大岳山:御岳山-大岳山-鋸山-愛宕山-奥多摩コース
- GPS
- 06:00
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 794m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:JR青梅線・奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: - 御嶽神社への階段は工事中。迂回して別の参道より登る必要あり。 - 鋸山から岩峰の間に登山道を横切る倒木が2カ所あり。 |
写真
感想
9/18-20の三連休中、ハイキングに行く気まんまんであった。
しかも、できれば三連休中に二回は日帰りハイキングをしようと張り切っていた。
ところが、連日の痛飲。
それでもなんとか連休初日の9/18は朝早く目覚めた。
ま、あと二日あるからいいか。と、先送りにしてしまう。
次の日の朝はもっとひどかった。
朝3時過ぎまで起きており、
このままハイキングに行くと、必ず事故を起こしそうであった。
三連休最後の9/20。
やはり前日、妻と二人でスパークリングワイン1本と
赤ワイン2本(そのうち1本は一人で飲んだ)を空け、酩酊状態。
結局、ちょっと寝坊をしてしまい、予定の始発には間に合わない。
やっぱりやめようかなぁと、一瞬躊躇するが、
自分との約束を守れないような奴は人間のクズだと奮い立たせ、出発した。
御嶽駅でケーブルカー乗り場へのバスを待つ。
老若男女を問わず、カップルが多かった。いいな。
御岳山駅で体制を整え、いざ出発。
(すくなくとも自己認識では)軽快な足取りで、参道を進む。
参道の茶店も開店したばかりの時間帯。
武蔵御嶽神社に続く階段がちょうど工事中で、参拝するには迂回する必要がある。
今回はお許しいただくことにして、長尾平への道を進んだ。
綾広の滝の上にある東屋までは前にも来たことがあったので、
安心してどんどん進む。
しかし、東屋の先から大岳山に登る坂道に入ってからは、
だんだんと嫌気がさしてきた。
ちょっとメンドクサク感じ始めたあたりで、芥場峠に到着。
森林にガスがかかり、そこに太陽の日差しが注ぐ。ちょっと神秘的な光景。
不思議だが、スタジオのセットの中にでもいるような、
完璧なライティングとセッティング。
みるみる元気が回復してきて、峠道を進む。
そのうち、岩場が出現。
つるつるとすべるので、おっかなびっくり登る。
ようやく大岳山山荘の廃屋に到着。
廃屋前の広場で休憩しようとも思ったのだが、
やっぱりごはんは山頂で食べようと、もう一踏ん張り。
廃屋前の鳥居をくぐり、その上にある大岳神社で道中の無事を祈念して登り始める。
急な坂道を上りきると、今度は岩、岩、岩。
慎重に足のポジションを定めながら登り、山頂に到達〜
完全に霧の中。眺望はまったくない。
既に5組ほどのハイカー達が思い思いに休息していた。
ぼくも場所を決めて、ちょっと早いがお昼ごはんの準備を進める。
今回のお昼ご飯は、タイカレー。
無印良品のレトルトのタイカレーである。
コッヘルに多めのお湯を沸かしておき、
その一部をアルファ米を戻すのに使い、
残りのお湯で高野豆腐入りのお吸い物を作り、ごはんができるまでの間に食べ、
コッヘルに残ったお湯でタイカレーを温めるのに用いた。
最後にタイカレーを温めたお湯を食後の珈琲用に使った。
アルファ米の袋に上手にタイカレーを注ぐためには、
岩場を登るよりもさらに慎重にならざるを得ない。
溢れそうになるタイカレーを、ごはんとまんべんなく混ぜ合わせ、いただいた。
最近毎週のようにハイキングに来ているが、
キモチのいいところで、しんどい思いをしたあげくに、
おいしいごはんを食べるのが目的のような気がする。
当初のダイエットのためのトレーニング。という文脈をすっかり忘れている。
レトルト食品やインスタント食品を食べるのが健康的かどうか、はなはだ疑問も残るが、
窮屈な条件の下でたべるごはんが、今のところ一番の楽しみなのだから仕方がない。
さて、小一時間ほどゆっくり休憩した後、
鋸山方面を目指して出発する。
下りの岩場は登り以上にきつかった。
何度も滑りそうになるのを注意しながら歩みを進める。
さっきまで登りを嫌がっていたのに、もう、下りの方が嫌だと文句を言う。
御前山と鋸山との分岐点。急な上り坂方面が鋸山...
やっぱり登りの方が嫌い。とぶつぶつ言いながらとにかく登る。
鋸山の山頂では、一人のハイカーと、5-6人のパーティがお昼ごはんを食べていた。
さっき食べたばっかりなのに、お昼ごはんおいしそう。
8分ほど休んで、愛宕神社方面に向けて出発。
実はココからが一番キツカッタ。
既に後半戦で体力が衰え、かつ、下り坂が続き膝への疲労がたまっていたところでの、岩場、階段、鎖場。
膝がぷるぷる震え、足を一歩下ろすのも慎重にも慎重になった。
進行スピードも急ブレーキがかかる。
怖いな〜 嫌だな〜 足が動かないなぁ〜
などと進んでいると、岩峰の天狗様が出迎えてくれた。
奥多摩の街並みみも眼下に広がり、あともう少し!
天狗様に挨拶を済ませ、愛宕神社に向けて進む。
愛宕神社の鳥居に着いたときには、膝への負担もピークに達していた。
しかし、愛宕神社は商売繁盛、しかもコンピュータ関係にも強い!(でもなぜ?)神社ということで、ビジネスの成功を祈らずしては帰れない。
重たい足を引きずりながら、愛宕神社に参拝。
そして、今回最も怖かった愛宕神社の階段を、欄干を握り締めながら、一歩づつ足を下ろして進んでいった。
転落もせず、なんとか階段を下りきった。
少し休息した後、奥多摩駅近くの「もえぎの湯」を目指して進む。
しかし、しかし、今回も「もえぎの湯」は満員。
今日は敬老の日なので、諸先輩たちの邪魔にならぬようにしようと決心し、「もえぎの湯」はあきらめる。
奥多摩駅近くの「スーパー小川」でビールを買い、
青梅線の中で飲み干す。
河辺駅にて途中下車し、前から気になっていた「梅の湯」へ。
駅前1分の好立地で、しかも施設も新しい。
露天風呂には源泉かけ流しもある。
840円はオトク! ということで、堪能した。
さらに駅のキオスクでビールを購入し、帰宅の途へとついたのであった。
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