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Yamareco

記録ID: 7937206
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

積雪の七跳山、長沢背稜

2025年03月23日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都
23拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:04
距離
19.3km
登り
1,512m
下り
1,513m
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20 km
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:46
休憩
1:03
合計
9:49
距離 19.3km 登り 1,512m 下り 1,513m
7:56
32
8:28
19
8:47
8:48
90
10:18
10:22
51
11:13
58
12:11
12:14
10
12:24
12:48
4
12:52
12:53
62
13:55
13:59
12
14:11
14:36
16
14:52
14:53
55
15:48
38
16:26
79
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
海抜1300m圏より上はかなりの積雪量
トラバース気味の登山道の歩行に神経を使った
特に、七跳山~ハナド岩、三ッツドッケの巻道は危険
奥多摩駅からバスで日原入り
快晴の奥多摩ブルーに稲村岩と鷹ノ巣山に向かう稲村尾根
4日前に23区内都心部でも雪が降ったが、ここ海抜600m越えの日原の麓には雪はほぼなし…
山肌、上のほうは雪が付いていた
これは期待できるかも…
2025年03月23日 08:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
3/23 8:03
奥多摩駅からバスで日原入り
快晴の奥多摩ブルーに稲村岩と鷹ノ巣山に向かう稲村尾根
4日前に23区内都心部でも雪が降ったが、ここ海抜600m越えの日原の麓には雪はほぼなし…
山肌、上のほうは雪が付いていた
これは期待できるかも…
ところどころ白いものが残っていたが、歩く分にはさして影響なし
2025年03月23日 09:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
3/23 9:14
ところどころ白いものが残っていたが、歩く分にはさして影響なし
バス停から2時間以上かけてようやく登山口。
2025年03月23日 10:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
3/23 10:18
バス停から2時間以上かけてようやく登山口。
山に入るとまだ樹林帯なのだがまだ冬枯れの時期なので、樹々の向こうに山並みの眺めが得られた
2025年03月23日 11:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
3/23 11:05
山に入るとまだ樹林帯なのだがまだ冬枯れの時期なので、樹々の向こうに山並みの眺めが得られた
下の方は平和な九十九折りの道なのだが、高度が上がると少しずつ登山道の上に雪が目立ってきて、標高の低い山肌のトラバース道では、シャーベット状になっていて滑るの神経を使った
尾根に乗ると少し平和に
2025年03月23日 11:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 11:08
下の方は平和な九十九折りの道なのだが、高度が上がると少しずつ登山道の上に雪が目立ってきて、標高の低い山肌のトラバース道では、シャーベット状になっていて滑るの神経を使った
尾根に乗ると少し平和に
標高1300m圏超えるとだんだん雪深くなり、ほぼほぼツボ足状態で進むので、ペースが落ちまくり…
2025年03月23日 11:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
3/23 11:53
標高1300m圏超えるとだんだん雪深くなり、ほぼほぼツボ足状態で進むので、ペースが落ちまくり…
こんな感じ…
凍結箇所はないので、アイゼンはまだ着けずに歩いたが、この時期の雪なので、水分をたっぷり含んでおり、気が付くと靴の中まで、結構濡れていた。
せっかく持ってきたゲイター着けるのを忘れていた。
2025年03月23日 12:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
3/23 12:05
こんな感じ…
凍結箇所はないので、アイゼンはまだ着けずに歩いたが、この時期の雪なので、水分をたっぷり含んでおり、気が付くと靴の中まで、結構濡れていた。
せっかく持ってきたゲイター着けるのを忘れていた。
ようやく長沢背稜
2025年03月23日 12:10撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
3/23 12:10
ようやく長沢背稜
この斜面を登る
雪がガッツリ積もっているのでかなり大変
深いところは膝上までのデブリ!
2025年03月23日 12:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
3/23 12:20
この斜面を登る
雪がガッツリ積もっているのでかなり大変
深いところは膝上までのデブリ!
ようやく七跳山到着
本日の最高峰
おなじみマタタビさん作の山名標
字が薄くなっていたので…ビフォー…
2025年03月23日 12:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 12:26
ようやく七跳山到着
本日の最高峰
おなじみマタタビさん作の山名標
字が薄くなっていたので…ビフォー…
アフター…
上からマジックで濃く書き直した。
2025年03月23日 12:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 12:29
アフター…
上からマジックで濃く書き直した。
三重稜線の不思議な地形の七跳山
降雪していてとても美しい
ウノタワより入り込む人が少ないので、独り占め感が高い!
2025年03月23日 12:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 12:26
三重稜線の不思議な地形の七跳山
降雪していてとても美しい
ウノタワより入り込む人が少ないので、独り占め感が高い!
七跳ブルーと雪☆彡
いいじゃぁ~ないか~!!
2025年03月23日 12:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 12:31
七跳ブルーと雪☆彡
いいじゃぁ~ないか~!!
この先、北上し、奥多摩から秩父へ抜ける予定だったが、予定より1時間も遅くなってしまったので、奥多摩東日原に戻ることにした。
行く予定だった、大平山から先の積雪したブナの原生林の斜面は素晴らしいだろうなぁ~と惜しくも感じたが、ここよりもっと雪深いし、時間がかかるので、残念ながら見送った
2025年03月23日 12:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 12:33
この先、北上し、奥多摩から秩父へ抜ける予定だったが、予定より1時間も遅くなってしまったので、奥多摩東日原に戻ることにした。
行く予定だった、大平山から先の積雪したブナの原生林の斜面は素晴らしいだろうなぁ~と惜しくも感じたが、ここよりもっと雪深いし、時間がかかるので、残念ながら見送った
ので、雪だるまを作って遊んだ
想定外に巨大なのが出来上がってしまった!
2025年03月23日 12:42撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8
3/23 12:42
ので、雪だるまを作って遊んだ
想定外に巨大なのが出来上がってしまった!
ノートレースの長沢背稜!


2025年03月23日 12:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 12:53
ノートレースの長沢背稜!


4つの橋を渡って…雪が付いていてヤバかった
緊張の連続
2025年03月23日 13:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
3/23 13:32
4つの橋を渡って…雪が付いていてヤバかった
緊張の連続
あれは本日行くのを断念した大平山
山肌についた天目山林道にもビッシリと雪が積もっているのが白い筋となって見えた
2025年03月23日 13:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
3/23 13:34
あれは本日行くのを断念した大平山
山肌についた天目山林道にもビッシリと雪が積もっているのが白い筋となって見えた
ノートレースの長沢背稜線
雪のない時期はなんてことのない平和なトレイルで走れるくらいなのだが…こんな状態で、ルーファイも必要…
場所によっては非常に危険な斜度で雪のしたに1枚岩が隠れたりすると悲惨!
慎重に歩を進めた
2025年03月23日 13:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 13:40
ノートレースの長沢背稜線
雪のない時期はなんてことのない平和なトレイルで走れるくらいなのだが…こんな状態で、ルーファイも必要…
場所によっては非常に危険な斜度で雪のしたに1枚岩が隠れたりすると悲惨!
慎重に歩を進めた
ようやくハナド岩
石尾根の山々の素晴らしい景色で少し気を落ちつかせた
2025年03月23日 14:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 14:12
ようやくハナド岩
石尾根の山々の素晴らしい景色で少し気を落ちつかせた
積雪量は凄いのだが、この日は気温が高くて風もなく、標高1500m圏でも日当たりが良いと暑いくらいだった
2025年03月23日 14:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
3/23 14:15
積雪量は凄いのだが、この日は気温が高くて風もなく、標高1500m圏でも日当たりが良いと暑いくらいだった
ハナド岩から先はすこし平和な道になった
左手に大ドッケや峠の尾根、武甲山、その遥か下方に秩父の街が見えた
予定ではあっちに下山だったのだが
家族から頼まれていた秩父土産は見送るとする
どうせまたすぐ行くので…
2025年03月23日 15:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 15:01
ハナド岩から先はすこし平和な道になった
左手に大ドッケや峠の尾根、武甲山、その遥か下方に秩父の街が見えた
予定ではあっちに下山だったのだが
家族から頼まれていた秩父土産は見送るとする
どうせまたすぐ行くので…
ラッセル続きで疲れたので、三ッツドッケへの上り返しは止めて巻道で一杯水避難小屋へ向かったが、この巻道が本日最大のキモだった!
画像では分かりにくいが、メチャクチャおっかなかった場所
左下は切れ落ちた斜面
おそらく雪が付いてなかったらなんてことのない道だと思う
振り返って撮影…
2025年03月23日 15:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
3/23 15:18
ラッセル続きで疲れたので、三ッツドッケへの上り返しは止めて巻道で一杯水避難小屋へ向かったが、この巻道が本日最大のキモだった!
画像では分かりにくいが、メチャクチャおっかなかった場所
左下は切れ落ちた斜面
おそらく雪が付いてなかったらなんてことのない道だと思う
振り返って撮影…
ここもかなりヤバかった!!
ルーファイに行き詰った時は、野生動物の足跡をたどると良い…と聞いたことがあったようななかったような…
2025年03月23日 15:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
3/23 15:31
ここもかなりヤバかった!!
ルーファイに行き詰った時は、野生動物の足跡をたどると良い…と聞いたことがあったようななかったような…
あと少しで避難小屋という手前で行き詰まり、左手斜面についた小動物の足跡をたどって、テキトーに山肌をよじ登り、三ッツドッケから小屋に続いている稜線に無事乗った。
這い上がった斜面を上から見下ろしたところ…
2025年03月23日 15:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
3/23 15:41
あと少しで避難小屋という手前で行き詰まり、左手斜面についた小動物の足跡をたどって、テキトーに山肌をよじ登り、三ッツドッケから小屋に続いている稜線に無事乗った。
這い上がった斜面を上から見下ろしたところ…
一杯水避難小屋到着
2025年03月23日 15:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
3/23 15:48
一杯水避難小屋到着
懸念していたヨコスズ尾根だが、幸い降雪による危険個所はなかった
ヨコスズ尾根も上の方は感じのいいトレイルが続いており景観も素晴らしい
途中、稜線の南東側についた下が切れ落ちている狭いトラバース道があるのだが、雪はかったので、注意して歩けば大丈夫
ただ、途中で両足のハムストリングスがキョーレツに攣ってしまいしばし悶絶…
2025年03月23日 16:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 16:21
懸念していたヨコスズ尾根だが、幸い降雪による危険個所はなかった
ヨコスズ尾根も上の方は感じのいいトレイルが続いており景観も素晴らしい
途中、稜線の南東側についた下が切れ落ちている狭いトラバース道があるのだが、雪はかったので、注意して歩けば大丈夫
ただ、途中で両足のハムストリングスがキョーレツに攣ってしまいしばし悶絶…
1130m圏の樹林帯の、お馴染み、ねじれの樹を通過すると、九十九折の道になる
2025年03月23日 17:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 17:03
1130m圏の樹林帯の、お馴染み、ねじれの樹を通過すると、九十九折の道になる
九十九折りの道途中に咲いていた、ミツマタ
2025年03月23日 17:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 17:28
九十九折りの道途中に咲いていた、ミツマタ
日没が近いので、だいぶ窄まってしまっていたが、たくさん咲いていて春の訪れを感じた
2025年03月23日 17:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/23 17:29
日没が近いので、だいぶ窄まってしまっていたが、たくさん咲いていて春の訪れを感じた
再び、奥多摩日原
だいぶ前からある、お馴染み木製の指導票
17:30発のバスには間に合わなかったが、このあとマジックを使って30分後には奥多摩駅到着
2025年03月23日 17:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
3/23 17:47
再び、奥多摩日原
だいぶ前からある、お馴染み木製の指導票
17:30発のバスには間に合わなかったが、このあとマジックを使って30分後には奥多摩駅到着

感想

3月19日に都心部でも白いものが降った
かなりの大きい粒の降雪で積雪の懸念もあったが午後にはあっさり止んで気温の上昇とともに跡形もなく溶けてしまった。
そのあと連日気温の上昇が進んだので、おそらく山には積もったであろう雪も大分溶けたに違いない、と思った。
もうあと少しで4月だし…
例年この時期になると訪れたくなる場所を目指して奥多摩越えを計画
だが予想に反して、雪深く、撤退を余儀なくされてしまった
目的のエリアへは行けなかったが、逆に大量の積雪が功を無し、七跳山はこれまで訪れた中で一番素晴らしかった!
時期的にも想定外の雪山歩き
しかも人の多い奥多摩なのに完全貸し切り状態の静かな山歩き
正直、雪の付いたトレースの危険個所通過はオッカなかったが、それも歩き応えがあってそれも醍醐味
おそらくこの気温の上昇でこのあたりの雪もすぐに溶けてしまうだろうから、奥多摩最後の雪歩きが楽しめたことに非常に満足。
山の神様に感謝
下山後、日原在住の地元の方のに、奥多摩駅まで車で送っていただいた
地元の方の親切なお心遣いに触れるふれることができ、心も温かくなった

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