四ッ岳 北面台地 激パウ
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,463m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 12:42
5.05 1600m 大滝川徒渉
10.37 2554m 三角岩
11.21 2744m 四ツ岳山頂着
11.37 2744m 四ツ岳山頂発
12.01 2554m 三角岩
13.31 1600m 大滝川徒渉
14.52 1310m 平湯キャンプ場着
天候 | 雪のちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
平湯キャンプ場で40cm 大滝川はポリ袋で徒渉 北面台地に上がれば北東コースで山頂までスキーで行ける |
写真
感想
銚子ヶ峰で楽しんで平湯に移動した.当初さぶと白谷山に行く予定だった.兄ちゃんも山に行くと聞いていたのでラインすると山スキー部の後輩(大食家、お替わり君)と平湯にいるじゃないですか。どこ行くんかと聞くと四ッ岳北面と言う.今年の雪不足でそこへ行くと言うなら余程の達人か無知な馬鹿かどっちかだぞと伝えた.怪しげな山スキー部二人が心配で急遽予定を変更して四ッ岳にさぶと同行する事にした。
朝2時半平湯キャンプ場発とした。今日は激しい闘いになると読んでスタート時間を早めた.僕が2時過ぎに一番乗り、兄ちゃんが次ぎに来た.ここでまずい事がスタート前にお替わり君が車の横に無造作に板を置いていたら三番手のさぶの車に板が敷かれてぶっ壊れてしまった.雪が降っていて板が埋もれてさぶは悪くない.無造作に板を置いた彼が悪い.
運良く一本板があり取り敢えずスタート出来た.平湯キャンプ場で積雪40cm程か、いきなりの沢登りは笹も出ていてスリップの嵐、いきなり試練だ.行く手を薮に阻まれ知らない内にルートを外れ気が付くととんでもない場所にいた.そんなこんなで大幅に時間超過、大滝川徒渉地点まで通常の三倍の三時間を要した.
大滝川は当然ブリッジは無く、徒渉しかない。これを予想して頑丈な大型ポリ袋を四枚用意してある.暗闇の中際どい徒渉を無事終えた.ここから北面台地の登り上げが雪不足で大変だった.何度も失敗して最後僕が何とかルートを切り開いた.
北面台地に登り上げれば後は激ラッセルを延々と続けるだけ.しかし薮がここでも行く手を阻み難儀なルート工作を余儀なくされた.それでも何とかうまくルートを伸ばす.僕は口は出すが足は出さない.元気な若手三人に頑張ってもらおう.薮は多いが帰りは激パウ間違い無し.ガンガン高度を上げてようやく三角岩に、ここからが核心部、地獄の始まりお替わり君は地獄ゴーグルもGPSも持ってないと言う。よくこれまで無事であった.装備をケチると葬式代が高くついてしまう。
僕が先頭でホワイトアウトの中ルートを伸ばして行く.強風の中ようやくゴーール.今日はプチ地獄くらいか.さて山頂からは激パウ三昧、薮をかわしながらガンガン滑って行く.色々トラブルもあったが終わってみれば12時間を越す激闘だった.
今シーズン四ッ岳北面は初だろう。現時点の四ッ岳北面はかなり難易度は高い.さらに雪が増えるまで安易に入るべきではないと思う.
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