登り尾 旧天城山隧道北園地より&石廊崎 460座目/日本の山1000



- GPS
- 04:50
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 696m
- 下り
- 681m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
22日当日 9:20 安良里発 10:50 旧天城山隧道北園地 15:30 北園地発 下田経由 17:00 石廊崎駐車場 石廊崎へ(石廊崎オーシャンパークは16:00閉園)石廊崎灯台 石室(いろう)神社 17:50 石廊崎駐車場発 18:50 堂ヶ島 食事 21:30 安良里発 中央道双葉休息 翌日朝 6:00 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登り尾 尾根が広いので注意 |
その他周辺情報 | 西伊豆 下田など温泉多数 登り尾 近く 道の駅「天城越え」 |
写真
感想
2025年(令和7年)3月22日(土)
登り尾 旧天城山隧道北園地より&石廊崎 460座目/日本の山1000
伊豆半島の珍しい山名の「登り尾」へ。
謂れは調べるが分からない。
二階滝駐車場からの往復が一般的のようだが、旧天城山隧道を歩いての登り尾を目指した。
昨年の猿投山以来の「日本の山1000」となった。
明治38年伊豆市(旧天城湯ヶ島町)と河津町をつなぐトンネルとして開通。
このトンネルの完成により、難所の天城超えは解消された。
踊子歩道の名所、幅4.12m、延長445.5mの国内で最長・最古の石造道路隧道として、平成13年に初めて国の重要文化財となった。
石積みに趣があり、歴史の重みが感じられ、薄ら明かりに照らされる天井、舗装道が神秘的。
暖かな日ではあったが冷たい空気を全身に浴び通行した。
隧道を出ると寒天橋までダートな車道を下り、寒天車道へ。
寒天車道は鋪装された道でくねくねと長い。
足に負担もあり、短縮できそうな所では荒れた急斜面を登る。
分かり難い登り尾登山口からは古い木橋を何本か渡り登り始める。
杉林に囲まれた登山道は明確で登りやすいが、周囲にスギ花粉が舞うのが分かる。
新山峠へ登りあげるとここからが尾根道となる。
山頂まで広く緩やかな尾根道が続き、つい登山道を外すことも。
所々に付けられた赤や青のテープを見つけながら登る。
足下はふわふわでほとんど踏み跡は分からず、マリモのような苔が密集した場所もあった。
急登もない尾根を進み広い山頂へと到着。
雑木に囲まれた山頂からは残念ながら展望はなかった。
ただ風は静まり穏やかな天候に気持ち良い山頂でのひとときを過ごせた。
今回の登り尾で伊豆の「日本の山1000」三山(天城山・達磨山・登り尾)を完登した。
安良里港で
今回の伊豆では登り尾の登頂が目的のひとつ、もう一つN氏の船の整備もあった。
船底に付く蠣(カキ)の除去とペンキ塗りなどだ。
安良里港に係留して毎年船底、エンジンなどの整備が欠かせない。
今まで何度か乗船させてもらい、海からの富士山などの景色を楽しんだりマグロ、シイラなど釣ることもできた。
本来は2日ほどかかる整備が1日で終了し、登り尾へ一日早く登ることができた。(私はペンキ塗りを少しばかりお手伝いしただけだが)
そこで一緒に整備をしていた千葉に住むS氏と登り尾に登ることに。
シーズンに入れば毎月一回はトライアスロンの大会に出場しているという方だ。
ただ山はこれからということのようでお試しの山登りでもあった。
私もかつてトライアスロンをしていたので話も合い登ることができた。
やはり足取りは軽く、難なく登り下る姿があった。
先を歩いてもらったが私に合わせてもくれたようで大変歩きやすく快適な登り尾の山行となった。
きっと今回の山登りで山へのきっかけを得たのではないか。
山道具をそろえていきたいようなことも話していた。
千葉にも「日本の山1000」の山々がまだあるので是非一緒にと言うことでお願いをしておいた。
伊豆半島は狭いようで広く、自然豊かな所だ。
伊豆半島の最先端、石廊崎へも下田を経由して行ってみた。
太平洋が目の前に広がり、真っ白な灯台が岩場に立つ。
強烈な風が印象的でもあり、オレンジ色に徐々に染まる夕焼けも美しかった。
海がよく知られているが天城山や今回登った登り尾など奥深い山もたくさんある。
その山々は海岸端から一気に1000m以上標高差があるのも驚きだ。
歴史、文化的にも豊かで、往年の人々の往来を考えると旧天城山隧道を通りその一端を感じ取ることができた。
ふるちゃん
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