周助山から竹寺へ、残雪少々、展望良好

2025年03月21日(金) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 8.4km
• 登り: 707m
• 下り: 625m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:52
• 休憩: 2:19
• 合計: 6:11

距離 8.4km 登り 707m 下り 625m

7:28 牧水の歌碑
7:35 周助山登山口
8:04 8:11 周助山
8:33 8:38 ノボット
8:53 8:57 根藤
9:11 9:18 車道出合
9:57 10:20 仁田山（嶺）
10:37 10:48 奥秩父線46号鉄塔
10:57 10:58 滝ノ入山
11:04 11:10 奥秩父線44号鉄塔
11:14 11:20 八幡坂峠
11:30 八幡坂ノ頭
11:36 11:37 竹寺鐘楼への近道分岐
11:44 11:51 竹寺の本殿
11:53 12:37 竹寺
12:39 12:45 竹寺の本殿
12:53 12:57 竹寺の鐘楼
13:16 13:23 奥秩父線42号鉄塔
13:36 竹寺入口（県道53号
13:39 小殿バス停

天候

快晴　暖かな春めいた日和

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■東飯能駅 6:58発 湯ノ沢行き ⇒ 原市場中学校前下車
　国際興業バス　490円、空いてました。
■小殿（こどの）13:46発 飯能駅行き ⇒ 東飯能駅下車
　国際興業バス　740円、市街地に近づくまでガラガラでした。

コース状況／危険箇所等

◆コース状況
●周助山入口から小殿バス停まで、道は明瞭でした。「奥武蔵ロングトレイル」の、小さいけれども目立つ標識が、ここかしこにあります。これを見れば、自分が正しいルートを歩いていることが確認できます。
●残雪がぬかるんでいる場所ではスリップに要注意。特に下り坂で。
●他に危なそうな場所は見当たりませんでした。

◆トイレ：3か所にありました。
　1. 原市場中学校から飯能方向に歩いて信号を一つ越えた地点に「牧水の歌碑」があり、その直近に。
　2. 竹寺本殿（牛頭天王本殿）の裏手奥に。
　3. 小殿バス停わきに。

★好展望地（ルート進行順に）
　1. 嶺山頂と奥秩父線47号鉄塔下
　2. 奥秩父線46号鉄塔下
　3. 奥秩父線44号鉄塔下
　4. 八幡坂峠
　5. 竹寺鐘楼
　6. 奥秩父線42号鉄塔下

写真

3/21 7:27

牧水の歌碑「石こゆる水のまろみを眺めつゝ.....」
この横に公衆トイレがあります。

3/21 7:28

山は花粉色です。気になるけど気にしないで、いざ出発！

3/21 7:35

この道標を見逃して行き過ぎました。気が付いて戻ってきたところ。

3/21 8:04

周助山：展望はありません。山名標が3か所にありました。

3/21 8:34

登戸（のぼっと）に到着。ここも展望はありません。

3/21 8:40

尾根道ルンルン♪

3/21 9:06

勝手に命名して、「キイチゴの広場」

3/21 9:07

モミジイチゴかな？それともニガイチゴ？
小さなトゲがあります。

3/21 9:10

マンリョウがクリスマスカラー。

3/21 9:12

舗装された林道と出合います。実はここ、奥武蔵ロングトレイルから少しだけ逸脱しています。

3/21 9:18

林道の傍らに立つ、トレイルの標識から再び尾根に取り付きます。

3/21 9:56

左はトレイル本線、右は「嶺」（仁田山）の頂上へ。もちろん、右に行きます。

3/21 9:59

「嶺」の狭い樹間に、辛うじて、大持山、小持山を望めました。

3/21 9:59

同じく、蕎麦粒山も。

3/21 10:02

「嶺」の肩に、奥秩父線47号送電鉄塔。ここで軽食とお茶にしました。

3/21 10:05

春霞：西武ドーム以外、どこが何だかサッパリ分かりませんでした。

3/21 10:24

47号鉄塔以後は、送電線の下を進んでいくようになります。

3/21 10:28

残雪の道、ランラン。

3/21 10:29

アセビは可愛いベルフラワー。

3/21 10:31

キノコも山のアクセサリー。

3/21 10:40

46号鉄塔下より、奥多摩の山並み。中央の鋭峰が蕎麦粒山でしょう。

3/21 10:40

その右は、有馬山稜でしょう。

3/21 10:41

ズームイン救世大観音像。

3/21 10:47

ヒオドシチョウ：越冬個体です。縄張り争いをしていました。ボス蝶は自己顕示兼日光浴。

3/21 10:54

45号鉄塔と滝ノ入山。スルーもできますが、せっかくのご縁なので、立ち寄っていきます。

3/21 11:01

滝ノ入山から先に延びる小尾根はツボ足でした。

3/21 11:03

日の当たる個所は、ぐちゃぐちゃにぬかるんでいました。

3/21 11:04

44号鉄塔：ここもまた好展望地です。

3/21 11:06

中央に武甲山。

3/21 11:07

山麓の集落を望みます。どこでしょうか？ 小殿？

3/21 11:14

八幡坂峠に到着しました。ここからも救世大観音が見えます。

3/21 11:30

八幡坂ノ頭に到着しました。もうすぐ竹寺です。

3/21 11:42

竹寺本殿の萱葺屋根が見えました。

3/21 11:47

竹寺本殿：扁額に「牛頭天王」とあります。
軒先から雪解け水が、したたり落ちていました。

3/21 11:54

タチツボスミレ@竹寺

3/21 11:54

竹の鳥居が10基連続。

3/21 11:59

木蓮は咲き始めるところ。他に、紅梅、椿、ミツマタなどが咲いていました。

3/21 12:03

のぞき眼鏡：もやっと霞んだ遠景が見えました。気象条件に依存するのでしょう。

3/21 12:10

平和の鐘：「思いっきり強く引いて」と言われたので、そうしました。その大音響にびっくり！！

3/21 12:12

空や木々を映す、弁天池。

3/21 12:25

雪に耐えたフクジュソウ。元気なさそうでした。

3/21 12:27

竹林に、ぼたん園で見られるような和傘。

3/21 12:28

竹林の順路に入ってみます。

3/21 12:29

逆光の竹林。

3/21 12:31

絵画的な竹：「金明四方竹」と書いてあります。

3/21 12:33

飯能市指定天然記念物「竹寺のコウヤマキ」：立札によると、樹高約26m、樹齢は推定400年。

3/21 12:37

竹寺本坊のガラス戸と縁側。ちょっぴり郷愁を覚えました。

3/21 12:56

鐘楼まで登ってみました。ここも好展望地です。ズームイン玄奘三蔵塔。鳥居観音の建築物です。

3/21 12:57

さらば、竹寺：これより小殿バス停に降ります。

3/21 13:21

きょう最後の展望地：奥秩父線42号鉄塔。ここではルリタテハが縄張り争いをしていました。右端に武甲山が見えます。

3/21 13:39

小殿バス停にゴールイン。次のバスは7分後です。近くにコーヒーショップと公衆トイレがあります。

撮影機器：

COOLPIX B500 NIKON

iPhone 8 Apple

感想

oda230

わが家のある横浜市は、すっかり春めいています。きょうは、どこかに行かねばもったいないほどの快晴、かつ大安吉日。いくつかの目的地候補の中から、トキメキで優った竹寺に行くことにしました。

はじめは展望のない峰々を辿っていきます。でも嶺（仁田山）から先では、送電鉄塔のおかげで、優れた展望地が次々と現れ、望外の感動がありました。これなら奥武蔵ロングトレイルに挑戦する人々も元気が増すだろうと思います。

竹寺は観光地になっているようですが、きょうは平日で、ひっそりとしていました。最も印象的だったのは、逆光の竹林。光のショーのような美空間で、目が洗われる思いがしました。びっくりしたのは、「平和の鐘」の音。言われるままに紐を力いっぱいに引いたら大音響で鳴りました。

竹寺の鐘楼もまた、すばらしい展望地でした。竹寺だけを訪れた方は、ちょっと頑張って、鐘楼のある頂まで登って見られることをお奨めします。鐘楼から小殿への下り道で、きょう初めての人と出会いました。

🖊️ 山行記を書きました。
https://8848.blue/takedera/