちなんだと思われる山名が多いのが、この山域の特徴です。
地球は丸いんだなあと思わせられます。
地球は丸いんだなあと思わせられます。
さて、旧雁峠山荘。元管理人の加藤司郎さんはお元気だろうか。。。
1
さて、旧雁峠山荘。元管理人の加藤司郎さんはお元気だろうか。。。
加藤さんが下のブドウ沢源流から水を引いてほとんど独力で作り上げた水場。
1
加藤さんが下のブドウ沢源流から水を引いてほとんど独力で作り上げた水場。
山荘の裏口。手書きの看板がほっとさせてくれます。
山荘の裏口。手書きの看板がほっとさせてくれます。
かつて使用していたと思われるドラム缶風呂。
かつて使用していたと思われるドラム缶風呂。
そして手作りのトイレ。かつて毎週末、加藤さんは埼玉の自宅からここまで通って少しずつ小屋を再建し、季節問わず営業小屋として管理していました。
そして手作りのトイレ。かつて毎週末、加藤さんは埼玉の自宅からここまで通って少しずつ小屋を再建し、季節問わず営業小屋として管理していました。
さて、笠取小屋に戻ってヤマメシです。その前に、笠取小屋でドリップコーヒーを注文(200円!)。ご厚意でキットカットをくださいました。
さて、笠取小屋に戻ってヤマメシです。その前に、笠取小屋でドリップコーヒーを注文(200円!)。ご厚意でキットカットをくださいました。
今回はホットサンドを作るべく、材料と調理器具を上げました。まずはハムエッグを作ります。
1
今回はホットサンドを作るべく、材料と調理器具を上げました。まずはハムエッグを作ります。
次に、食パンにハムエッグとスライスチーズを挟み、ホットサンドメーカーにセットします。
次に、食パンにハムエッグとスライスチーズを挟み、ホットサンドメーカーにセットします。
出来上がり。熱伝導の優れた南部鉄器、美味しく焼き上がりました。
2
出来上がり。熱伝導の優れた南部鉄器、美味しく焼き上がりました。
笠取から作場平橋へ下山開始。南の空の雲が晴れ、大菩薩がきれいに見えました。
笠取から作場平橋へ下山開始。南の空の雲が晴れ、大菩薩がきれいに見えました。

感想

2015年最後の登山は、
人があまり来なさそうで、
眺望もなかなか良い場所、
ということで、
奥秩父主脈の笠取を選びましたが、
予想通り、ほとんど誰とも会わない、
静かな静かな登山でした。

ヤマメシは、
重い南部鉄器のホットサンドメーカーを持ち込み、
笠取小屋の机をお借りして
前からやってみたかったホットサンドを作製。
さすがは熱伝導に優れた南部鉄器、
美味しく焼き上がりました。

2015年は沢登り中心の山行でした。
2016年から数年間は、
諸々の事情でそれほど頻繁にお山に行けなくなりますが、
心身の健康維持に留意し、
事故を起こさぬよう肝に銘じながら、
楽しくお山を歩き続けたいと思います。

皆さんも引き続きご安全に。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:927人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [日帰り]
笠取山(作場平から)
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら