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Yamareco

記録ID: 7937522
全員に公開
山滑走
朝日・出羽三山

姥ヶ岳 姥沢旧道~姥ヶ岳南面~西ルンゼ

2025年03月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:53
距離
15.8km
登り
1,248m
下り
1,254m
MarkerMarker
1 km
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
0:37
合計
6:54
距離 15.8km 登り 1,248m 下り 1,254m
9:10
2
志津駐車場
9:12
9:13
117
11:10
11:11
7
11:18
11:19
5
12:27
12:35
12
13:12
13:25
102
15:07
15:15
5
16:04
志津駐車場
天候 曇り時々晴れ
午前中は強風、午後にはやや風弱まる
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
姥沢までの県道除雪が始まった為、志津温泉から先は通行止め。
これまで停めていた場所まで自家用車は入れない。
代わりに志津温泉の手前に広い駐車場が設けられているので、そちらへ駐車。
コース状況/
危険箇所等
●志津駐車場~姥沢
姥沢までの県道は除雪作業車が行き交う。
また、県道の路肩は高い雪壁になっているので、道路に降りるのは簡単ではない。
県道をルートにするのは色々と不便が多いので、石跳川や姥沢旧道などの県道を通らないルートが推奨。

●姥沢~姥ヶ岳
沢コースは雪上車のトレースが続いており凸凹している。
姥ヶ岳の山頂周辺はシェカブラ多く、南面はクラスト気味で滑走するにはあまり良くない。
大斜面コースまで降りれば雪は柔らぎ良くなるので、滑走メインであれば姥ヶ岳まで登らず大斜面コースを繰り返し滑走するのが良いかも。

●姥ヶ岳西ルンゼ
姥ヶ岳西面には複数のルンゼがあり、これはその一つ。
今回滑走したのは一番下のルンゼになるのだろうか。
石跳川までオープンバーンが続いており良い滑走ルートになるが、急斜面なので雪崩注意。
今週もココから。
五色沼のキャット置場から姥沢旧道へ向かう。
今回は、初使用のスキー板のテスト名目で入山。
2025年03月23日 09:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/23 9:14
今週もココから。
五色沼のキャット置場から姥沢旧道へ向かう。
今回は、初使用のスキー板のテスト名目で入山。
今回初使用となるATOMICのBENT CHETLER120
この時期に120㎜のパウダー板を買うのもナンセンスだが、半額以下で売られてたもので、つい…
金具はDYNAFITのRIDGE。
どちらも初使用なので楽しみである。
2025年03月23日 09:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/23 9:16
今回初使用となるATOMICのBENT CHETLER120
この時期に120㎜のパウダー板を買うのもナンセンスだが、半額以下で売られてたもので、つい…
金具はDYNAFITのRIDGE。
どちらも初使用なので楽しみである。
雪解け進む五色沼。
先週よりも水面が広がっている。
2025年03月23日 09:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/23 9:18
雪解け進む五色沼。
先週よりも水面が広がっている。
姥沢旧道のブナ森を進む。
2025年03月23日 09:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 9:39
姥沢旧道のブナ森を進む。
森の雪面は浅いスプーンカット。
春だねぇ。
てか、パウダースノーでテストしたいのだが…
2025年03月23日 09:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/23 9:43
森の雪面は浅いスプーンカット。
春だねぇ。
てか、パウダースノーでテストしたいのだが…
姥ヶ岳が見えてきたが、雲が多くて山頂は見えない。
だが、これから晴れる。
と、ヤマテン先生は言っている。
2025年03月23日 10:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 10:56
姥ヶ岳が見えてきたが、雲が多くて山頂は見えない。
だが、これから晴れる。
と、ヤマテン先生は言っている。
月山方面も雲の中。
2025年03月23日 10:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 10:56
月山方面も雲の中。
冷たい谷の四ツ谷川
2025年03月23日 10:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 10:56
冷たい谷の四ツ谷川
姥沢に到着。
路肩には重機が置かれてあるが、駐車場の除雪はまだ着工していないようだ。
2025年03月23日 11:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/23 11:03
姥沢に到着。
路肩には重機が置かれてあるが、駐車場の除雪はまだ着工していないようだ。
駐車場のトイレ。
先週よりも見える範囲が広がっている。
2025年03月23日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 11:10
駐車場のトイレ。
先週よりも見える範囲が広がっている。
月山スキー場山麓駅
2025年03月23日 11:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 11:23
月山スキー場山麓駅
モビーディック
2025年03月23日 11:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/23 11:31
モビーディック
沢コースを進む。
沢の右岸側に黒い物体が落ちている。
午前中は強風だったので、大斜面コース方面から色々と飛んできているようだ。
2025年03月23日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 11:34
沢コースを進む。
沢の右岸側に黒い物体が落ちている。
午前中は強風だったので、大斜面コース方面から色々と飛んできているようだ。
落とし物その①
HOUDINIのキャップ。
これ、結構高いヤツじゃない?
放置するとまた風で飛ばされそうなので、回収したが…
2025年03月23日 11:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 11:35
落とし物その①
HOUDINIのキャップ。
これ、結構高いヤツじゃない?
放置するとまた風で飛ばされそうなので、回収したが…
落とし物その②
シール携帯用のメッシュ。
少し離れたところにもう一枚落ちていた。
この日、大斜面コース滑った人で、これらグッズを飛ばされた人は居ませんかね?
2025年03月23日 11:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/23 11:38
落とし物その②
シール携帯用のメッシュ。
少し離れたところにもう一枚落ちていた。
この日、大斜面コース滑った人で、これらグッズを飛ばされた人は居ませんかね?
沢コースには雪上車の跡が続いている。
凸凹しており、滑走してもあまり楽しくなさそう。
2025年03月23日 11:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/23 11:46
沢コースには雪上車の跡が続いている。
凸凹しており、滑走してもあまり楽しくなさそう。
午後になると晴れ間が広がってきた。
2025年03月23日 12:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/23 12:07
午後になると晴れ間が広がってきた。
晴れてきたところで休憩がてらに天日干し。
今回、板に合わせてシールも新調。
ブラックダイヤモンドのモヘア/ナイロンミックスにしてみた。
BDのシールを使うのは初めてだが、グライド・グリップのバランスが良く好印象。
ちと寸足らずな気もするが、グリップはしっかり効いたよ。
2025年03月23日 12:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/23 12:14
晴れてきたところで休憩がてらに天日干し。
今回、板に合わせてシールも新調。
ブラックダイヤモンドのモヘア/ナイロンミックスにしてみた。
BDのシールを使うのは初めてだが、グライド・グリップのバランスが良く好印象。
ちと寸足らずな気もするが、グリップはしっかり効いたよ。
沢コースを行き交う雪上車。
スキー場OPENに向けての整備をしている模様。
休日も作業とは、ご苦労様です。
2025年03月23日 12:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/23 12:18
沢コースを行き交う雪上車。
スキー場OPENに向けての整備をしている模様。
休日も作業とは、ご苦労様です。
雲が晴れ、姥ヶ岳が姿を見せる。
今年は豊雪なせいか、例年以上に白く見える。
先週は縦溝だらけだったその斜面だが、今週は綺麗なものだ。
2025年03月23日 12:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/23 12:22
雲が晴れ、姥ヶ岳が姿を見せる。
今年は豊雪なせいか、例年以上に白く見える。
先週は縦溝だらけだったその斜面だが、今週は綺麗なものだ。
いつもの看板にて記念撮影。
先週は真っ白な背景だったけど、今日は姥ヶ岳の姿がくっきり映る。
2025年03月23日 12:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
3/23 12:28
いつもの看板にて記念撮影。
先週は真っ白な背景だったけど、今日は姥ヶ岳の姿がくっきり映る。
では、姥ヶ岳へ。
強風が続いたせいか、上部斜面の雪はガリガリ。
クトーを付けて登る。
このクトーも初使用品なので、地味に新鮮。
2025年03月23日 12:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 12:41
では、姥ヶ岳へ。
強風が続いたせいか、上部斜面の雪はガリガリ。
クトーを付けて登る。
このクトーも初使用品なので、地味に新鮮。
少しルートを逸れて、姥東面を偵察。
状態が良ければここを滑るつもりだったが…
アイスバーンと縦溝だらけで状態は悪そう。
今日は止めておこう。
2025年03月23日 12:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 12:58
少しルートを逸れて、姥東面を偵察。
状態が良ければここを滑るつもりだったが…
アイスバーンと縦溝だらけで状態は悪そう。
今日は止めておこう。
姥ヶ岳山頂に到着。
ようやく晴れの山頂を見れて嬉しい心。
2025年03月23日 13:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 13:12
姥ヶ岳山頂に到着。
ようやく晴れの山頂を見れて嬉しい心。
でも、月山方面はまだガスの中。
2025年03月23日 13:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/23 13:14
でも、月山方面はまだガスの中。
姥ヶ岳から眺める湯殿山。
2025年03月23日 13:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 13:15
姥ヶ岳から眺める湯殿山。
湯殿山、拡大
2025年03月23日 13:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 13:15
湯殿山、拡大
春は近づいているが、未だに山頂は冬の雰囲気。
山頂周囲は尻尾だらけ。
2025年03月23日 13:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 13:15
春は近づいているが、未だに山頂は冬の雰囲気。
山頂周囲は尻尾だらけ。
では、いよいよテスト滑走スタート。
姥山頂から南面にエントリー。
初の120㎜板なので、最初は楽な斜面を滑りたいものだが、いきなりガリガリのアイスバーン。
最初にしてはハードル高くね?
2025年03月23日 13:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 13:17
では、いよいよテスト滑走スタート。
姥山頂から南面にエントリー。
初の120㎜板なので、最初は楽な斜面を滑りたいものだが、いきなりガリガリのアイスバーン。
最初にしてはハードル高くね?
う~ん、やはり太い板で硬い斜面は難しい。
だが、下に行くにつれて斜面はマイルドに。
2025年03月23日 13:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 13:26
う~ん、やはり太い板で硬い斜面は難しい。
だが、下に行くにつれて斜面はマイルドに。
大斜面コースまで滑り降りると、だいぶ斜面は柔くなり滑りやすくなった。
2025年03月23日 13:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 13:34
大斜面コースまで滑り降りると、だいぶ斜面は柔くなり滑りやすくなった。
基部まで滑り降りて、大斜面コースを眺める。
上はガリガリだったけど、下部の大斜面コースはなかなか良かった。
登り返して、もう1回滑ってみよう。
2025年03月23日 13:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 13:44
基部まで滑り降りて、大斜面コースを眺める。
上はガリガリだったけど、下部の大斜面コースはなかなか良かった。
登り返して、もう1回滑ってみよう。
登り返す途中、湯殿山を眺める。
2025年03月23日 14:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 14:09
登り返す途中、湯殿山を眺める。
湯殿山東斜面
疎らにシュプールが見える。
滑走ルート上に目立った雪崩は見られないが、スラフらしきものは所々で見られる。
2025年03月23日 14:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/23 14:09
湯殿山東斜面
疎らにシュプールが見える。
滑走ルート上に目立った雪崩は見られないが、スラフらしきものは所々で見られる。
登り返して、大斜面コース2本目スタート。
2025年03月23日 14:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 14:34
登り返して、大斜面コース2本目スタート。
斜面の先には朝日連峰が明瞭に見える。
そろそろ、あちらも行ってみたいところだ。
2025年03月23日 14:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 14:34
斜面の先には朝日連峰が明瞭に見える。
そろそろ、あちらも行ってみたいところだ。
以東岳かな?
2025年03月23日 14:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/23 14:35
以東岳かな?
これは赤見堂岳だろうか?
2025年03月23日 14:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/23 14:36
これは赤見堂岳だろうか?
2本目を滑り終え、西ルンゼへ移動。
姥ヶ岳には複数のルンゼがあるけど、これはその一つ。
沢型に沿って、石跳川までオープンバーンが続く。
2025年03月23日 14:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/23 14:43
2本目を滑り終え、西ルンゼへ移動。
姥ヶ岳には複数のルンゼがあるけど、これはその一つ。
沢型に沿って、石跳川までオープンバーンが続く。
西ルンゼを滑る。
今回滑った斜面の中では一番の急斜面。
積雪状態が悪いと雪崩の危険があるかも。
2025年03月23日 14:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 14:45
西ルンゼを滑る。
今回滑った斜面の中では一番の急斜面。
積雪状態が悪いと雪崩の危険があるかも。
重く湿った雪だったが板のお陰で、中々快適。
ストップスノーも無し。
ナイスなルンゼだった。
2025年03月23日 14:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/23 14:47
重く湿った雪だったが板のお陰で、中々快適。
ストップスノーも無し。
ナイスなルンゼだった。
隣にもルンゼ状の斜面がある。
こちらも滑走に良さそう。
2025年03月23日 14:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/23 14:47
隣にもルンゼ状の斜面がある。
こちらも滑走に良さそう。
石跳川まで滑り降り、姥ヶ岳を眺める。
2025年03月23日 14:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/23 14:48
石跳川まで滑り降り、姥ヶ岳を眺める。
あとはいつものルート。
石跳川を滑って下山だが…
ここから先はストップスノー続き。
板が滑らねぇ。。。
2025年03月23日 14:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/23 14:49
あとはいつものルート。
石跳川を滑って下山だが…
ここから先はストップスノー続き。
板が滑らねぇ。。。
朽ちた大木。
全身が苔むしており風情がある。
2025年03月23日 14:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/23 14:52
朽ちた大木。
全身が苔むしており風情がある。
石跳川は積雪充分。
当面の間は問題なく湯殿山側へ渡れそうだ。
2025年03月23日 14:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/23 14:53
石跳川は積雪充分。
当面の間は問題なく湯殿山側へ渡れそうだ。
対岸の雪堤。
崩壊が始まっている。
2025年03月23日 14:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 14:59
対岸の雪堤。
崩壊が始まっている。
トラバースポイント。
トレースがあるので容易だが、沢が口を開けているのでドボン注意。
いや、この高さではドボン程度では済まないか。
2025年03月23日 15:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 15:02
トラバースポイント。
トレースがあるので容易だが、沢が口を開けているのでドボン注意。
いや、この高さではドボン程度では済まないか。
ネイチャーセンターまで下山。
2025年03月23日 15:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 15:06
ネイチャーセンターまで下山。
ネイチャーセンターから眺める湯殿山と姥ヶ岳。
2025年03月23日 15:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/23 15:11
ネイチャーセンターから眺める湯殿山と姥ヶ岳。
湯殿山
2025年03月23日 15:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 15:11
湯殿山
姥ヶ岳
2025年03月23日 15:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 15:11
姥ヶ岳
県道分岐まで滑り降りた。
あとは道路を歩いて駐車場へ帰るのが手っ取り早いが、
2025年03月23日 15:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 15:22
県道分岐まで滑り降りた。
あとは道路を歩いて駐車場へ帰るのが手っ取り早いが、
もう少し滑りたいので、引き続き石跳川沿いを滑走。
砂防ダムまで滑り降りて、滑走終了とした。
2025年03月23日 15:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 15:36
もう少し滑りたいので、引き続き石跳川沿いを滑走。
砂防ダムまで滑り降りて、滑走終了とした。
最後は、シールオンで駐車場まで登る。
結構めんどくさいルートだけど、最後までスキーで下山したい人には悪くないかも。
2025年03月23日 15:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/23 15:54
最後は、シールオンで駐車場まで登る。
結構めんどくさいルートだけど、最後までスキーで下山したい人には悪くないかも。
駐車場まで登って、山行終了。
初使用の板だったけど、色んな雪質を滑れて良いテストになった。
2025年03月23日 15:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/23 15:59
駐車場まで登って、山行終了。
初使用の板だったけど、色んな雪質を滑れて良いテストになった。
撮影機器:

感想

春の気配漂う今日この頃。
パウダーシーズンは終わりを迎え、これからは残雪期の山スキーとなるだろう。
その風潮はスキー業界にも表れており、ネットを見てみるとハイシーズンを終えて売れ残ったパウダー用のファットスキーが安売りされているのを見かけるようになった。
その中で、気になる商品があったので、ついポチっと・・・
以前から欲しいと思っていたスキー板が半額以下の値段で売られていたので買ってしまった。
買ったのは、ATOMICのBENT CHETLER120、2024モデル。
センター幅120㎜、パウダー仕様の板である。
実際に届いた現物を見てみると、思わず惚れ惚れとしてしまうような板の太さ。
所有欲を満たす、という点でもなかなか上物の板である。
しかし、私がこれまで扱ったことのある板は、太くてせいぜいセンター96㎜程度。
こんな大物を己の技量で扱えるのか、甚だ疑問なところである。
そんな訳で、早速テスト。
勢いでビンディングやシールも揃えたので、一式携えて姥ヶ岳でテスト滑走をしてみた。

この日は強風だったが、午後から風が弱まる予報なので遅めに入山。
午後に姥ヶ岳登頂となるよう、途中、初使用となるビンディングの調子やシールの効きを確認しながら時間調整しつつ山頂へと向かう。
予定通り、午後には姥ヶ岳登頂。
その頃には風も弱まって、姥ヶ岳上空には青空広がる。
月山方面はまだ雲が多く、そちらは晴れそうもなかったが、今シーズン初となる晴天下での姥ヶ岳登頂。
先週は真っ白で何も見えなかったのでその鬱憤を晴らすが如く、山頂景色を充分堪能した後で、テスト滑走を開始した。
さて、テスト場となる姥ヶ岳だが、この日の雪質は微妙なところ。
山頂周辺はガリガリのアイスバーンで、麓側は例のごとくストップスノー。
春らしい悪雪混じりの斜面状況である。
しかし、1500mから下は程よく緩んだ良い雪で、1000m付近まではザラメになりかけのシャーベット状。
下へ行くにつれて重く湿った雪になってゆき、やがてストップスノー至る、というステージ構成。
悪雪から良雪まで様々な雪質条件が揃っており、テストするには良い環境であった。
最初のステージとなる姥ヶ岳山頂周辺は、シェカブラ混じりのアイスバーン。
初めての板で滑るには酷な条件で、これがなかなか難しい。
これまでの板と同じような感覚でターンすると、忽ちコケそうになってしまう。
滑っては止まって、「なんでうまく曲がれないのだ?」と、幾度も考え込む事となった。
言うまでもなく、アイスバーンとはエッジを効かせてターンするもの。
しかし、これまで使っていた板と、この極太板とではエッジの位置が大きく異なる。
どうやら、それが難しさの原因の様である。
原因が解ると解法も見えてくるもので、エッジの位置をイメージして、ターンの軸がこれまでよりも内側にあること意識しながら滑ると・・・
それなりに曲がれる感があり、練習次第ではそこそこ滑れるようになりそう。
これは一度、アイスバーンだらけのゲレンデ等で集中的に練習してみたいものである。
一方、緩んだ雪の条件下では、なかなか良い。
雪が緩めば緩むほど、これまで使っていた細い板と同じような感覚で滑れる。
これは、雪が緩むとターンの軸がエッジではなく板中心に近づくからだろうか。
即ち、これまで使っていた板と同じ位置に軸が移るため、その板と同じような感覚で滑れるという事なのだろう。
いや、同じと言うよりも、むしろ滑りやすいのではなかろうか?、とすら思えてしまう。
特に顕著なのが重く湿った雪で、普通の板であれば滑りにくい雪質のはずだが、この極太板では難なくこなせる。
今回滑った中では西ルンゼがまさにこの重く湿った雪であったのだが、この板で滑ってみたところ、急斜面にも関わらずターンはスムーズで快適に滑走することが出来た。
やはり、これは板が太いことにより生じる浮力の恩恵なのだろう。
この手のファットスキーはパウダー専用機だと思っていたが、案外、雪を選ばないオールラウンダーのようである。
パウダーシーズンのみならず、残雪期に使用するのも有り、なのかもしれない。
最後に、蛇足であるがストップスノー。
これに関しては、テストするまでもない。
板が細かろうが太かろうが、等しく滑りにくいに決まっている。
板の形状よりもワックスで何とかしろ、と言うものであろう。
板の面積が増えるので摩擦抵抗も増える、という考えもあるだろうが、今回滑った限りでは特に変化は感じられなかった。

以上、なんやかんやと考察しながらテスト滑走してみたが、こんなBCも面白いもので、理系脳を刺激されるものがある。
スキーとは力学なのだな、とつくづく思わされた。
何はともあれ、初乗りテスト結果は良好。(アイスバーンを除けば)
最もテストしたいパウダースノー条件ではどのようになるか非常に気になるところだが、これに関しては来シーズン待ちか。
来シーズンの楽しみが一つ増えたので、それはそれで良い事だが、
これから楽しいザラメシーズンが始まるというのに、来シーズンを待ちわびるとは(笑)
因果な物を買ってしまったな、と苦笑いせざるを得ない。

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コメント

コメント失礼します…シールの保護落としたの自分みたいです…しまったつもりがリュック空いてたらしく…なくなってました。
良かったら使えるようでしたら、そのまま使ってやってください。
2025/3/25 12:15
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1
ヤーマさん、こんばんは
この日の午前中は、風が強く大変でしたね。
私の方は沢コースからアクセスしたのでそれほど風の影響は受けませんでしたが、大斜面コースの方は大変だったかと思います。
シールの保護メッシュ、2枚とも拾っておきました。
状態を見たところ、まだ新品のようですので頂くのは恐縮ですが、ヤーマさんと月山などでお会いする事もあるかもしれませんので、とりあえずそれまでの間お預かりする、という事で。
その間、ありがたく使わせて頂きます
2025/3/25 20:12
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Luskeさん自然破壊の一助にならない様に阻止して頂き感謝します😅
板と合わせてブラックダイヤモンドの品物なのでガンガン使って下さい👌
発注しちゃったので、返品はしなくてオッケーです⭕️
2025/3/25 22:08
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了解しましたgood
遠慮なく使わせて頂きます
2025/3/26 7:23
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