日光白根山 2025年3月


- GPS
- 03:10
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 594m
- 下り
- 599m
コースタイム
天候 | 晴れ 稜線より上、風速20mくらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
ココヘリ必須
|
---|
感想
てんくらCでしたが、風のみ風速20mくらいの予報でどうみても快晴、ゴンドラも朝から動く様子だったので、前日の武尊山登山で出来た足裏のマメに軟膏と絆創膏を4か所貼り、治療道具を持って挑みました。
早めに到着しましたが土曜のため駐車場はすでにかなり多く、ゴンドラの列に並ぶも登山者だけでもすでに10人以上は前に並んでいるのが見えます。
さすが関東は登山者が多く、2日前より天気がいいのでトレースも期待できます。
この山は一昨日にラッセルで登頂していたとのヤマップ情報があったので直前まで装備を悩みました。
前日の冬靴インソール忘れによる足裏マメと気温を考慮し、雪山登山靴のネパールでなくアルパインブーツ+分厚い保温機能付きインソール+フィッツの厚いソックス+分厚いゲーターの組み合わせにスノープラック+アイゼン+ピッケル+トレッキンポールに変更しました。
天候は終始雲一つない晴れで稜線に出てから風のみ強めで涼しく歩きやすいコンディションでした。
日中かなりの高温が予想されていたので、ハードシェル上下でなくソフトシェル+ザックに分厚い雨具の組み合わせに変更し、雪でなく雨でもいけるように対応しました。
結果として足元はアイゼン+チェーンスパイクが正解でした。
チェーンスパイクは辞めておくほうがいいとのログがあったのですが、トレースがかなりしっかりあり、今後残り続けそうな状況であればチェーンスパイクで斜度が上がる後半までは往復できると思います。
トレースが終始あるためスノーシュー、スノープラックは不要でした。
アイゼンを装着するとマメに響くと考え、登りはスクショの場所までツボで進みましたが、これは間違いでした。
ツボだと余計に遅くなりもう危険だと判断する場所まで行きましたが、いつもならもっと早くアイゼンを使っています。
トラバースで進む場所が多く、すれ違いも出来るぐらいの道はついていますが安全とも言えないレベルだったのでツボでの歩行は推奨しません。
足の状態からこの日を遠征最終日にする事を決めており、意外と痛みがなかったためルート半分当たりまでツボでかなりのペースで進んでいました。
逆にツボにこだわりすぎていたため、斜度が出てきたからの後半は余計に歩くのが遅くなっていたと思います。
マメが出来ていても滑らないようにツボでストックを使い踏ん張るより、さっさとアイゼンを使うほうがかなり楽だと勉強になりました。
アイゼンを装着してからは、歩くのがかなり楽になりました。
稜線からはなかなか強風だったのが幸いして、涼しくヒートアップしません。
視界良好なので歩きやすく、またルート上危険箇所はないので安全に山頂まで進めました。
風が強かったので山頂ではゆっくり出来ませんでしたが、少し降りた岩陰で食事をとって休憩し、足の状態を確認したところ、マメは破れていない状態でした。
プロテクトJ1を塗り、絆創膏を全て新しいものに貼りなおしてから下山を開始、今度は下山するまでアイゼンをつけて歩きました。
やはりこのほうがマメがあってもかなり楽に歩けました。
下山は足裏に負担がかかるので、さらに慎重には進みました。
初日から3日目まで終始天気が良く、すばらしい北関東遠征となりました。
今回は学びの多い遠征となりました。
何よりエマージェンシーキットを見直していた事は大きかったです。
絆創膏だけでなく保護する軟膏や薬を持っていたので、2日目の休憩時に処置していればさらに良かったでしょう。
それでも3日目にトラブルなく歩けてマメが破れず、下山後も足の状態は悪化していなかったのは、普段からビボでトレーニングしていたので強くなっていたおかげだと思います。
帰りの車の運転がマメ以上にハードな試練となりましたが、それでもまた来たいと思う山行となりました。
やはり山好きとしては関東在住の方が羨ましいところです。
https://yamahiker.com/2025/03/22/post-3666/
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する